アロ~ハ!座ったままだと寝られないいそぽんです。
最近のエコノミーは以前より座席スペースが広くなりましたが、座って寝るのが苦手な人には苦痛ではないでしょうか。後ろの人が気になってリクライニングできない。でも、往路は寝ておかないと時差ボケしてしまう・・・。プレッシャーです。
往路を快適に過ごせたら、ハワイに着いてすぐ元気に動き回れるのに・・・。
でもビジネスクラスの費用は出せない。
この中間をいい具合に満たしてくれるのが、プレミアムエコノミー(スカイプレミアム)です。
というわけで、今回は往路でプレミアムエコノミーを利用しました。エコノミーとの違い、追加料金分の価値はあったのかをご紹介します。エコノミーにしようかプレミアムエコノミーにしようかで迷っている時の参考にどうぞ。
座席スペースが広いので快適性が全然違いました!
ちなみに、復路は寝なくてもいいので、エコノミーシートで時間いっぱい映画を観て楽しんできました。
プレミアムエコノミーは1人5万円アップ ※時期による
利用した路線は中部国際空港(セントレア)⇔ダニエル.K.イノウエ国際空港(旧ホノルル国際空港)です。ルックJTBの予約で、エコノミー料金にプラス50,000円(片道/1人分)でした。
※料金は時期で異なります
2人で片道100,000円プラス。決死の覚悟でした。悩んだ結果、「往路だけ奮発してハワイを初日から楽しもう!」ということになりました。
復路はJALのエコノミーですが、「新・間隔エコノミー」といって以前より快適に座れるシートにリニューアルされています。なので、プレミアムエコノミーと新しいエコノミーで比較していきます。
JALの国際線エコノミークラスシートは、2017年「ワールド・エアライン・アワード」で、世界で最も優れたエコノミークラス座席「ベスト・エコノミークラス・エアラインシート」という賞を受賞しました。
どこでも寝れる人はエコノミーで十分
ハワイ旅行の時差ボケ対策は、往路で寝るのが鉄則。だから、飛行機で寝れない人はプレミアムエコノミーにする価値あり。
後ろの人を気にせずリクライニングできるし、シート幅が広くてリラックスできるからです。あくまでエコノミーなので仰向けには程遠いですが、寝れなかったとしても疲労感が全然楽です。新婚旅行なら往路だけでもプレミアムエコノミーをおすすめします。
機内でほとんど眠れない神経質な僕でも、結構寝ることができました。おかげで初日から思いっきり歩き回れましたよ
逆に、どこでも寝れる人はエコノミーで十分です。昔と比べたら広いし、寝てしまえば不自由は感じないと思います。
シートの違い「足元の広さに感動」
まずはシートピッチを比較から。機内時間の快適性に差が出ます。
※最前列は異なります
比較する機体は、エコノミーがSKY SUITE777(777-200ER)とSKY SUITE767、プレミアムエコノミーがSKY SUITE777(777-200ER)です。詳しくは
シートピッチ | アームレスト間 | |
新・間隔 エコノミー | 約84~86cm | 約47cm(777) 約45cm(767) |
プレミアム エコノミー | 約107cm | 約48cm |
シートピッチは前の席との間隔で、広い方が窮屈感が少なくて楽です
新・間隔エコノミーは以前のシートと比べて約10cm広くなり、圧迫感が改善され窮屈な感じが減りました。プレミアムエコノミーはさらに20cm広いので、足元にかなり余裕があります。
座った瞬間に感動しました!
前席とのスペースを比較
エコノミー
身長177cmやせ型のいそぽん。足元はこんな感じです。これでも以前と比べると広くなっていて嬉しい。
プレミアムエコノミー
広い!嬉しい!
足をバタバタできる!
膝から下をグッと伸ばせるこの広さ。感動です。圧迫感がなくて最高!
さらに!↓
リクライニングしても後ろに嫌がられない!
飛行機でも新幹線でも、ずっと解決しないリクライニング問題。でも…
プレミアムエコノミーのリクライニングは、後ろにシートが倒れない!
