【琉球八社巡り】安里八幡宮

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安里八幡宮と御朱印

琉球八社巡りで「安里八幡宮」へ。創建の年が判明している沖縄では珍しい神社です。
見どころは多くはなく、参拝時間(滞在時間)の目安は10分ほど。

今回は、安里八幡宮の駐車場や御朱印情報、境内、正殿の様子を紹介します。

琉球八社
琉球王国(1429~1879年)時代に、王府から特別の扱いを受けた8つの神社の総称。波上宮・沖宮・識名宮・普天間宮・末吉宮・安里八幡宮・天久宮・金武宮からなり、真言宗寺院と併置されている。首座は波上宮。祭神(さいじん)は、安里八幡宮が八幡神、ほかの7社は熊野権現。

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目次

安里八幡宮の情報

安里八幡宮 あさとはちまんぐう
入場料無料
御朱印なし
波上宮で拝受
参拝時間自由
社務所 なし
定休日なし
住所那覇市安里3丁目19番14号
電話番号なし 対応は波上宮
098-868-3697
公式HPなし
駐車場なし
所要時間約10分
祭神応神天皇おうじんてんのう
玉依姫命たまよりひめ
神功皇后じんぐうこうごう
ご利益国家鎮護・開運・成功勝利・家運隆昌・子宝・子育大願・子孫繁栄・悪病災難除け・商売繁盛・安産守護・方位除けほか
別当寺八幡神徳寺(地図
別当寺(べっとうじ)…神仏習合時代に神社を管理するために設置された寺のこと
ご利益は主祭神のもの。摂社や末社も併せてお参りください

安里八幡宮由緒

八幡宮(安里八幡宮)は、琉球国の官社、琉球八社の一つであり、由緒ある神社であります。
 安里八幡宮は、第一尚氏第七代尚徳王により、1466年(明成化2年、文正元年)に創建されました。その由来は、琉球の歴史書『球陽』や『琉球神道記』をはじめ各種の史料に記録されています。
 尚徳王は、武勇に勝れた英明な王で、先王、尚泰久の遺志をついで鬼界が島遠征のため、二千余の軍勢を率いて安里を通りかかったとき、鳥が鳴き飛び立つのをみて、たちまち弓を取り、乙矢(おとや)は地に立て、甲矢(はや)を弓につがい、天を仰ぎ、「一矢で飛ぶ鳥を射落としたら鬼界が島の平定をかなえさせ給え」と祈願したところ、見事に一矢でこれを射落とすことができました。
 また、さらに進んで五十余艘の軍勢で那覇港を出港したところ、海中の波間に梵鐘が浮き沈みしながら漂い、軍船の側を離れなかったという。
 尚徳王は、「これは八幡大菩薩の賜りたる霊鐘なり。これがわが手に入れば戦勝まちがいなし。帰国後は八幡宮を崇め奉る。」と誓い、船に載せ戦いに臨んだところ、果たして鬼界が島を平定し凱旋することができました。尚徳王は、この八幡大菩薩のお加護に感謝し、誓願に従い、矢を立てた地に安里八幡宮を建立し、さらに近くに高明山神徳寺を併設して梵鐘を掛けさせたのが安里八幡宮の始まりであります。
 以来、安里八幡宮は、霊験あらたかなるお宮として尊崇され、弓矢や甲冑を秘蔵し武運を祈願するお宮として、多くの人々の信仰を集め、また、琉球舞踊「上り口説」にも謡われ親しまれてきました。明治の廃藩置県後も地域の人々に敬われてきましたが、先の沖縄戦で社殿は悉く焼失してしまいました。
 戦後27年に及んだ米軍統治下においては、教会敷地となっておりましたが、1963年(昭和38年)に仮殿が復興されました。その後、1972年(昭和47年)の沖縄施政権返還に伴い敷地を回復して、1993年(平成5年)、安里八幡宮復興期成会により、多年の念願であった八幡宮神殿の復元が実現いたしました。

沖縄県神社庁 八幡宮(安里八幡宮)由緒より

鬼界が島…現在の喜界島または硫黄島(いずれも鹿児島県)と思われる

尚徳王にとって、安里は願望成就の始まりの地だったようです。

安里八幡宮の駐車場とアクセス

安里八幡宮には専用駐車場がありません。
車で行くなら近くのコインパーキングを利用します。

おすすめは2番の安里三叉路駐車場です。


1.アップルパーク安里第3

アップルパーク安里第3の看板
アップルパーク安里第3

安里八幡宮に1番近い民間のパーキングです。

徒歩4分
基本料金40分200円
最大料金入庫後4時間500円
入庫後12時間900円
台数10台
住所那覇市安里3-2-10

2.安里三叉路駐車場

国際通り東側の入口にあり、広くて駐めやすい駐車場です。料金が安いのも魅力的。
交差点が近く、次の目的地への進路もとりやすいです。

徒歩約6分
基本料金最初の60分300円
以降30分毎100円
最大料金8:00-18:00 1,000円
18:00-8:00 1,500円
台数多数
住所那覇市安里1丁目3-3

