アロ~ハ!いそぽんです。
オアフ島の島内観光ツアーの途中、遠目で見たハナウマ湾がずっと頭に残っていました。
「いつかあの海に入りたい。」
1年後、プロのインストラクターと一緒にハナウマ湾でシュノーケルを楽しむツアーで願いは叶います。
浅瀬から少し沖へ。サンゴ礁に集う魚の群れと戯れ、ハワイの海の主役ウミガメと共演し、波酔いしてリタイヤ。そのすべてが今でもいい思い出です。ハナウマ湾のプロがいなければ、こんな体験をすることはなかったでしょう。プールですら泳げない僕なので。
今回はハナウマ湾公認ガイドとゆくシュノーケルツアーの感想と、お世話になったインストラクターさんを紹介します。(直接ガイドを依頼する方法も!)
ハナウマ湾のシュノーケルwithベテランガイド
シュノーケルだけならハナウマ湾まで来なくても、写真映えするワイキキのクイーンズ・ウォークウェイ<Queens Walkway>で十分です。
あえてハナウマ湾でのシュノーケルを目指すのは、透きとおる海の中で、熱帯魚やウミガメと一緒に泳ぎたいから。『ハワイだからこそ!』を体験しよう。
ハナウマ湾のベストスポットを個人で見つけるのはほぼ不可能。ハナウマ湾のベストスポットは毎日変わるからです。ハナウマ湾公認のガイドは、仲間内で『本日のベストスポット』を共有していて、個人では見つけられないスポットに案内してくれます。
ハナウマ湾を知りつくしたガイド兼インストラクターが、ライフジャケットの着方、浮き方、トラブル発生時のサインの出し方など、海に入る前に全部教えてくれます。泳げない人でも大丈夫。むしろ、泳げないから海を避けてきた人(いそぽん)の方が感動は大きいです。
\このツアーで良かったこと/
- 少人数制
- ホテルまで送迎つき
- ほぼカナヅチなのに沖まで泳げた
- 魚とウミガメが出没するスポットを知っている
- 海に入る前にコーチングしてくれる
- ハナウマ湾の入場列に並ばなくていい
- ピンチのときも冷静に助けてくれる
- 記念写真や水中の写真をいっぱい撮ってくれる
他のツアーと比べると、少人数制のツアーは1人あたりの料金は少し高くなりますが、安全性が格段に上がります。さらに、移動中のストレスは少ないし、1人1人をよく見てくれるし、撮影してくれる写真の数に極端なバラつきがありません。
シュノーケルツアーで見落としがちな重要なポイントです。
安くて安心できるガイドさんを紹介するのでご心配なく!
Fumio(文緒)さんと行く
ハナウマ湾シュノーケルツアー体験記
選んだ催行会社はハワイアンドリームクラブでした。日本のお客さんには、日本人のガイド兼インストラクターを手配してくれます。
ほとんど泳げない僕は、前日からド緊張していました。当日の天気は快晴。ハワイの太陽は緊張した心を軽くしてくれました。
ホテルまで迎えにきてもらい、ハナウマ湾に向かいます。参加者は、いそぽん夫婦と新婚さん1組の合計4人。
ガイドしてくれたのはfumio<文緒>さん。ダイビングインストラクター歴20年以上のベテランダイバー。ハナウマ湾のウミガメ探しが得意です。
今日は絶好のシュノーケリング日和ですよ!これならサンゴ礁がないスポットも行けるので、魚をいっぱい見れますよ~
ハナウマ湾までの車内の会話で期待に胸が膨らみます。
ハナウマ湾名物『入場待ち行列』を素通り!
長いと1時間待ちになることもあるハナウマ湾の名物「入場待ち行列」。事前予約制で緩和が期待されているようですが、それでも行列ができることもあるそうです。
事前予約ができるのは希望日の2日前から。人数制限をしているため、人気の時間帯は予約開始と同時にSOLD OUT。これでハナウマ湾を諦める人も少なくありません。
このツアーは事前に許可証を取ってくれているので、面倒な事前予約も行列も無視して入場できます。行列の横をスタスタと素通りです。
「お先にごめんあそばせ」
入場後は10分程度のハナウマ湾に関する説明ビデオを見ます。ビデオは、ツアーや個人など関係なく全員見ます。
シュノーケルのセットは全部おまかせ
ライフジャケット、マスク、シュノーケル、足ひれなどの必要な道具はすべて会社が用意。事前に予約すれば、ウエットスーツ(+$10)、度付きマスク(+$5)も持ってきてくれます。
最低限持っていくものは、ハナウマ湾入場料($25)、タオル、水着着用、着替え。「あれ持った?これ持った?」がなくて楽でした。
万全の態勢で海へ。初シュノーケルもプロのレクチャーで安心
いきなり泳ぎ出したりはしません。安全に楽しめるように、Fumioさんがレクチャーをしてくれました。ゴーグルを上手く装着できているか、起き上がる方法、ピンチの時のサインの出し方など、シュノーケルで必要なことを丁寧に教えてもらいました。
覚えることは少ないので、シュノーケル未経験でも大丈夫。必ず覚えておきたいのが、「問題ない」と「ピンチ」のときのサイン。海に出ると声が届かないので、指で出すサインが声代わりになります。実際に僕はピンチのサインを使って、Fumioさんにレスキューしてもらいました。
レクチャーが終わったら、Fumioさんの後ろについて海へ。波が穏やかなハナウマ湾は、安全そうに見えますが、離岸流<RIP CURRENTS>エリアがあり、事故も発生しています。
ハナウマ湾では、危険なスポット&安全なスポット&ベストビュースポットを知り尽くしているガイドさんに付いていくことこそ、シュノーケルを楽しむベストな方法です。
ハナウマ湾シュノーケルスタート!
