モアナルア・ガーデン この木なんの木「日立の樹」

モアナルア・ガーデンは2023年9月から営業を再開しました！

ワイキキから車で約30分、ダニエル・K・イノウエ国際空港の近くにあるモアナルア・ガーデン。「この～木なんの木 気になる木」のテレビCMに映る日立の樹があることで有名な公園です。

幼い頃から耳にしてきたあの音楽。「気になる木」の前に立つと、自然と頭の中であの歌が流れ出す。「みんなが集まる木ですから」の歌詞のとおり、日立の樹には日本人が集まります。

モアナルア・ガーデンの見どころ

Moanalua Gardens

モアナルア・ガーデンは王族ゆかりの地であり、その広さは97,000平方メートル、東京ドーム2個分です。ハワイ王朝時代は、この地を含むマノア渓谷全体をカメハメハ5世が所有しており、当時は2,430万平方メートル、東京ドーム520個分の広さだったそうです。

日本人にとっての見どころはやっぱり日立の樹。時間があるなら、カメハメハ5世の別荘跡やタロイモの水田、園内の池を散歩しながら見てみましょう。

モアナルア・ガーデンには、歴代のCMで思い出に浸ってから訪れてください。感動が2倍になります。

日立の樹

「この～木なんの木」の答えは、モンキーポッド（アメリカネムノキ）。

ハワイでよく目にする木で、傘のような形が特徴です。モンキーポッドには大きな木陰ができるので、多くの人が涼を求めて集まります。自然が作る日傘ですね。

公園には複数のモンキーポッドが並んでいます。
その中でCMに使われている日立の樹は1本だけ。

公園に入り、右側の2本目がCMに使われている木です。他の木と比べて全体のフォルムが綺麗で、そこにだけ日本人が集まっているので、すぐ気づけると思います。

実はCMに登場する日立の樹は、今まで4種類ありました。

• 初代(1973～1979年)
  モアナルア・ガーデンのモンキーポッド
• 2代目(1979～1980年)
  ハワイ島のマンゴーの木
• 3代目(1981～1982年)
  シンガポールのバニヤンツリー
• 4代目(1982～1984年)
  ロサンゼルスのカリフォルニアオーク
• 5代目(1984年～現在)
  モアナルア・ガーデンのモンキーポッド

世界の木を紹介するというコンセプトのCMだったため、2年ごとに別の木が登場していました。ところが、「初代の木をまた見たい」という声が多く寄せられたため、モンキーポッドが再登場し、現在に至るそうです。

たくましく、どことなく優しい太い幹。そっと手を当てると、エネルギーを少し分けてもらった気分になります。そして、CMのように傘の下から見上げると、葉の間から微かに漏れる木漏れ日がとても綺麗でした。

日立の樹に咲く花

5月と11月頃に行くと、花を咲かせた日立の樹を見ることができます。見た目だけだと、花が咲いていない緑一色の方が綺麗です。ですが、かわいい花を咲かせるので、ぜひ愛でてください。

日立の樹以外の見どころ

カメハメハ5世の別荘

カメハメハ5世がまだ王子だった1850年に建てた別荘跡が残っています。美しい庭園に立つ別荘は、カメハメハ5世のリラックスの場であり、友人を招いてフラを楽しむ交友の場でもありました。別荘と屋根で繋がった食堂や調理室も保存されています。
※中には入れません

タロイモの水田

タロイモの水田があるのは、カメハメハ5世の別荘の隣り。タロイモはハワイの伝統料理に欠かせない、ハワイの国民食。この水田は、オアフ島に渡ってきた原住民が初めてタロイモの栽培を始めた名残りらしいです。

モアナルア・ガーデンにはハワイ原産の植物だけでなく、世界中からも植物が集められてきました。

個人で行くなら、緑豊かな光景を眺めつつ公園内を散歩。売店やトイレもあるので、レジャーシートを持ち込んで、木陰でボーっとするのも楽しいですよ。

オプショナルツアーの場合、滞在時間は15～20分程度。日立の樹、カメハメハ5世の別荘、タロイモの水田を見学するくらいの時間はあります。

モアナルア・ガーデンに行く
ツアー

モアナルアガーデン基本情報

MOANALUA GARDENS
営業時間	08:30-16:00
定休日	なし
住所	2850-A MOANALUA ROAD, HONOLULU, HI 96819 Google Map
電話番号	808-834-0813
入場料	13歳～：$10.00 6～12歳：$7.00 6歳未満：無料
トイレ	あり
駐車場	あり・無料
売店	あり
予約	不要
公式HP	www.moanaluagardens.com (英語)

いそぽん(@isopon11)でした。
マハロ♪