マウナケア山頂ツアーで世界一の頂きに立つ

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世界の専門家が愛する天体観測所 マウナケア山頂

ハワイ島西部の街カイルア・コナから東に約60km、車で2時間弱のところにあるマウナケア山は、ハワイ島のランドマークのひとつ。ハワイ諸島で最も高い火山で、現在は休火山です。

マウナケアは海抜4,205mの山ですが、実は世界一の高さと言われます。エベレストを無視したこの話、明確な理由があって嘘ではありません。
マウナケアは海底が隆起してできた山で、その麓は海底にあります。海底の麓から測った真の高さはなんと10,203m。陸地に麓があるエベレストは標高8,848m。本気を出したらマウナケアが世界一。

僕たちは世界一を制覇したくて、ハワイ島のメインスポットをマウナケアにしました。驚くことに、足で登らなくても車で行ける。さらに、マウナケアは星が綺麗に見える世界有数のスポット。「これは行くしかない!」
すぐさま星空観測ツアーを予約しました。

マウナケアの場所を示すハワイ島マップ

結果を先に
年間で約300日は晴天の山なのに、当日は濃い雲が空を覆ってしまいました。宝石のように輝く星空は見えませんでしたが、世界一の山を制覇できたのは今でも最高の思い出です。

マサシのネイチャースクールマウナケア登頂記念の旗
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目次

世界遺産マウナケア

Mauna Kea

標高 4,205m
海底からの高さ10,203m
※富士山の標高は3,776m

いきなり山頂に向かうと高山病のリスクがあるので、標高2,800mにあるオニヅカ・ビジターセンターで体を慣らします。ツアーでは90分~120分の時間をとり、その間に軽食をとったり、周辺を散歩したり、おみやげコーナーを見たりします。

参加制限
下記に当てはまるとツアーに参加できません。年齢制限はツアー会社によって異なります。

  • 妊娠中
  • 心臓疾患や呼吸器系疾患がある
  • 高血圧
  • 24時間以内にスキューバーダイビングをした
  • 酔っ払い、過度な飲酒
    ※ツアー出発前8時間以内の飲酒は控える

移動は車で登山のような運動はありませんが、行けるときに行っておきたいスポットです。
平地は暑くても山頂付近はとても寒い(0℃前後)ので、温かい服装を用意しておきましょう。寒さに弱い人はカイロも持っていくと心強いと思います。

世界遺産&天体観測の名所

マウナケアはキラウエア火山とともに、1987年に世界遺産に登録されました。

また、世界屈指の天体観測のスポットでもあります。安定した頂上付近の天候、澄んだ空気、少ない街灯かり。ここには、マウナケア天文台群と呼ばれる13基の天文台が設置されています。マウナケアは原住民にとって聖地であり、13基を超えては建造できない決まりになっているとか。
世界に誇る日本の天体観測用望遠鏡「すばる」もマウナケア山頂付近にあります。

マウナケアのサンセット 夕陽
低緯度(北緯20度)で南と北の天球の多くを見ることができる
マウナケアの天文台群
晴天率が高い(年間約300日が晴れ)

自然が多く残るハワイ島の道

ワイコロアから送迎バンに乗り少し走ると、街の気配は消えてのどかな田舎道の風景が広がります。自然を多く残した見晴らし抜群のハワイ島を走っていると、出張で行った北海道を思い出しました。ところどころで見られる溶岩がハワイらしくて新鮮。同じハワイ州でも、オアフ島とは見える景色がまったく違います。

アップダウンを繰り返しながら、徐々に標高が上がっていく道。前方には輪郭がぼやけた薄暗いマウナケアの姿。全貌が見えない様相に不気味さを感じました。

自然に逆らわず作られた道は右へ左へ蛇行し、そのたびにマウナケアが見える位置も移ります。

マウナケアに向かう途中の風景
ハワイ島ドライブの風景イメージ

マウナケアへのアクセスは、ハワイ島を東西に走る200号線を利用します。200号線の通称はサドル・ロード<Saddle Road>。西側から走ってくると、黒く染まった台地『溶岩台地』が両側に広がります。マウナケア山の入口はもうすぐそこ。