シートだけが前にずれるので、後ろを一切気にしなくていいのです。もちろん、前のシートが倒れてくることもないので、自分のスペースが狭くなることもない。膝にガツンとされたり、モニターの位置が変わったり、ドリンクホルダーのジュースがこぼれそうになったりすることはありません。
テーブルが広くてワチャワチャしない
エコノミーによくある「食事中のドリンク置き場所定まらない問題」もプレミアムなら問題なし。
機内食を食べる時、ドリンクやトレーのフタ、ゴミの置き場所に困ることがあります。プレミアムエコノミーのテーブルは、機内食の奥にカップを置けるだけの広さがあります(オレンジで囲ったところ)。A4サイズのノートパソコンも余裕で置ける広さです。
ちょっとしたストレスが減ったのも嬉しい!
ポケットホルダーにも差が
スマホやペットボトルのポケットホルダーも比べてみましょう。
エコノミー
スマホのポケットは便利。ペットボトルのポケットは、膝に当たって邪魔になることも。
プレミアムエコノミー
ペットボトルホルダーは膝より高い位置にあって邪魔になりません。カップホルダーがテーブルの底面についているため、わざわざテーブルを出さなくていいのが便利です。
プレミアムエコノミーだけの装備
エコノミーにはないプレミアムエコノミーだけの装備もありました。
▼センターディバイダー▼
隣りの人と顔の部分で仕切ることで、プライバシー保護の役割になっています。
センターディバイダーの横に垂れさがっているのは読書灯。手元に近いため細かく位置を調節できます。機内時間を読書で過ごすという人にはたまりません。
▼幅広のアームレスト▼
隣りの席との間にあるアームレストは幅広サイズ。隣りの人との間隔がエコノミーより広く、仕切りとしての役目もあります。通路側のアームレストは、エコノミーと同じ幅です。
▼大型レッグレスト▼
次に紹介するフットレストと併せて使うと、足がだるくなりにくくなります。飛行機を降りるといつも足がむくんでいる人は是非使ってみてください。膝を直角に曲げたままの時よりかなり楽です。
▼フットレスト▼
3段階で調節可能なフットレスト。楽な高さに調節してレッグレストと一緒に使うと効果抜群です。
この記事を書いている時に知ったのですが、足の対策グッズで青竹踏みの貸出しがあるそうです。エコノミー席でも借りられるようなので、足が疲れる人は試してみてはいかがでしょうか。
シートの違いの比較まとめ
当然ですが追加費用のあるプレミアムエコノミーの方がかなり快適です。自分のテリトリーが広くなるので精神的にも楽でした。
特に往路は体を休めておきたいので、窮屈感がない、リクライニングに気を使わない、足のだるさが少ないという点がプレミアムエコノミーのメリットです。
ハワイに到着してからの足の軽さが違います!
いそぽんは、横にならないと熟睡できないので眠気は残りましたが、エコノミーとの違いはしっかり感じられました。
1人50,000円は正直高いですが、ハワイ旅行を1年の最大の楽しみにして、その為に全力を注いでいるいそぽん家にとっては満足できる内容でした。
空港ラウンジが使える
JALのプレミアムエコノミーを事前予約すると、サクララウンジを利用できます。
当日のアップグレードでは使えないそうです
ラウンジを使うには、航空会社で設定されている〇〇会員とか条件があるようですが、正直よく分かりません。会員になっていないので。ルックJTBのツアーでも事前予約に変わりないので、サクララウンジを利用できました。
早めに空港入りするなら、ラウンジが使えるとのんびりできていいです。軽食や飲料はあるし喫煙部屋もあるしで快適でした。いそぽん家は飛行機出発時間の4時間前に空港入りするので、空港散策を楽しんだ後の休憩にぴったりでした。
復路はエコノミーだったので、ダニエル.K.イノウエ国際空港のラウンジは使えず雰囲気は分かりません。詳しくはJALのページでご確認を。
食事の違いは?