Fumioさんが写真を撮りまくる
ライフジャケットのおかげで体は勝手に浮いてくれます。足ひれのおかげでパタパタするだけで前に進みます。少しは遅れますが、はぐれはしません。Fumioさんには泳ぎが苦手なことを伝えているので、僕の存在を頻繁に確認してくれます。心強い。
「こんな深いところを泳げているなんて!」
みんなの安全も確認しながら、他のダイバーと共有している本日のベストスポットへ向かいます。少し泳いだだけで、最初の魚群スポットに到着しました。
あのときの光景は今も記憶に残っています。海の不安と恐怖はずっとありましたが、そういうのがサッと消えて、驚きと感動がこみあげてきます。ハワイで過去に2回シュノーケルに挑戦しましたが、こんな魚群を見るのは初めて。ベテランガイドはマッチング力がすごいです。
fumioさんが潜って撮ってくれた海の世界
シュノーケルをしている姿だけではなく、海の中もたくさん撮ってくれます。
顔を上げると、「みんなからはぐれないようにしなきゃ」と現実に戻ります。
慣れた!楽しい!そしてハプニング
ハナウマ湾でのシュノーケルにも慣れて自信が芽生えた頃、緊張という魔法が解けてしまいました。「あれ?気持ち悪い、吐きそう」
波酔いです。
乗り物酔いしやすい体質の僕は、波酔いにも弱かった。ライフジャケットは体が浮く分、波の揺れを感じやすいそうです。しばらくは我慢したものの、吐くと他の人に迷惑だし、魚を楽しむ余裕もなくなったのでギブアップを決意。
使いたくはなかったピンチのサインを発動すると、すぐさまfumioさんが近くに来てくれました。
気持ち悪くなりました。1人で戻っていいですか?口から戻す前に。
1人で戻るのは安全面に問題があるということで、手を取って浜辺まで連れていってくれることになりました。fumioさんはベテランと言われるだけあって、泳ぐスピードが速くて安定していました。海なのに空を飛んでいる感じでなぜか気持ち良かったです。
申し訳なかったのが、新婚さんたちの泳ぐルートも変えてしまったこと。この後もちゃんと楽しめているか心配でした。
さすがベテランガイド!ウミガメに遭遇
fumioさんに手を引いてもらいビーチに戻ろうとしたそのとき。
ウミガメいましたよー!
広いハナウマ湾でウミガメを見つけるのは至難の業ですが、ウミガメがいそうなスポットに狙いを定めてくれたおかげで、ビーチに戻る前に遭遇。波酔いでグロッキーでしたが、この瞬間は気持ち悪さを忘れることができました。
ハワイではウミガメを「ホヌ」と呼び、幸運の象徴として大切に守られています。見るだけなら、船やビーチ、オーシャンフロントのホテルの部屋からでもできますが、ウミガメと一緒に泳げる機会はそうそうありません。
「竜宮城に連れて行ってあげようか?」
この幻想的なシルエットがお気に入り。残念ですが、僕はここでリタイヤです。
ビーチに戻ってからは、ツアーが終わるまで休憩。シャワーを浴びて、着替えをしてから、ビーチでのんびり過ごしました。
ビーチから出口までは急な上り坂。シュノーケルで疲れていたのでトラムに乗りました。片道1ドル25セントでしたが、現在は入園料に含まれていて無料で乗れます。
ウミガメと一緒に泳いだ写真を記念に
「新婚旅行の思い出を一つ減らしてしまったかも」と心配だったカップル。この写真を見て安心しました。
最高の記念写真が撮れたようで安心しました。
fumioさんは写真の撮り方も上手いです。ベテランダイバーの技術と併せて、ツアーを楽しんでもらおう、思い出を作ってもらおうというサービス精神が強い。
「ありがとう、fumioさん」
いそぽんのリタイヤでfumioさん独占状態のカップル。付きっきりで写真を撮ってもらえたようです。これがせめてものお詫びになれば。
ウミガメに会うとまたハワイに来れると言われています。幸運のシンボルに出会ったカップルも、ハワイリピーターになっているかも。末永くお幸せに!
