アロ~ハ!いそぽんです。
今回は、ハワイ島で宿泊した「ヒルトン・ワイコロア・ビレッジ」のオーシャンタワーの宿泊記です。
ヒルトン・ワイコロア・ビレッジには3つの宿泊棟があります。オーシャンタワーはメインロビーからもっとも遠い場所にあり、他の棟よりも静かな環境。ビレッジの外に出かけることが少なく、のんびり静かに過ごしたい人にぴったりな環境です。
一方で、島内観光などビレッジの外に出ることが多いなら、メインロビーに近いマカイ(ラグーン・タワー)かパレスタワーの方が便利。そんなこともお伝えしていきます。
オーシャンタワーのみ、ヒルトングランドバケーションズクラブ(HGVC)のタイムシェアになっているため、「オーシャンタワーbyヒルトン・グランド・バケーションズ」という名称になっています。部屋には1人または複数人のオーナーがいて、オーナーが利用しないときに客室として開放しています。
ヒルトン・ワイコロア・ビレッジで後悔していること
ヒルトン・ワイコロア・ビレッジに宿泊するなら、まるっと1日ホテルや周辺で遊ぶ日も予定に入れてください。
今でも心の底から後悔しているのは、25万㎡もある超広いホテルに宿泊したのに、ホテルで過ごす日が1日もなかったことです。
\1日でも足りないくらいの広さ/
朝早くからオプショナルツアーに参加して、帰ってきたのは夜遅く。施設を堪能することなく終わりました。
こういうのもやればよかった…
プールは3つもあるのに1つも入っていない。ラグーンビーチにも行っていない。すごくもったいない。
溶岩を活かして設計されたゴルフコースでは、記録より記憶に残るラウンドができるかも。
いそぽん家は次回の宿泊までずっと後悔し続けます。これからヒルトン・ワイコロア・ビレッジに宿泊するのなら、1日~2日間はホテルや周辺で遊ぶ日を作れないか検討してみてください。
ヒルトン・ワイコロア・ビレッジとオーシャンタワーの思い出
メインロビーは2階ですが、1階には日本語でチェックインできるデスクがあります。
このカウンターの手前にも日本語を話せるスタッフがいました。そこでもチェックインできるということなので話をしてみると、
タイムシェア(ヒルトングランドバケーションズクラブ)の説明をされて時間がかかりました。移動で疲れた体を早く休めたいのに。話を聞いたお礼として、なにか記念品をもらったような気がします。
チェックインのときに敷地内の簡単な説明を受け、ヒルトン・ワイコロア・ビレッジMAPをもらいました。
やっぱり紙媒体の地図は見やすくて便利です。
チェックインを済ませ、1階のメインロビーへ。
広い敷地を贅沢に使ったメインロビーは、風が抜けるつくりで、開放感は抜群です。バケーション気分をより一層盛り上げてくれました。
ロビーにはフリーで飲める薄味のレモン水が設置されていました。体になじむ絶妙な薄さで、滞在中に何杯飲んだか覚えていません。
─ Information ─
タイムシェア移行後、オーシャンタワーのチェックインはオーシャンタワー内にあるウェルカムセンターに変わったようです。旅行会社または予約後に届くメールで確認しておきましょう。
マカイ、パレス・タワーはメインロビーでチェックインできます。
路面電車(トラム)が走っている
ロビーを出て最初に驚いたのは、2台のトラム(路面電車)でした。
運行時間:毎日6:00~翌1:00(無料)
ビレッジといってもここはヒルトンのホテル。夢のようでした。
トラムはマカイ(ラグーン・タワー)とオーシャンタワーを繋ぐ移動手段です。乗り場はメインロビーを含めて5か所あります。
停車場所:マカイ、メインロビー、コンベンションセンター、パレス・タワー、オーシャンタワー
オーシャンタワーから歩くと、マカイまでは約20分、メインロビーまでは約15分かかります。敷地の端から端まで歩くとなると約30分かかります。この移動を楽にするのがトラムです。
海の景観が美しいオーシャンタワーは、メインロビーから1番遠い場所にあります。トラムに乗り遅れて何度もメインロビーまで歩きました。このようなデメリットも考えてどのタワーに宿泊するか決めましょう。
メインロビーまで徒歩でかかる時間
マカイ 約3分
パレス・タワー 約6分
オーシャンタワー 約15分
ボートもあります
トラムの横には水路があって、ボートも運航しています。