機内食を楽しみにしている人も多いですよね。
機内食はエコノミーでもプレミアムエコノミーでも一緒です。ただ、出発する空港によってメニューが異なるだけ。提供される飲料は少し違いました。
▼食事(セントレア発着の場合)▼
現在はメニューが変わっているので詳細は書きませんが、やっぱりメインが美味しくないです。サラダとかケーキ、パンは美味しいのに、ロコモコ丼が・・・
成田発便は資生堂パーラーとのコラボレーションメニューです。1度食べてみたいですが、その為だけに成田まで行くのは面倒なのですんなりと諦めます。
ちなみに復路は、日本のどの空港に向かっても機内食は同じのようです。やっぱりメインが残念。セントレア到着前に出たツナのクロワッサンサンドイッチとヨーグルトが美味しかったです。
私個人の感想です。お好きな方はごめんなさい
▼飲み物▼
エコノミーとプレミアムエコノミーのメニューを比較すると、アルコールとノンアルコールで違いがありました。プレミアムエコノミーの方が選択肢が少し多いです。
アルコール飲料では、シャンパンや焼酎を飲むことができます。もしかしたらお酒の種類も高級かも。いそぽん家は機内でアルコールを一切飲まないので、全く恩恵はありません。
ノンアルコール飲料のメニューがこちら。
ノンアルコール飲料では、炭酸入りのミネラルウォーター「ペリエ」を飲む事ができます。
アメニティグッズの違い
JALのエコノミーとプレミアムエコノミーの最大の違いは、シートの違いです。アメニティやこの後紹介するモニターの比較は読み流してもいいかもしれません。
エコノミー
- 耳栓
- アイマスク
プレエコ
- 耳栓
- アイマスク
- 歯ブラシ
- スリッパ
- 保湿マスク
※プレエコ=プレミアムエコノミー
これは往路の内容ですが、プレミアムエコノミーには保湿マスク(ぬれマスク)がついていました。
プレミアムエコノミーのスリッパは厚手で靴ベラ付きです。
まさかスリッパにも違いが出るとは。
エコノミーはスリッパが無くなったので、機内で靴を脱ぎたい方は手荷物で持っていきましょう
モニターを比較
往路は機内食を食べて寝るまでの間、復路は映画を見るなどモニターが活躍する場面は結構あります。モニターの違いを比較してみました。
写真の撮り方を完全に失敗していますが、エコノミーの方が画面は小さいです。
エコノミー
- 10.6インチ
プレエコ
- 12.1インチ
※最前列は10.6インチ
※どちらもタッチパネル式
さらにプレミアムエコノミーはヘッドホンがごつかったです。
言うまでもなく左がエコノミー。ここまで違うと少し悲しくなります。
プレミアムエコノミーのゴツいヘッドホンはパナソニック。乗る機体によってはソニーになるらしいです。音がいいのはもちろん、ノイズ減少や耳栓代わりにもなります。
その他の違い
エコノミーにはないメリットは他にもあります。
専用チェックインカウンター
成田第2旅客ターミナル、羽田、関空、セントレアには専用のチェックインカウンターがあるので、行列ができている時に便利です。
プライオリティバッゲージサービス
預けた荷物をファーストクラス、ビジネスクラスの次に受け取れるサービスです。
プレミアムエコノミーはCAさんが挨拶にきてくれました
「JALホノルル線プレミアムエコノミーとエコノミーの比較」まとめ
1番の違いはシートの快適性です。プレミアムエコノミーの方が飛行機疲れが少なくて、到着直後から遊びまわれます。
こんな人はエコノミーでOK
どこでも寝れる人や、多少寝不足でも若くて体力がある人なら、エコノミーでも十分。この分の費用を他で使うのも手だと思います。
こんな人はプレミアムエコノミー
座った状態だと寝れない、飛行機移動でいつも疲れを感じる等、機内で体力を使ってしまう人は、プレミアムエコノミーはおすすめです。あと、ハワイ挙式の人も疲れが顔に出ないよう往路だけでも利用するといいかもしれませんね。
初日の疲れは2日目も引きずることが多いので、往路の体力温存と時差ボケ対策をして思いっきり遊びましょう。
ちなみに、移動の疲れ解消にはロミロミマッサージもおすすめ。2日目からの体の軽さが違いますよ。
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初日もハワイ旅行を楽しんでくださいね!
いそぽん(@isopon11)でした。
マハロ♪
体験日:2017年11月3日
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