【伊勢名物・へんば餅】赤福に負けない歴史と味をお土産に

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へんば餅10個入り経木

伊勢名物といえば赤福が有名。
知名度は東海地方から関西、関東に広がり、今や全国で知られるお菓子になりました。

伊勢出身のいそぽんも赤福は大好きオブ大好き。
そんな赤福に並ぶ好物オブ好物がへんば餅です。

消費期限は製造日を含めて2日。
伊勢に行くなら、へんば餅を食べてほしい。お土産にしてほしい。

今回は、へんば餅の感想、店舗情報、値段などを紹介していきます。

いそぽん

創業は赤福が1707年、へんば餅が1775年
どちらも超老舗です

目次

へんば餅レビュー

へんば餅15個箱入り

『へんばや』のへんば餅。
伊勢市民しか知らなかった銘菓が、口コミで広がり、現在は観光バスが来るまでになりました。

むかし、伊勢神宮へ向かうには必ず「宮川の渡し」で船に乗り換え、川を渡らなければなりませんでした。また、その渡し場より先は伊勢の「神域」となるため、一切の動物は立ち入りが禁止されており、旅路で乗ってきた馬も皆ここで降りて返さねばなりませんでした。
へんば餅は、この馬を返す場所=返馬所(へんばじょ)の近くで食べられたことが由来となり、返馬(へんば)餅と言われるようになったと伝えられています。

へんばやホームページ『名前の由来』より

へんば餅の消費期限は製造日の翌日まで。毎朝4時頃から作り始めるそうです。

へんば餅。丸い餅にこんがり狐色の焼き跡がある

餅の焼き面は一つとして同じ柄はなく、たまにハート型や星型になることもあるそう。

餅はお団子に似た少し甘い香りがします。この香りが素朴で大好き。
ひと口食べるごとに香りを嗅いでしまいます。

へんば餅を切った様子。中にこしあんが詰まっている

餡はこしあん。
冷蔵庫で1日寝かせた餡で、甘過ぎない優しい味わい
焼き面に苦みはありません。

餅の弾力は団子に似ています。
餅にもうっすらと上品で優しい甘みがあり、2種類の甘味が上手く混ざり合います。

手で持っても粘りが付かず、2つ、3つ、4つ、5つ…と口に運んでしまう。

へんば餅10個入り2パック。経木(きょうぎ)で包まれている

いそぽん家がよく買うのは、10個入(経木)を2つ。2つとも私たちが食べる用です。

箱に入った20個入より100円安いので、お土産じゃなければこの買い方がお得。

当日のお餅は柔らかく、翌日は少し硬くなります。
餡の味も少し変わって、どちらも美味。

いつも必ず2日分買ってきます。

いそぽん

フライパンで軽く焼くと、柔らかさが戻り、香ばしさが増します。少し温かいへんば餅も美味しいですよ!

へんば餅10個入り経木

経木も風情があります。
もしかしたら、お土産こそ経木の方がいいかも。

2個入以外は5個で1パック。パックごとに消費期限が印字されています。

へんば餅には小さな紙が1枚入っています。そこに書かれているひと言に奥ゆかしさを感じます。

今を去る二百余年前、安永四年(1775年)に私より九代前の先祖が参宮街道宮川のほとりに茶店を設け餅を商いはじめました。当時駕籠 [かご] や三宝荒神 [さんぽうこうじん](馬上に三つの鞍を置いたもの)で参宮する人達がこの店に憩われて、ここから馬を返し参宮されたため何時 [いつ] しかへんば(返馬)餅と名づけられ今日に及びました。
美味とは申せませんが風情ある田舎の名物としてご賞味願い上げます。

へんば餅の個包装タイプ
出典:へんばや

人に配りやすい1個の個包装もあります。こちらも日持ちは製造日を含む2日間です。

いそぽん

1つずつの個包装があるなんて知らなかった

へんば餅の値段

税込価格

2個入

160円

10個入(経木)

800円

15個入(箱)

1,300円

20個入(箱)

1,700円

経木 [きょうぎ]
スギ、ヒノキ、マツ等の針葉樹を紙のように薄く削った包装材のこと。へんばやでは松の木から作られた経木を使っています。

個包装

1個

90円

12個入

1,180円

16個入

1,540円

5個入

500円

14個入

1,360円

18個入

1,720円

へんば餅の栄養成分表示

エネルギー102kcal
たんぱく質1.5g
脂質0.1g
炭水化物23.7g
食塩相当量0.01g
※推定値

さわ餅

さわ餅5個パック

2個入…280円(税込)
5個入…700円(税込)