3.えんパーク安里

えんパーク安里
徒歩約7分
基本料金60分400円(8:00-22:00)
60分200円(22:00-8:00)
最大料金なし
台数3台
住所那覇市安里2丁目5-26

4.Dパーキング安里2丁目第1

場所はゆいレール安里駅前。ゆいレールも使いたいときに便利です。

Dパーキング安里2丁目第1
徒歩約8分
基本料金24時間500円
料金前払い。販売機でチケットを購入後、ダッシュボートの上の見えやすい位置においておく
最大料金24時間500円
台数16台
住所那覇市安里2丁目6-24

となりの駐車場は月極契約(駐車不可)

安里八幡宮のとなりにある月極駐車場

安里八幡宮のとなりにある駐車場は月極契約の駐車場です。契約者以外は利用できません。

ゆいレール

もし、旅行中にゆいレールを利用するのであれば、「安里駅」か「おもろまち駅」から歩くという手もあります。どちらも徒歩で10分前後(片道)です。

両方歩いてみたところ、いそぽん家はどちらも約8分で到着しました。安里駅からの方が道が簡単で、参道っぽい雰囲気が残る道です。

安里八幡宮に続く道に入る
安里十字路の交差点を渡り左へ
1本目の道を右に曲がればあとは道なりに歩くだけ
安里八幡宮に続く直線道路
昔は参道だったのかなぁと想像しながら歩く

おもろまち駅からは、住宅街を歩くのが正規のルートです。もし階段の上り下りが苦でなければ、はちまんむい公園の中を東側入口から西に通り抜けることで時間を短縮できます。

はちまんむい公園の西側入口

※はちまんむい公園の駐車スペースは、「思いやり駐車場」1台分のみ

安里八幡宮の御朱印・施設

安里八幡宮には社務所がありません。御朱印は波上宮で拝受します。

琉球八社巡りで御朱印も集めるなら、波上宮の前に安里八幡宮を参拝するスケジュールにしましょう。

安里八幡宮 御札一覧

「誰もいない場合は」となっていますが、誰かいても御朱印は波上宮になると思います。

また、トイレなど他の施設もありません。

安里八幡宮を参拝

安里八幡宮に続く直線道路

戦後の復興と区画整理で民家やマンションが多く建ち並ぶこの通り。じわじわと足にくる緩い上り坂。

道幅は狭く、昔の面影は感じられませんが、八幡宮に続く最後の直線に参道の名残を感じます。

安里八幡宮正面鳥居
安里八幡宮の鳥居とタワーマンション

鳥居を見上げて目に入るのは、30階建てのタワーマンション。「いにしえ」と「現代」の縮図のようです。

鳥居のアップ

風雨にさらされ傷んだ神額(しんがく)。苦難に負けず、真っすぐ立ち続ける姿。

鳥居の後ろに広がる保育園

境内に保育園の遊具があるのは、噂で聞いていたとおり。

境内に広がる保育園の遊具
安里八幡宮の社務所のような公民館

こちらの建物は公民館として利用されているそう。このときは誰もおらず、鍵がかかっていました。社務所はありません。御朱印は波上宮で。

安里八幡宮の本殿

朱色に染まった立派な正殿。大きくはないですが存在感があります。狛犬やシーサーはおらず、灯篭が立っています。

不覚にもこのときは気づいていませんでした。

正殿に龍

両端の龍。近くでじっくり見たかった。
左右を龍が守るなら、正面はシーサーに守ってほしい。

安里八幡宮の石碑
安里八幡宮の手水鉢

この手水鉢は戦前からあるそうです。

安里八幡宮の正殿内部

中は綺麗に手入れされています。

安里八幡宮の裏にある荒廃した建造物

正殿の裏には荒廃した建造物。明るい時間に来てよかったです。

沖縄戦で焼失した社殿が復元されてから30年。

色が剥げてきている

社殿のところどころに傷みは見られますが、小汚さは一切ありません。どなたかが丁寧に守っているのがよく分かります。

きれいに手入れされている井戸

裏に荒廃した建物があっても、正殿横の井戸の周りはきちんと整備されていました。

最後に

創建当時より敷地は削られ、こじんまりとした安里八幡宮。でも、焼失からの復元、行き届いた正殿の手入れなど、静かな力強さも感じられる神社でした。

帰り際、鳥居の前で立ち止まると、

安里八幡宮の境内から鳥居越しに見た町の風景

安里八幡宮が街を見守っているのが分かります。

石段を下りて右側には、安里八幡宮の別当寺「八幡神徳寺」がありました。

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