2012年11月30日の体験記
皆さん、アロ~ハ!
いそぽんです(^^♪
今回は
ハワイ島のオプショナルツアー
『マウナケア山頂とスター・ゲイジング』
の体験記を紹介しますよ♪
このツアーは昼頃出発して、マウナケア山頂のスバル天文台付近からサンセットを鑑賞し、デラックス天体望遠鏡で星空を観察するとてもロマンチックなツアーです♪
『マウナケア山頂とスター・ゲイジング』ブログ行程
- マウナケア山頂とスター・ゲイジングの紹介
- スズキ牧場
- 溶岩大地
- オニヅカ・ビジター・インフォメーション・センター←今回の記事
- 山頂に続く道にて
- マウナケア山頂とサンセット・天体観測
参加当時と現在では、ツアー内容が異なっている場合があります。でも、楽しさは一緒です♪
前回の記事:マウナケア山頂とスター・ゲイジング(天体観測)パート2「溶岩大地」
マウナケアってどんな山?
いよいよ『マウナケア山頂とスター・ゲイジング』の目的地「マウナケア山頂」に向かいます♪
マウナケアとはハワイ語で「白い山」という意味だそうです。マウナが”山”でケアが”白い”です。
なぜ「白い山」なのか・・・
それは常夏のハワイでも、冬季にはこの山に雪が降り、山肌を白く染めるからなんです(゚Д゚;)ちょっとやそっとの雪じゃありませんよ、なんとスキーまでできてしまうくらい降り積もるそうなんです。それでいて、滑らかな斜面だから最高ですよね。
それもそのはず。このマウナケア、富士山より標高が高いんですよ。素人が下手に運動なんてしようものなら高山病にかかります(汗)
マウナケアの標高はなんと4205m!!
だけどこの山、嬉しいことに傾斜が滑らかなため、山頂まで車で行けちゃうんですね♪ただ普通の自家用車でププ~って走っていくのはダメ!4WDでブイ~ンです。個人で行かれる方はご注意下さいね。私はツアーをおすすめします。
そして、いそぽん家は富士山に登ったことがないのに、いきなり富士山より高い山の山頂にまで行けるという経験をすることができました。
オニヅカ・ビジター・インフォメーションセンター
マウナケア山頂に行くまでに必ずここで休憩をします。「オニヅカ・ビジター・インフォメーションセンター」という場所です。
この地点で既に標高2800m。ここで休憩をとって体を慣らしておくことが高山病対策になります。
夕食も含め1時間半程度の休憩です。オニヅカセンターは広くないですが、お土産やお手洗い、喫煙所♡がありますよ。
※夕食が無いツアーもあります。いそぽん家が当時参加したツアーでは現在夕食がなくなっているようです。
オニヅカセンターはその名の通り、日系人のオニヅカさんに因んで建てられました。
オニヅカさんはハワイ島発の宇宙飛行士。しかし、チャレンジャーに搭乗し爆発事故で亡くなられてしまいました。せめてこのセンターがいつまでも繁栄していくことを祈ってやみません。
絶滅危惧種の植物発見!
オニヅカセンターのお手洗いの左手に、このような門があります。
一見入ってはいけなさそうですが、ガイドさん曰く入ってもOK!
もちろん興味津々で入っていきました。
左の方に何か人工物があります。
これは祭壇です。祭壇なので、正面ではなく風景の1つとしての写真にしました。
♂いそぽんは神様系に弱いです。ちなみに日本式で参拝しました。
こんな景色が広がっています。
そしてこの地には絶滅危惧種のある植物が生息していました。
それがこれ!「銀剣草(ぎんけんそう)」です。
銀剣草は、ハワイ固有種の高山植物です。
この草は十何年かに1度だけ花を咲かし、その後枯れてしまいます。
この場所でこれだけはお願い!
銀剣草には絶対触らないでください。
銀剣草は非常に弱い植物で、人の手が触れると低温火傷状態になりたちまち枯れてしまうのです。ガイドさんもかなり必至にお願いしていました。
今回は花が咲いているところは見れませんでしたが、下の写真のように根を踏んでしまわないよう手厚く保護されている植物なのです。
こういった情報もツアーならではです。
最近の情報は分かりませんが、もしかしたらこの場所は立ち入り禁止になるかもしれませんね。全てはここを訪れる観光客のマナー次第だと思います。
さらにこの山には、法律では禁止されていなくても、ロコにとって行ってほしくない場所というのがあります。それを知らずに(知ってて行く人もいるようですが)、その場に行き神聖な場所を乱すような人がいるそうです。
マナーと誇り高き日本人はそんな真似しないよう願っておりますm(_ _)m
マウナケア登山ワンポイントアドバイス
マウナケアに行かれる方にワンポイントアドバイスです。個人で行かれる方も、ツアーで行かれる方も参考になれば幸いです♪
寒さ対策は必須!
オニヅカセンターでも標高は2800mです。寒さを感じるかもしれません。山頂に向かうほどもっと寒くなりますし、酸素も薄くなりますので、カイロ持参の方はこの時点で必ず使い始めましょう。山頂では酸素が少ないので温まりません。
後の記事で紹介しますが、ツアーでは防寒具を貸してもらえます。ただ、寒さに弱い方は自分なりの防寒対策もしておきましょう。
レンタカーで行く時の注意点
個人で行かれる際ですが、マウナケアはレンタカーの保険適用外か条件付きの道になっていると思います。普通の道を走っている場合の保険ではないことがあるので、必ず確認するようにしましょう。
さらに、ハワイ島では各国の天体観測の妨害にならないよう島をあげて夜間の電灯の明るさを調整しているそうです。
山頂はなおさら厳しいです。山頂でのライトの点灯は禁止されています。下山は暗い道路を無灯で走ることになるそうです。これは慣れている現地のガイドさんでも危険と言っていました。
マウナケア山頂へは、ツアーへの参加をおすすめします。歩いている人もいました(゚Д゚;)どれくらい時間かかるんだろう??
次回は体も慣れ山頂に向かっていく様子です。いそぽんの無差別シャッター写真が多くなる予定です。
次の記事:『マウナケア山頂に続く道にて』
よいご旅行を!
マハロ♪