ロック・ア・フラ感動体験 -Rock a Hula-

アロ～ハ！いそぽんです。

数あるポリネシアンショーの中で、飛びぬけて個性を強く感じたのがロック・ア・フラ＜Rock a Hula＞。その名のとおり、ロックとフラショーが融合した異色のエンターテインメントです。

ものまねショーのイメージで行ったのですが、大きな間違いでした。ものまねの範囲を越えたロックコンサート、みんながほっこりするフラショー、大迫力のファイヤー・ナイフ・ダンス。期待値をはるかに上回る楽しい時間でした。

開催場所は『ロイヤルハワイセンター』。
ロイヤルハワイアンセンターは、A・B・Cの3つのビルからなるワイキキ最大のショッピングセンターで、そのB館屋上フロアにシアターがあります。

今回はロック・ア・フラの雰囲気や魅力をご紹介します。

ロック・ア・フラ -ワイキキ最大のルアウショー

-Rock a Hula-

ワイキキの中心部なのに、会場の席数はなんと750席もあります。その前には広いステージと巨大なスクリーン。映像を流しながら、ロックコンサート、フラショー、ファイヤー・ナイフ・ダンスが繰り広げられるので、会場全体がお祭り騒ぎです。

そして、ロック・ア・フラ最大の個性は、世界的アーティスト「エルヴィス・プレスリー」と「マイケル・ジャクソン」をオマージュしたパフォーマンス。完璧までに磨かれた歌唱力と表現力は、天国から2人がステージに降りてきたよう。エルヴィスとマイケルを知らない人は、ここで初めて2人に出会うことになるでしょう。

ショーと言うと、ディナーショーをイメージする人も多いかもしれません。ロック・ア・フラは食事なしでも観覧できますが、ビュッフェディナー付きの方がいい席に座れます。

ディナー会場は屋外ですが、安心の屋根つきです。ウエルカム・フラを見ながらの食事。食後はフラレッスンでおもてなし。このような宴をハワイでは『ルアウ＜Luau＞』と呼びます。ルアウが終わると、シアターに移動してロック・ア・フラが始まります。

ロック・ア・フラの様子と感想

シェラトン・ワイキキから徒歩2分。ロイヤルハワイアンセンターB館のエレベーターで4階へ。エスカレーターもあるので、1フロアずつ店を見ながら上に行くのもありです。

ここでバウチャー（予約証明書）を提示します。

予約時点では座席のエリアしか決まっていません。少しでもステージに近い席に座ろうと、多くの人が並んでいました。

中に入ると、左側にトイレ、正面にバーカウンターがあります。飲食物の持込はできませんが、カウンターで購入した飲み物ならシアター内に持ち込めます。

※アルコール類の購入には、写真つきID（パスポートや国際免許証）の提示が必要です。支払い用にクレジットカードも用意しておきましょう。

バーで買ったドリンクを片手にホールに向かうと、展示コーナーがありました。

響く人と響かない人がはっきり分かれるコーナー。僕はエルヴィス世代じゃないし、マイケルは顔と音楽を聴いたことがある程度。

以前はステージ手前にテーブル付きのVIP席があり、ショーを観ながら食事できました。現在はステージの目の前まで観客席です。高いプランで申し込むとステージに近い場所に座れます。

プランによって座席エリアは分けられていますが、指定席ではありません。集合時間より早く行くのは、なるべく前の方に座りたいからです。

ステージには大きなスクリーンが設置されていて、ダンスが表現しているシーンが映し出されます。

いよいよショーの始まり。ダンサーの声、楽器の音を聴くとドキドキしてきます。

ナレーションは英語。何を解説しているのか理解できませんでしたが、パフォーマンスで何となく分かるし、そもそもポリネシアンショーが好きだからもう楽しい。

トリビュート・アーティスト

エルヴィス・プレスリー役の人が登場。現在はショーの構成が変わっているので、どのタイミングで顔を見せるかはお楽しみ。

エルヴィスを追うか、フラダンサーを追うか。視線が忙しい。

ステージの模様替えも見もの。さっきまではロック・ア・フラのフラのターンでしたが、ロックに切り替わりました。

途中でフラを挟んでいる間に着替えて、

テレビで見たことのあるエルヴィス登場。

この瞬間、欧米系の年配の人が異様な盛り上がりをみせてきました。懐かしむというより、いま目の前でエルヴィスのコンサートを見ているような盛り上がりです。

知らなくても大丈夫。周りの興奮から、歌も所作も雰囲気も似ていることが分かります。僕の中では、この人がエルヴィス・プレスリー。

画像検索したら、顔も似ているっぽい。

観客席に降りて握手するシーンも。中には激しく興奮する人もいましたよ。もうトリビュート・アーティスト（功績を称えてその人の楽曲やパフォーマンスを演ずる人のこと）の枠ではなく、1人のスター。

次は、レディー・ガガのトリビュートアーティスト。
※現在は出演していません

早着替えもすごかった。ロック・ア・フラでは、アーティストとしての能力はもちろん、早着替えの能力も身につけないとステージには上がれません。

サービス精神旺盛。嬉しくてドキドキしました。今は別のところで活動されているそうです。

トリビュートアーティストの最後は、マイケル・ジャクソン。

当時のパーフォーマーはCorey Melton。現在は別の人がマイケルを演じています。

エルヴィスやマイケルのように、もう会えない世界のトップスターが登場すると、観客席の熱量は沸点に到達。ロック・ア・フラは日本人よりも欧米系の観客数が多く、歓声や指笛の音量に僕も自然と興奮します。