溶岩台地はハワイ島のビュースポットのひとつ。車から降りて、うねりの跡が残る溶岩台地にお邪魔します。このあたりは既に標高2,000m。出発前は半袖短パンでも暑かったのに、ここは風が強くて肌寒いくらいでした。

溶岩台地とサドルロード
ハワイ島 マウナケア近くの溶岩台地に立つつまぽん
マウナケア近くの溶岩台地 うねった跡がある 奥にはマウナロア山が見える
マウナケアをバックに溶岩台地で記念撮影するいそぽんとつまぽん
溶岩台地で強く成長する植物

標高2,800m オニヅカ・インフォメーションセンター

Onizuka Center for International Astronomy Visitor Information Station

溶岩台地から再び200号線を東に走り、交差点を左折するとマウナケアの入口、マウナケア・アクセスロード<Mauna Kea Access Road>です。ここからオニヅカ・インフォメーションセンターまで約15分。ウネウネした坂道を登り続けます。

オニヅカ・インフォメーションセンターに入る道 サドルロード
オニヅカ・インフォメーションセンターに入る道

オニヅカ・インフォメーションセンターでは、高山病を防ぐために体を慣らすのが鉄則。頂上付近の酸素は地上の6割程度しかありません。個人だと30分~60分で出発しますが、ツアーは安全が最重要なので90分~120分過ごします。その間は、軽食を食べたり、おみやげを見たり、ぶらぶら散歩したり。出発直前にトイレを済ませておくのも忘れずに。

カイロを使うなら、オニヅカ・インフォメーションセンターまたはもっと前に袋を開けましょう。この先は酸素が薄くなり、カイロが温まりにくいからです。

オニヅカ・ビジター・インフォメーションセンターの看板
エリソン・ショージ・オニヅカ氏のモニュメント

センターの名称は、1986年のチャレンジャー号爆発事故で亡くなった日系三世のエリソン・ショージ・オニヅカ大佐(日本名:鬼塚 承次)から命名されています。

オニヅカ・ビジター・インフォメーションセンター

画像 Frederick Pfeiffer

絶滅危惧種 銀剣草

Silversword

時間はたっぷりあります。軽食を食べたあと、建物の周りを歩いていると、トイレの左側にどこかに通じる門を見つけました。英語の看板が掲げられていて、立ち入ってはいけない雰囲気。すぐさまガイドさんに確認しにいきます。
「入っても大丈夫ですよ。でも、踏んだり触ったりゴミを捨てたりはしないでくださいね。」

オニヅカ・ビジター・インフォメーションセンターにある門

空・山・土・植物しかない別の星のような風景の中を歩いていると、左側に不思議な形をした人工物を見つけました。ハワイアンが祈りを捧げる祭壇らしいです。興味は尽きませんが、神聖な場を荒らすわけにはいきません。近づかず離れて見つめることにしました。

オニヅカ・ビジター・インフォメーションセンターの奥にある祭壇のようなもの
ハワイアンの祭壇
オニヅカ・インフォメーションセンターの裏を歩くつまぽん
オニヅカ・インフォメーションセンターの裏に咲いていた黄色い花

このあたりは間隔をあけてモコッモコッと草が生えていて、ところどころが銀色をしています。その植物の名は『銀剣草(ぎんけんそう Silversword)』。絶滅危惧種に指定されているハワイ固有種の高山植物で、数十年間成長を続けます。成長しきった銀剣草は夏に花軸を伸ばし、その1か月後に1度だけ開花した後、枯れてしまうそうです。

【参考サイト】
Wikipedia ギンケンソウ

銀剣草には絶対触れてはいけません。熱に弱く、人の手が触れると低温火傷状態になりたちまち枯れてしまいます。

オニヅカ・ビジター・インフォメーションセンターからの風景
マウナケアの銀剣草
マウナケアの銀剣草
根を踏まないように石で囲われている銀剣草
根を踏んでしまわないように石で守られている銀剣草もあります
花を咲かせた後の銀剣草
ほんの少し前に開花していた銀剣草
開花するのは数十年の生涯で1度だけ

頂上までの準備と注意

  • 防寒着を持っていく
  • 日焼け対策(紫外線が強い)
  • 水分補給
  • 風で飛ばされるものは車から持ち出さない
  • コンタクトレンズの人は眼鏡も持参(空気が乾燥している)