キャナルボート。
運航時間:毎日 14:00~22:00(無料)
キャナルボートも移動手段の1つです。また、景色や夜景を楽しむアクティビティとしても使えます。
今回は乗る機会がなく残念でした。
トラムから見える景色にわくわく
何はさておき、最初にきたトラムに乗ってみました。
シートは向かい合わせで、1対ごとにドアがあります。朝は他の人と一緒になることもありますが、昼はほぼ独占状態。エアコンもしっかり効いていて、スピードはゆっくり。乗り心地は快適でした。
走行中のアナウンスは英語ですが、停車場所では日本語のアナウンスも流れます。
トラムから見える景色。
あれこれ詰め込まず、自然を活かしているのもヒルトン・ワイコロア・ビレッジの特徴です。
ちょうどオーシャンタワーとは反対に進むトラムだったので、施設内の景色を堪能することができました。
日常生活では見ない南国の景色を見ていると、口がポカンと開いてしまいます。よだれを垂らしてしまいました。
他にもこんな景色を見ることができます。
20分弱で1周できます。
オーシャンタワー前に到着。
ここはパラダイスでしょうか。
初めての経験が多過ぎて、脳が目の前の光景に追いつきません。足元がフワフワしていました。
前のリボンはクリスマス仕様?かわいかったです。
オーシャンタワーの部屋と景色
トラムを降りるとレストランのような建物があります。
Boat Landing Cantina(ボート・ランディング・キャンティーナ)。
メキシコ料理の店。辛いものは苦手です。
タワーの内側にひっそりとあるプール。
「オーシャン・タワー・プール」
18歳以上限定の大人専用プール。
プールサイドでのんびり過ごしている人が多かったです。右端の人は、足だけプールに入れて読書していました。
部屋に到着。
オーシャンビューにしました。
オーシャンタワーの中でも海に近い部屋。視界を遮る大きな建物がなく、海を遠くまで見渡せます。
部屋に入ると、備えつけの電話がピカピカ点滅していました。ボタンを押したら英語で2分ほどのメッセージ。
いそぽんは英語が分からない典型的な日本人。ボタンを押したことを後悔しました。
ちなみに、翌日も英語のメッセージが入っていて、2日連続で同じ後悔をすることになりました。
スーツケースを広げられるスペース。2人旅行なら十分な広さです。
ベッドはキングベッド。
大きな窓の中央に合わせた角度で配置しているので、朝日で目を覚ましたり、横になりながら景色を楽しむことができます。
ハワイのシンボルになっているウミガメ。
バスとトイレは一緒でした。
トイレが別ならよかったのに。
ラナイもちょっと残念。
リゾートホテルにしては狭いです。ラナイで足を伸ばして横になりたい。
景色は良かったです。
ゴルフのパット用コースがありました。
ハワイといえば、海とヤシの木。
耳もとで聞こえる波の音をBGMに、少し肌寒い潮風にあたりながらの朝の散歩は最高です。
適当に写真を撮りまくった中から、1枚加工してみました。
朝に撮影した写真。もともときれいな風景を加工したら幻想的な景色になりました。
ラナイから下を見たら猫が2匹。
別の動物が登場。
立ち止まる猫を無視して、スタスタと歩いていきました。
アイドル的な眼差しをもつ人懐っこい子猫もいました。めちゃくちゃかわいかったです。
自然と動物が近いのもヒルトン・ワイコロア・ビレッジのいいところです。
朝食会場 Big Island Breakfast at Water’s Edge
Big Island Breakfast at Water’s Edge
ビッグアイランド・ブレックファースト・アット・ウォーターズ・エッジ
営業時間:7:00-10:30
広々として豪華な雰囲気。清潔感もあり、優雅な朝にふさわしいステージです。
朝食はビュッフェ。
ハワイアンフードはもちろん、和食もあり、品数が豊富です。味も美味しくて文句なし。
日本のホテルだと、7:00からの朝食ビュッフェには人が並びますが、ハワイではみんなのんびり。窓際のいい席に案内してもらえました。
でも、ツアーの集合時間が迫っていたので、ササっと食事して退席。もったいないことをしました。あと30分早く営業開始だったらよかった…
オーシャンタワーからメインロビーまでの通路は美術館?