歌に合わせて変わる衣装も注目。

僕はマイケル世代ですが、本物のダンスはよく知りません。だから似ているかどうかは正直分からないのですが、キレがあるし見ていて気持ちいいダンスでした。マイケルを全く知らない世代でも楽しめるパフォーマンスです。

ファイヤー・ナイフ・ダンス

ポリネシアンショーのクライマックスに相応しいパフォーマンスといえば、ファイヤーダンスを置いて他にないでしょう。観客全員の口が開いたままになる時間です。

ステージが赤に染まると「ファイヤーダンス始まるよ～」の合図。

ファイヤー・ナイフ・ダンスはファイヤーダンスの一つ。南太平洋の島国サモアに古くから伝わる伝統ダンスで、大きなナイフの両端に火をつけて激しく振り回す踊りです。

最前列のVIP席で観たかった。

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フィナーレ

キャスト全員が1つのステージに。

We are the ones who make a bright day♪

We Are The World 1985年
作詞・作曲はマイケル・ジャクソンとライオネル・リッチー。
アフリカの飢餓と貧困を解消するために作られたキャンペーンソング。歌手はマイケルを含む著名なアーティスト45名からなるU.S.A. For Africa。
印税や関連グッズの売上はチャリティーとして寄付された。

また逢う日まで。

ミート＆グリート キャストと記念撮影

Meet&Greet

ショーの後、シアターを出るまでの通路では『ミート＆グリート』の時間があります。キャストが観客を出迎えて、握手したり、写真を撮ったり。少しくらいの会話もできます。自分のカメラやスマホを使うので無料です。

順番待ちができる前に、真っ先にKatie Steele（レディー・ガガ）のもとへ。本日1人目ということもあってか大サービス。

さっきまで歌って踊っていたとは思えないくらいの落ち着き。ケイティ好き！

ダンサーとも記念撮影。時間が経ってから写真を見ると、いい思い出がよみがえります。写真を撮れそうな人にとにかく声を掛けるのがいそぽん流。

Corey Melton（マイケル・ジャクソン）
デジカメで撮ってもらったらピンボケ。スマホの方が綺麗に撮れた気がする。今も後悔しています。

Johnny Fortuno（エルヴィス・プレスリー）
笑顔が甘くて柔らかすぎ。スターのオーラが出ていました。

ミート＆グリートで気づいたのは欧米系の人はあまり参加しないこと。あんなにはしゃいだり、立ち上がったりしていたのに。おかげでサービスたっぷりです。
みんな世界を股にかける一流のアーティスト。いい記念になりました。
楽しかった！

ロック・ア・フラのプラン

ロック・ア・フラには5つのプランがあります。

• ビュッフェのみ
  ※ロック・ア・フラショーには参加できません
• ショーのみ
• ビュッフェ＆ショー「オリジナル」
• ビュッフェ＆ショー「VIP」
• ビュッフェ＆ショー「グリーンルーム」

ビュッフェのみ（ワイキキ・ルアウ）

Waikiki Luau Buffet Dinner

• ルアウビュッフェ

ロック・ア・フラショーの観覧はできません。ハワイのルアウを経験したい人に。

  17:45-19:30

ショーのみ（ロック・ア・フラショー）

Rock A Hula Show

• ロック・ア・フラショー
• ミート＆グリート

ショーを鑑賞するだけのプラン。食事は付いていません。お手頃料金ですが、席は後方になります。

  19:15-21:00

ルアウビュッフェ＆ショー「オリジナル」

ORIGINAL LUAU BUFFET & SHOW

• ルアウビュッフェ
• マイタイ1杯
• ロック・ア・フラショー
• ミート＆グリート

席はステージの左右と中央後方。ショーのみのプランより前方で観覧できます。

  17:30-21:00

ルアウビュッフェ＆ショー「VIP」

VIP LUAU BUFFET & SHOW

• ルアウビュッフェ（優先案内）
• 生花オーキッドのレイ
• マイタイ&プレミアムドリンク 各1杯
• ロック・ア・フラショー
• ミート＆グリート

席はステージ左右の前方と中央です。

  17:15-21:00

ルアウビュッフェ＆ショー「グリーンルーム 」

GREEN ROOM LUAU BUFFET & SHOW

• グリーンルームでレセプション（歓迎会）
• バックステージツアー
• 2名につき1枚の記念写真
• ルアウビュッフェ（優先案内）
• 生花オーキッドのレイ
• スパークリングワイン＆マイタイ＆プレミアムドリンク 各1杯
• ロック・ア・フラショー
• ミート＆グリート

最高級プラン。中央最前列シート！
新婚旅行などの記念旅行やお祝い旅行におすすめ。バックステージツアーでステージに立ったり、衣装に触れたりしてからのショーは一味違います。

  16:50-21:00

※集合時間は変更になる場合があります。公式HPや予約後のバウチャーで確認ください。

予約サイト

ロック・ア・フラまとめ

予定のない夜に「何かハワイアンな予定を入れたい」と思ったのがロック・ア・フラを予約したきっかけです。ショーを観る前はフラ＆モノマネショーのイメージでしたが、とても失礼な思い込みでした。

本人を憑依させているかのようなリスペクトとクオリティの高さ。このレベルでエルヴィスやマイケルを演じるのは、もう伝道師のような存在かもしれません。

ショーが終わった後の握手＆撮影会で親近感が湧き、より一層深い思い出になりました。
感動！

疑問だったこと

いそぽん(@isopon11)でした。
マハロ♪