ツアーではガイドさんが呼吸法を教えてくれるので実践しましょう。体調の異変は少しも出ませんでした。

マウナケア山頂までの風景

高地に体が順応したところで、オニヅカ・インフォメーションセンターを出発。いよいよ山頂に向かいます。途中のポイントではツアーバンから降りて記念撮影をすることができました。
車で走っている最中も、おもしろい景色が目に飛び込んできます。「宇宙に人間が住める星が見つかったとしたら、こんな光景かも。」そんな想像をしながら、カメラ片手に景色を眺めます。

マウナケア山頂までの車窓風景
マウナケア山頂までの車窓風景
マウナケア山頂までの車窓風景 オニヅカ・インフォメーションセンターが遠くに見える

雲がはれる気配なく、この頃には綺麗なサンセットと星空はほぼ諦めていました。それでも世界一の山を登っていることには違いありません。
「夕陽も星空も見られないなら仕方ない。今回はマウナケアの頂上に無事辿りつければいい。」と頭を切り替えました。

そう思うと、濃い雲は空の絨毯のように見え、一面に広がる雲海にも風情を感じられます。

マウナケア山頂までの車窓風景 雲海の上
マウナケア山頂までの車窓風景 雲の間から夕焼けが見える

標高3,100m

マウナケア標高3,100mくらいからの景色

正確な標高は記憶にないですが、たぶん3,100mくらい。オニヅカ・インフォメーションセンターから300mほど登ってきました。車で。
この高さになると、眼下に雲が広がっていたり、雲の中に自分がいたりしておもしろいです。

この地点で歩いて登っている人もいました。オニヅカ・インフォメーションセンターからマウナケア山頂まで歩いた場合、往復10時間くらいかかるそう。高山病や事故で亡くなる人もいるらしく、車で連れてきてもらえたことに感謝です。

同じ場所で別の方角の写真を撮りました。同じ場所かと疑うほど違う景色が見えます。

マウナケア山頂までの道から見えた風景 標高3,100m
マウナケアで記念撮影

かなり寒くなってきました。計算上だと低地のホテルと比べて約19℃くらい下がっているはず。たぶん11℃くらいです。ジーンズがキンキンに冷えていたので、10℃以下だったかも。

ツアーでは防寒具を貸してもらえますが、その下に着る温かい服は自分で用意を。山頂は0℃前後になります。

標高3,700m

さらに600mほど登り、標高は約3,700m。ベリー・ロング・ベースライン・アリー<Very Long Baseline Array/VLBA>という場所で記念撮影。途中で止まる理由は、記念撮影と高地に体を慣らすためです。

VLBAはアメリカ全土に10台あるパラボラアンテナの1つで、複数のパラボラアンテナを結合してひとつの巨大な電波望遠鏡として使うそうです。
僕は大きくて無機質な構造物が苦手で、足がガクガクしてしまいました。

【関連記事】
Wikipedia 超長基線アレイ

Very Long Baseline Array
マウナケアにあるVery Long Baseline Arrayのパラボラアンテナの裏で記念撮影

気温の計測はしていませんが、計算上だと7℃~8℃くらい。ツアーで用意してくれた厚手のジャケットが寒さから身を守ってくれています。11月の月末はまだ降雪こそないものの、かなり寒かった。

標高4,000m

マウナケア天文台群と呼ばれるだけあって、頂上付近に半円を描くように大きな天文台が建てられています。日常生活で絶対に目にしないその光景は異様で不気味。でも、新惑星にいるようでワクワクもします。

日本が世界に誇る『すばる望遠鏡』もここにあり。いつか屋根が開くところを生で見たいと思いながら記念写真を撮ります。

マウナケア天文台群の一部
右から3つめが日本のすばる望遠鏡
すばる望遠鏡
すばる望遠鏡とケック天文台 風を通すために看板には穴があいている
左:すばる望遠鏡 右:ケック天文台

