【宮古諸島・来間島】スムリャーミャーカ│沖縄で初めて見る形のお墓

当サイトはプロモーションを掲載しています
スムリャーミャーカ石碑

来間島のほぼ中央に位置する《スムリャーミャーカ》。
スムリャーは長間家、ミャーカは(宮古在来の風葬)墓という意味です。

沖縄では石造りの大きなお墓をよく目にします。スムリャーミャーカも石造りの大きなお墓ですが、現代の沖縄で見るそれとはまるで違って新鮮でした。

ただ、歴史や文化あるいは史跡(遺跡)に興味がない人が行っても、驚くほど面白くないと思います。また、予備知識ゼロで行っても、謎に石が積んである光景を前に「??」となります。
逆に興味がある人だと、周りが石垣になってるところとか、石の加工の違いとか、大きな一枚岩がフタになっているところとか、マニアックなところに面白みを感じると思います。スムリャーミャーカはそんなスポットでした。

関連記事 -Related Articles-

目次

スムリャーミャーカとは?

スムリャーミャーカ全体

スムリャーミャーカは、古くは来間大殿ミャーカ〈くりま うぷとぅぬ みゃーか〉、近代にはグンソーミャーカとも呼ばれた長間家一族の巨石風葬墓で、大正時代まで使用されていました。墓の内部から14~15世紀の青磁〈せいじ〉の破片が見つかったことから、お墓が造られたのも同時期だと推定されています。

東西に約9m、南北に約6.5m、高さ2.5mに渡って加工された琉球石灰岩で囲われており、その内側には奥行き1m以上の未加工の琉球石灰岩が敷き詰められ、そのさらに内側に石棺があるようです。上部には3.5m×3mの板状の一枚岩が乗っていて蓋をしています。

スムリャーミャーカの石囲と石積み
スムリャーミャーカの石囲と石積み
スムリャーミャーカの上部 天板

宮古島では1970年代まで風葬の習慣が残っていました。風葬は遺体を自然環境のもとに安置し、自然の力で自然に還す葬送のこと。スムリャーミャーカの石棺の内部にも多くの人骨が確認されています。

現在のスムリャーミャーカは、周りの石垣が崩れ、石棺内部を見ることもできません。長い年月で朽ちかけた外観を見るにとどまりますが、沖縄でよく見る亀甲墓〈きっこうばか〉や破風墓〈はふばか〉とは異なる形態のこのお墓は、宮古諸島独自の文化に触れられるいい機会でした。

万人受けする観光スポットではないですが、文化に触れるのが好きな人におすすめです。

スムリャーミャーカ施設情報

営業時間24時間
定休日なし
住所沖縄県宮古島市下地字来間(地図
電話番号なし
入場料無料
トイレなし
駐車場1台
路駐スペースあり
滞在時間5分
売店なし
公式HP https://miyakojimabunkazai.jp/bunkazaiinfo617/
※営業時間や定休日等は、訪問前に公式ホームページで最新情報をチェックしてください

駐車場

整備された駐車場はありませんが、史跡の前に1台分の駐車できるスペースがあります。利用する際は溝が埋まっている場所へ。ただし、写真を撮る時に邪魔になります。

スムリャーミャーカ前の駐車スペース 溝に注意

いそぽん家は前の道に路駐しました。

スムリャーミャーカ前の路駐スペース

参考文献等

  • 沖縄県庁 『宮古諸島の文化財』「スムリャーミャーカ」PDF
  • 内閣府 沖縄総合事務局『群星』第418号 「沖縄歴史の散歩道 vol.17」PDF
  • 宮古島市役所 生涯学習振興課 刊行物『下地来間コース2』PDF
  • 全国文化財総覧『グンソーミャーカ遺跡/スムリャーミャーカ
  • 国立歴史民俗博物館学術情報リポジトリ『宮古島諸島地域における外囲を有する石組墓(ミャーカ)の調査』「第3章(2)スムリャーミャーカ」PDF
ブログ村応援用バナー
にほんブログ村 旅行ブログ ハワイ旅行
にほんブログ村

コメント

コメントする

コメントは日本語で入力してください。(スパム対策)

CAPTCHA

目次