
アロ~ハ!いそぽんです。
ワイキキから北に向かって車で20分、コオラウ山脈の麓から1時間弱歩きマノアの滝<Manoa Falls>へ。大きなホテルやレストラン、ショッピングセンターが建ち並ぶワイキキからは想像できない自然に包まれた場所。
ゴールはマノアの滝。日本では見慣れない熱帯や亜熱帯の植物に囲まれたハイキングコースを歩きます。


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ハワイの自然の多様性を感じる

ハイキングのスタート地点手前、閑静な住宅地を通るマノア・ロードからの景色。
みどり豊かな景色に心が躍りました。マノアの滝周辺には、熱帯や亜熱帯の植物が生い茂ります。ハワイ原産の植物もあり、ハワイの多様性を楽しめる場所です。

マノア地区は雨が多いエリア。植物は青々と育ち色鮮やかです。

日本では沖縄に見られるオジギソウも咲いていました。南アメリカ産の亜熱帯植物で、触るとキューと葉が閉じるユニークな植物です。
レインボーズ・エンド・スナック・ショップ
Rainbow’s End Snack Shop

ハイキングの前と後でお世話になるレインボーズ・エンド・スナック・ショップ。レストラン、おみやげ、スイーツも販売していて、ハイキング後の食事や休憩に立ち寄る人も多いです。
出発前にここでトイレを借りられます。この先のトイレは1か所だけ(汚いらしい)ので、済ませておきましょう。
車で来たなら、通路の前にいる係員に駐車料金(1台$7.00)を払い、チケットを受け取ってから駐車。駐車料金支払済みの証明として、チケットをダッシュボードに置いて車から離れます。
駐車場に無料で借りられる杖が置いてありました。体力に不安があれば借りてから出発。
マノアの滝へハイキング
片道は約1.3km、1時間弱のハイキング。標高差は約250mの初心者向けコースです。
段差や階段、ぬかるんだ場所はありますが、犬の散歩をしている人、子供をおんぶして歩いている人もいました。滑りやすい場所もあるので、抱っこや背負ってのハイキングはおすすめしません。
念入りに虫よけスプレーをしてからスタート。

レインボーズ・エンド・スナック・ショップからコース入口までは舗装された歩きやすい道。

ハイキングコースの入口。ここからは舗装されていない道を歩きます。


きついアップダウンはありませんが、手すりなしの階段や石段があります。石の上は濡れていると滑りやすいので、急がず1歩ずつ。年配の方は休憩や写真撮影をしながら、ハイキングを楽しんでいました。

林の中を歩き進むと、突然視界が開けます。映画のワンシーンのようなジャングル。「わぁ」と自然に声が漏れました。


姿がおもしろい。近くに立つと自然の圧を感じます。
アメリカのドラマ「LOST」や映画「ジュラシックパーク」の撮影にも使われたとか。2020年公開のハリウッド映画「ゴジラvsコング」では、ドローンを使って空撮したそうです。
さらにジャングルのような道を進みます。

オオバユーカリの森<Eucalyptus robusta forest>。オーストラリア原産で、高さ30mくらいまで成長するそうです。
植物に関心がなくても、見たことがない植物を見つけると少し嬉しくなります。ツアーで行けば、ガイドさんの解説つき。熱帯雨林をハイキングしながら、少し知恵をつけるのも悪くありません。いつまで覚えているかは別として。


花の写真を撮ったり、小川に目を向けたり。

足元に注意しながらたまに上を見上げると、きれいな稜線も見られます。

折れた木が積まれているだけに見えるこの風景。実は1本の木。
この場所を含めて、ハイキングコースの途中にはフォトスポットがいくつかあります。それは後でまとめて紹介します。


うっそうと生い茂る熱帯植物の中を歩き続けていると、整然とした道に出ました。竹林です。ジャングルのようにゴチャゴチャしていたのに、一瞬で視界がクリアになりました。風が吹くとサワサワと優しい音がします。

段差のある自然石の階段。今は改修されて、段差の少ない歩きやすい階段に変わっています。
のんびりと景色を楽しみ、写真を撮りながら歩くこと50分。遠くからかすかに水の音が聞こえてきました。

