HOLOカード -The Bus

HOLO

2021年7月に導入されたHOLOカードは、オアフ島全域を走る公共バス ザ・バス<The Bus>のICカードです。HOLOカードにお金をチャージしておけば、カードリーダーにタッチするだけで運賃を支払えます。乗車前に現金を用意する必要がなく、ザ・バスの使用頻度が高い人にお得なサービスです。

日本のSuica、PASMO、ICOCAに似ていますが、今のところショッピングには利用できません。ザ・バスとホノルル鉄道<Honolulu Rail Transit>(2023年6月30日一部開通予定)に限られています。

今回は、ザ・バスの現金払いの運賃と、一般的な観光客が利用する範囲でHOLOカードの内容をまとめてみました。

目次

現金払い -The Bus –

1回の運賃
大人$3
ユース
6~17歳
$1.50
子ども
5歳以下
無料

ユースと子どもはパスポート(コピー不可)の提示が必要です。子どもは料金を支払う人と同乗し、1人分の座席を使わないことが条件。子どもだけでは適用になりません。
※大人1名につき子ども1人が無料。2人目からは$1.50

現金払い

  • おつりは出ない
  • 人数分のまとめ払い可能
  • 1日の最大運賃の設定なし(乗るたびに$3必要)
いそぽん

以前あったワンデーパスは廃止になりました

HOLOカード -The Bus –

HOLOカードの特徴は、最大運賃の適用と乗車時に現金がいらないこと。ハワイ滞在中の主な移動手段がザ・バスで、1日に3回以上乗降するなら作っておくと便利です。

カードの新規発行には$2かかります。併せて$3以上の入金(チャージ)が必要です。

1回の運賃
2時間半以内の乗換は無料
1日最大運賃
大人$3$7.50
シニア※
65歳以上
$1.25$3
ユース※
6~17歳
$1.50$3.75
子ども
5歳以下
無料無料

子どもは料金を支払う人と同乗し、かつ1人分の座席を使わないことが条件です。子どもだけでは適用になりません。
※大人1名につき子ども1人が無料。2人目からは$1.50

※シニアカードとユースカードは申請が必要です。カリヒ・トランジット・センター(予約不要)やサテライトシティホール(要予約)で作成します。旅行者はカリヒ・トランジット・センターを利用するのが一般的です。

【シニアHOLO関連サイト】(英語)
公式HP「TheBus SENIOR FARE」

【ユースHOLO関連サイト】(英語)
公式HP「TheBus YOUTH FARE」

【シニア用カード作り方の参考】
読みやすくて分かりやすい!

HOLOカード

  • 人数分のまとめ払い不可(1人1枚必要)
  • 1日の最大運賃の設定あり

大人の使用例

  • 1回目の乗車で$3支払い、目的地で下車。2回目の乗車が2時間半以内であれば追加料金なし(残高は減らない)
  • 1回目の乗車で$3支払い、目的地で下車。2回目の乗車が2時間半を超えていると残高が$3減る。3回目の運賃は$1.5(1日最大$7.50が自動で適用)。当日は追加料金なしで乗り放題
  • 大人が$80支払うと自動でマンスリーパスになり、当月中は追加なしで乗車できる

公式サイトによると、HOLOカードに有効期限はない(公式では破損しない限り最低5年使えると書かれている)。

HOLOカードの入手場所

シニアやユース以外の一般的なHOLOカードは、

  • セブン・イレブン
  • ABCストア
  • フードランド
  • タイムズ・スーパー

などで入手できます。
ABCストアは1Dayパスの販売だけで、チャージはできません(2023年5月時点)。

check!HOLOカードの入手場所
HOLO where-to-buy-a-card

チャージできる場所

チャージ金額は現金で支払います。
クレジットカードで支払えるのは、カリヒ・トランジット・センターまたはHOLOカード公式HPです。

  • ABCストアを除くHOLOカード販売店(現金のみ)
  • トランジット・センター(現金、クレジットカード)
    ※VISAまたはマスターカード
  • HOLOカード公式HP(クレジットカード)
    ※アカウントの作成が必要

ザ・バスの車内マナー・注意点

  • 飲食・喫煙禁止
  • 現金払いはおつりが出ない
    両替機はなく運転手も釣り銭を持っていません
  • 持ち込める荷物
    持ち込めるのは膝に乗る荷物のみ。サーフボードやスーツケースは持込不可
    ベビーカーは畳めれば持ち込めます
  • 「COURTESY SEATING」は優先席
    お年寄りや妊娠中の人用の席です
  • 走行中の移動禁止
  • クーラーが寒い
    座る場所によっては寒く感じることも。羽織るものがあると安心
  • 寝ない
    たまに不審な言動をする人が乗ってくることも。ワイキキから離れた場所では夕方以降の利用は避ける方が無難。うたた寝は禁物

ザ・バスの便利なアプリ

ザ・バスのバス停には時刻表や路線図はありません。紙媒体で用意してもいいですが、スマホを持っているならアプリを利用すると便利です。

DaBus2

DaBus2のアプリを使って検索したスマホのキャプチャ。6パターンある

GPS機能を利用して、近くのバス停や目的地までのルート、バスの到着時間をチェックできるアプリです。(GPS機能を搭載していないバスもあります)

いそぽん

ハワイのバスは基本的に時刻表どおりには来ないので、スケジュールは余裕を持ちましょう

DaBus2の検索画面のキャプチャ

日本からだと近くのバス停の検索はできませんが、他の検索は利用できます。アプリをダウンロードして練習してみましょう。利用するバス停が決まっているなら、お気に入りに登録しておくこともできます。

また、アプリを使用するならレンタルWiFiを用意しておくと便利です。

Googleマップ

ザ・バスの利用に限らず、Googleマップは便利なので必須です。日本語で最寄りのバス停を調べられるし、バス停の番号、バスのルート番号、バスの到着時間も分かります。

旅行前に調べたルートをスマホのメモ帳に共有して、見たいときに再確認。旅行前も旅行中も便利なアプリです。

Googleマップでシェラトンワイキキからカイルアタウンまでのルートを調べたキャプチャ

例えば、旅行前でもザ・バスでシェラトンワイキキからカイルアタウンまで行く方法を調べておけます。バス停まで歩く目安時間も分かってスケジュールの組み立てに便利。あとはザ・バスが遅れないことを祈るだけです。

いそぽん

楽しい旅行になりますように!

いそぽん(@isopon11)でした。
マハロ♪

ハロアクハンガク祭2023 50%キャッシュバック 先着10000名さま対象! 4月7日から9月30日まで

コメント

コメントする

コメントは日本語で入力してください。(スパム対策)

CAPTCHA

目次