さわ餅は伊勢志摩地方の郷土菓子。松阪市でも親しまれています。

正方形にカットした餅に餡を挟んだだけの素朴な餅。
初めて食べる人でも、田舎の温もりと香り、どこか懐かしさを感じます。

個包装されているさわ餅

緑色はよもぎの色。

みんなで分け合うのに便利な個包装です。

さわ餅。白とよもぎ。

へんば餅よりも餅がしっかりしていて噛み応えがあります。へんば餅に慣れていると少し硬い印象を受けますが、これはこれで美味しいです。

よもぎは最初「よもぎ感」が少ないものの、噛んでいると自然な香りがフワッと口の中に広がります。伊勢茶との組み合わせは最高です。

さわ餅の消費期限は当日中。
へんば餅より製造量が少ないようで、昼過ぎに売り切れることもしばしばあります。

いそぽん

僕はへんば餅の方が好きです

へんば餅の店舗情報

創業安永四年へんば餅

伊勢市内に4店舗あります。
車で行くなら宮川店、電車で行くなら伊勢市駅前店かおはらい町店が便利です。

─ Information ─

営業時間内でも売り切れることがあります。

へんばや本店

へんばや本店の外観
出典:へんばや
へんばや本店
営業時間8:00-17:00
イートイン9:00-16:00
定休日月曜日
祝日の場合は翌日が休み
住所〒519-0501
三重県伊勢市小俣町明野1430-1
電話番号0596-22-0097
駐車場約10台
公式HPhenbaya.jp
明治初期の面影を残す風情ある店。店内には創業当時のものとされる『三宝荒神[さんぽうこうじん]』(馬につける蔵)が展示されています。
近鉄明野駅から徒歩約10分

おはらい町店

へんば餅おはらい町店の外観。昔のお休み処をイメージしている
おはらい町店
営業時間9:00-17:00
イートイン9:00-16:00
定休日月曜日
祝日の場合は翌日が休み
住所〒516-0026
三重県伊勢市宇治浦田1-149-1
電話番号0596-25-0150
駐車場なし
内宮の門前町『おはらい町』にあります。昔のお休み処を再現した店。赤福本店から徒歩1分。同じ並びにあります。正月は16時前に売り切れることも。
へんば餅おはらい町店の売切れの看板
15:40に売り切れていました

伊勢市駅前店

へんばや伊勢市駅前店
出典:へんばや
伊勢市駅前店
営業時間9:00-17:00
イートイン9:00-16:00
定休日月曜日
祝日の場合は翌日が休み
住所〒516-0074
三重県伊勢市本町17-16
電話番号0596-72-8688
駐車場なし
外宮の最寄り駅『伊勢市駅』から徒歩3分。外宮参拝前の腹ごしらえ、参拝後の休憩に。
※へんば餅のみ販売

宮川店

へんば餅宮川店の外観。工場のようになっている
へんばや宮川店
営業時間8:00-17:00
イートイン9:00-16:00
定休日月曜日
祝日の場合は翌日が休み
住所〒515-0505
三重県伊勢市西豊浜町342-1
電話番号0596-37-0951
駐車場約20台
車でアクセスしやすく、バスツアーも立ち寄ります。工場併設で和モダンな建物。いそぽんが通った店です。

宮川店によく行くので少し紹介します。

へんば餅宮川店の大きな看板

目印は、国道23号線 西豊浜町3の交差点に建つこの看板。
名古屋方面からは左側、伊勢神宮方面からは右側に見えます。

へんば餅宮川店の駐車場

宮川店の駐車場。駐車場内は買い物客が歩いているので注意。
正月は混み合います。

満車のときは、隣りにある広い駐車場が便利です。

へんば餅宮川店の外観。工場のようになっている

宮川店は工場併設。他の3店と違って和モダンな造りです。
駐車場からは壁越しに工場内を見ることもできます。

へんば餅宮川店の入口

入口を通り過ぎた奥は庭になっていて、トイレと喫煙所があります。
綺麗に清掃されているので、運転前にほぼ100%お借りしています。

へんば餅宮川店の店内。多くの人が並んでいる

正月の行列は風物詩。まだ少ない方です。
回転が早いので、これくらいの行列なら余裕。

店内にはイートインスペースもあり、くつろいでいる人をよく見かけます。

いそぽん

車で行くなら宮川店が便利!

期間限定で地方発送

伊勢でしか買えなかったへんば餅も、今は期間限定で地方発送できるようになりました。

へんば餅の地方発送
期間11月~4月頃
年末年始は中止
消費期限到着日
注文方法電話のみ
10:00-15:00
0596-22-0097
支払方法代金引換のみ
料金・商品代金
・送料
・代引き手数料
備考地域・天候によって商品到着日が消費期限を過ぎる場合は対応できません。詳しくは電話でお問い合わせください。
いそぽん

美味し国伊勢へおいない!
(方言で来てねの意味)

いそぽん(@isopon11)でした。

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