マノアの滝に到着!
全長60m。20階建てのマンションに相当します。
マノアの滝は前日や当日の雨量次第で姿を変えます。『虹の谷』とも呼ばれ、雨の後は綺麗な虹がかかることもあるそうです。

この日の水量は少なめでしたが、優しい水しぶきと耳に届く音が心地よかったです。暑さに体力を奪われたものの、新鮮な空気を胸いっぱい吸い込んだら、心も体もリフレッシュ。マイナスイオンもたっぷり浴びてきました。

滝つぼに入るのは禁止されています。落石による事故や、水質の安全性に問題があるそうです。
帰りは体力的に楽ですが、雨の後だと滑りやすい場所もあって油断禁物。

特に滑りやすいのは、濡れた石の上と、段差が崩れるのを防ぐ崩れ防止の上です。
撮影スポット


1の前。景色がすごい
1.オオバユーカリの森
Eucalyptus robusta forest

2.ハウツリーの森
Hau forest

3.バニヤンアーチ
Banyan arch

僕たちが行ったときはハイキングコース上にありましたが、現在は途中にある分かれ道の行き止まりの方にあります。(バニヤンアーチの横に造られた道が現在の正規ルート)

仲のいい2人におすすめの樹。ルートが変わったため、今はないかもしれません。
4.竹林
Bamboo forest

5.階段
Stairs:Trail is more strenuous from this point on
写真スポットではなく、「ここから先の道は険しい」というお知らせとして表記されています。

6.マノアの滝
Manoa Falls viewing area

持ち物

マノアの滝ハイキングで特に気をつけるのは、暑さ、足元、蚊です。
持ち物の参考
- 歩きやすく汚れてもいい運動靴
- ストレッチ素材の長ズボン
- タオル
- 日焼け止め
- スマホまたはカメラ
- ペットボトル
- リュック(両手が使える)
- ポンチョ(雨対策)
- 虫よけスプレー
- チップ(ツアーの場合)
蚊が多いです。虫よけスプレーをしていても、数か所刺されました。もしスプレーしていなかったらどうなっていたことか。念のため、虫刺されの薬も持っていったので助かりました。
ワイキキは快晴でも、マノア地区は大雨ということがよくあります。ポンチョを使うなら、下は通気性のいいシャツを選びましょう。ポンチョの中が蒸れます。
マノアの滝へのアクセス
ザ・バス
The Bus (アラモアナセンターから) | ||
---|---|---|
乗車バス停 ID/停留所 | ルート番号 行き先 | 下車バス停 ID/停留所 |
#760 Kona St+Opp Keeaumoku St (FS) | 5 Manoa Valley | #3266 Manoa Rd+Opp Kumuone St |
アラモアナ・ショッピングセンターで5番の「MANOA VALLEY」に乗って終点で下車。約30分です。バス停からハイキング入口まで約15分歩きます。
バスは1時間に1本です。
ワイキキからザ・バスに乗る場合
ワイキキからマノアの滝まで直通のバスはありません。アラモアナセンターまで出てから乗り換えです。ワイキキからは2番、8番、13番が乗り換えしやすいですが、2番は乗り換えで少し歩くので、アラモアナ方面は8番か13番がおすすめ。
ザ・バスを利用するなら「HOLOカード」を作っておくと便利です。
レンタカー
レインボーズ・エンド・スナック・ショップの前に係員がいるので、駐車料金を支払います。代わりにもらうチケットは、外から確認できるようにダッシュボードに置いてください。
車上狙いが発生する地域なので、チケット以外の荷物を車内に残さないようにしましょう。
オプショナルツアー
ネイチャー系のツアーに強い『アンドユー クリエーションズ』がおすすめです。日本人向けのツアー会社なので日本語でサポート。実績は30年以上。
ハイキング中のガイドはもちろん、写真スポットも教えてくれます。タンタラスの丘に寄り道してからワイキキへ。


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いそぽん(@isopon11)でした。
マハロ♪
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