\ポイント!/
- ウミガメに遭遇できるスポットに案内してくれる
- シュノーケルでは撮れない写真を撮ってくれる
ハナウマ湾ガイドつきシュノーケルツアーの疑問
私がこのツアーに参加する前に不安だったことや疑問、気づいたことを紹介します。
泳げなくても大丈夫?
ライフジャケットで体が浮き、足ひれで早く進むので大丈夫です。ゴーグルも用意してもらえるので、水の中で目を開けられない人でも問題ありません。
ただ、どうしても緊張はするので、泳げる人と比べると早く疲れます。逆に、泳げない自分がここまで泳げているという嬉しさで、感動は人一倍。いや、人10倍。泳げないからと諦めていた人こそ参加してみてはいかがでしょうか。
子供も参加できる?
参加できます。
12歳以下はハナウマ湾の入場料($25)が無料です。
カメラは必要?
ガイドさんのカメラで写真を撮ってくれるので、持っていなくても大丈夫です。自前のスマホやカメラを持って行くなら、防水対策とネックストラップなどで流されないようにしましょう。
波の揺れで期待するような写真は撮れませんでしたが・・・
服装と持ち物
\持っていったもの/
- ハナウマ湾入場料$25(12歳以下は無料)
※ツアー料金には含まれていません - チップ
ツアー料金の10~15%が目安 - 予備の現金
- 水着と着替え
※行きは水着着用 - 体を拭くタオル
- スマホと防水ケース
- 日焼け止め
日焼け止めクリーム、ラッシュガード、ラッシュパーカーなど - 帰りは体が冷えているため、羽織るものが1枚あると便利
- 予備のコンタクトレンズ
ハナウマ湾には更衣室があり、着替える時間もあります。
ハワイ州のサンスクリーン法で、サンゴ礁に有害な成分『オキシベンゾン』と『オクチノキサート』を含む日焼け止めの流通と販売が禁止になりました。日本から持ち込むこと、これらの成分を含む日焼け止めの使用までは禁止されていませんが、ハワイの環境のことを考えて、これらの成分を含まない日焼け止めがおすすめです。
オキシベンゾンとオクチノキサート不使用の日焼け止め
シュノーケリングツアーにパスポートは不要です。セーフティボックスを用意してくれますが、何が起きるかは分かりません。紛失すると面倒なので、ツアー後に使う予定がなければ持って行かないようにしましょう。
指輪は少しでも緩いと海に流されてしまうので外しておくと安心。また、海水中の塩分が貴金属の劣化を早めることがあります。
ツアーを予約する
ハワイアンドリームクラブは、公式ホームページまたはVELTRAで予約できます。
ツアー催行日は水・木・金です。
ハワイアンドリームクラブは、ダイシさんとカオルさんが二大看板。fumioさんも素敵な二人と認めるほどの人気ガイド。Fumioさんが来るかは分かりませんが、間違いのないツアー会社です。
お客様のツアーの時間を最優先する素敵なお二人です!
ハワイアンドリームクラブ
ハナウマ湾シュノーケリング プロの日本語インストラクターのレッスン付き
Fumioさんにオファーする方法
fumioさんを指名するなら、個人のホームページか、ツアー予約サイトのハローアクティビティで申し込みしてください。100%来てくれます。
Instagramが使えるならDMで細かい質問をしてもOKです。僕は今でも交流があって、DMでハワイの情報を教えてもらったり、何気ない日常会話を楽しんでいます。
Instagram :gohanauma
ところで、Fumioさんのツアーは同様のツアーと比べると料金が安いので、質問してみました。
実際に、アメリカの人からは、「ほとんどプライベートツアーだからもっと高くした方がいい」とアドバイスされました。安くて不安だからと現地決済にされる日本人の方もいらっしゃいます。
でも、いま円安ですよね。だからできる限り上げたくないんです。円が戻るまで頑張ります!
Fumioさんの場合は、日本円の価値も見ながらツアー料金を決めているので、他のツアーより安くなってしまったそうです。
ハナウマ湾シュノーケルツアーのまとめ
- 安心感が桁違い
シュノーケルは危険もあるので、ガイドさんの気遣いや経験は重要
焦らされることがないのも良かった - 時間を短縮できる
駐車場待ちも入場待ちの行列も関係なし - いいスポットに連れて行ってくれる
魚群スポットもウミガメスポットも熟知
その日のベストスポットに案内してくれる - 思い出に残る写真を撮ってくれる
海中から思い出に残る素敵な写真を撮ってくれる
自然が相手なのでウミガメを見れる確率は100%ではありません。一方で、個人で見つけられる確率は0%ではない程度。ハナウマ湾を知り尽くしたガイドさんが一緒だと可能性がぜんぜん違います。
海のコンディションは毎日違うので、同じハナウマ湾でも泳ぐ場所は毎回変えています~
波酔いして途中でギブアップというハプニングはあったものの、fumioさんのおかげで楽しいシュノーケルになりました。
Instagramgohanauma
:一生の記念に残るベストショットを!
いそぽん(@isopon11)でした。
マハロ♪
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