オーシャンタワーからメインロビーに繋がる通路も1回は歩いてみてください。不思議な美術館のようになっています。
オーシャンタワー側から歩いてみました。通路はトラムに沿って作られているので道に迷うことはありません。
馬。少し奥に白鳥。
ヒルトン・ワイコロア・ビレッジは、様々な容姿をした馬の美術品が至るところにあります。
右側には人魚。左側はなにか忘れた。
この通路には数えきれないほどの美術品が展示されています。
これはまだ序の口。不思議な美術品はまだまだたくさんあります。1つずつ立ち止まっていたら、1時間かけてもゴールできないかもしれません。
ワイコロア・アートコレクション
hiltonwaikoloavillage.jp
ヒルトン・ワイコロア・ビレッジでは、アジア、欧米、ポリネシア文化を反映した1,800点以上、総額800万ドルのアート作品をリゾート内至る所に展示しております。芸術作品を通して、受け継がれるハワイの人々の文化と生活を知り、その素晴らしさを感じていただけます。
夜の散歩
ツアーだらけのスケジュールのため、ヒルトン・ワイコロア・ビレッジの中を散策できたのは夜8時過ぎでした。
夜は人が少ないので、明るい時間に散策することをおすすめします。
メインロビーのトラムの先にある場所
ライトが灯って高級感アップ。
すぐ横には大きな仏像がありました。
夜見るとちょっと怖い。
中国の兵馬俑(へいばよう)にありそうな大作。
ラグーン・ビーチにある滝の裏から
ラグーン・ビーチは、トロピカルフィッシュやウミガメも泳いでいるラグーン。海より安全にシュノーケリングができ、次回絶対行きたいスポットです。
このド派手に粗い写真はラグーン・ビーチからの夜景。
暗い中で風に揺らぐヤシの木をじっと見てしまいます。ホテル内で感じられる自然が心地いい。
松明(たいまつ)に照らされた道を歩くと、不思議とエネルギーが湧いてきます。
夜のハンモック。
乗りにくい、真ん中に行けない、体が痛い。
ほんとに馬の置きものが多い。
オーシャンタワーのさらに先にあるブッダ・ポイント。
ヒルトン・ワイコロア・ビレッジにいると、世界の様々な文化をリスペクトしているのがよくわかります。でも、配置のコンセプトは全然わかりません。そこもおもしろいところです。
同じ思いをしてほしくないのでもう1度書いておきます。
ヒルトン・ワイコロア・ビレッジに宿泊するなら、1日か2日はホテルで過ごす日を作ってください。
ヒルトン・ワイコロア・ビレッジは優しいスタッフが多い
みんなとは言いませんが、ヒルトン・ワイコロア・ビレッジのスタッフは優しい人が多かったです。明るくて笑顔が素敵なスタッフは、バカンスをより良いものにしてくれます。
優しすぎてびっくりしたのは、トラムに乗り遅れてツアーの「集合時間に間に合わない!」って走っていたときのこと。なにかのきっかけでスタッフが声をかけてくれて、スタッフ用通路からショートカットさせてくれたのです。おかげで間に合いました。
ヒルトン・ワイコロア・ビレッジ「オーシャンタワー」に泊まるなら
広い敷地にバカンス感が詰まった施設の数々。施設内にはショップもいろいろ。ヒルトン・ワイコロア・ビレッジは、ハワイ島旅行を楽しいものにするベース基地のようなホテルです。
オーシャンタワー
オーシャンタワーは利便性の面では満足できないかもしれません。トラムに乗り遅れると次が来るまで10分以上かかり、タイムロスが出やすいです。ホテル内でゆっくり過ごしたい人に向いています。
オーシャンタワーの強み
- 海の景色がいい(オーシャンフロントのみ)
- 人が少なく比較的静か
マカイ(ラグーン・タワー)
子どもがいるファミリーやホテルの外に出ることが多い人に便利。オーシャンフロントにすれば、部屋から海もきれいに見えます。料金は高めですが、迷ったらマカイ(ラグーン・タワー)がおすすめです。
マカイ(ラグーン・タワー)の強み
- メインロビー、セルフパーキングに近い
- コナ・プール、ラグーン・ビーチに近い
- ルアウショー会場に近い
- イルカを見れる
- ショップ、売店が多い
- コハラ・スパを利用できる
パレス・タワー
客室棟にリゾート感が溢れるのがパレス・タワー。夜はムーディーな噴水があります。広くてモダンな客室とコハラ・スパ製のアメニティ。カップルにおすすめです。施設の中心にあり、敷地内を歩き回りたい人にも便利。コインランドリーはありません。
パレス・タワーの強み
- ムードがいい
- 客室がゆったりしている
オーシャンタワーもいい思い出ですが、海の景色や人の多さに余程のこだわりがなければ、マカイやパレス・タワーの方が便利だったと感じた宿泊記でした。
ホテルで過ごす日が1日以上ないともったいないですよ!
いそぽん(@isopon11)でした。
マハロ♪
宿泊日:2012年11月28日から3泊