看板に穴が開いているのは、強風で飛んでしまうのを防ぐため。手や指を通すための穴ではありません。

すばる望遠鏡の反対側には、各国の巨大望遠鏡が並んでいました。
SMA望遠鏡のストリートビューを見ると、宇宙映画に出てきそうな光景でおもしろいです。

マウナケア頂上付近から見える各国の望遠鏡

すばる望遠鏡や宇宙に興味があるなら、すばる望遠鏡の公式サイトをご覧ください。専門知識はまったくないのに次々と見たくなります。ブログを書く手が2日間止まりました。
ライブ配信を日本時間の14時過ぎから見ると、天文台が動くシーンや流れ星が映ることがあります。星空や日の出も見られます。

マウナケア山頂手前から見えた景色
偶然撮れた直線だけの写真
シンプルでお気に入りの1枚

標高4,200m マウナケア山頂

オニヅカ・インフォメーションセンターを出てから約1時間。ついに山頂に到着。正確には、もう少しだけ高いところがありますが、そこはハワイ原住民の聖域のため入れません。それでも標高は4,200m。感無量です。
山頂の滞在時間は約1時間。暗くなるまでサンセットを鑑賞したり記念撮影したりしていると、あっという間に時間が経ちます。

それにしても、本格的な登山の装備もなしで、よくぞここまで連れてきてくれました。用意したのは上着くらいです。ガイドさんによると、このツアーは悪路の運転とお客さんの体調チェックで神経が磨り減るとか。感謝しかありません。

マウナケア山頂から見える景色
マウナケア山頂のトイレ
トイレ
紙が切れていることもあるので用意を
スクロールできます
マウナケアのサンセット
マウナケアのサンセット
マウナケアのサンセット
マウナケア山頂でジャンプ
マサシのネイチャースクールマウナケア登頂記念の旗

マウナケアの歴史や言い伝え、祭壇の様子は動画で見ることができます。字幕をONにして設定で英語を日本語に変えれば、変な日本語が多々ありますがおおよそは理解できます。

雲がなければ

雲がないマウナケア山頂からのサンセット
Photo by リトルマロン
雲がないマウナケア山頂からのサンセット
Photo by せき散歩
雪が積もったマウナケア山頂からのサンセット
Photo by Vanessa Fortier
マウナケアのサンセット 2人の手で作ったハートで太陽を包んでいる

星空観測

サンセット鑑賞のあとは、少し山を下りて星空観測です。残念ながらこの日は雲が多く、ガイドさんは場所を変えながら粘ってくれましたが、雲がはれることはありませんでした。もしコンディションが良ければ、天の川も綺麗に見えるそうです。

マウナケアから見える星空
Photo by ulziibayar badamdorj
マウナケアから見える星空と天の川
Photo by Conner Baker

オニヅカ・インフォメーションセンターからも綺麗な星空を見ることができるそうです。

オニヅカ・インフォメーションセンターの星空
Photo by ulziibayar badamdorj

マサシのネイチャースクール(法人名:TFT inc dba Nature School)のスケジュールは、山頂で約60分サンセット鑑賞をしたあと、500m~800m下りて約90分星空観測をします。
日本のテレビ番組で見かけることもあり、このツアーは20年以上前から続けているそうです。

星空観測ツアーには、サンセット(夕陽)とサンライズ(日の出)の2種類あります。サンセットは英語ガイド、サンライズツアーは日本語ガイドです。

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マウナケアの山頂は個人で行くにはリスクが大きい

最初から個人で行くつもりはなかったですが、ツアーに参加して改めて個人で行くにはリスクが高いと思いました。道を完全に把握しているツアーガイドでさえ、かなり慎重に運転しています。

まず、マウナケアのドライブはレンタカーの保険適用外になることが多い。それくらい事故が多いのかもしれません。さらに、オニヅカ・インフォメーションセンターの先は四輪駆動車に限られます。センターを出て少し走ると、ガードレールのない砂利道で、タイヤを取られると大事故になりかねません。冬は道が凍結していることもあります。

  • 山頂への道は急こう配が続く
  • 未舗装の箇所が多い
  • 道幅が細く急カーブが多い
  • 暗くなると視界が悪い
  • 山頂付近でのライトの点灯は禁止
  • ローギアを使いこなす技術
  • 酸素が少なく正常な判断ができなくなる
  • いざという時に英会話が必要

もし高山病になった場合に、交代できるドライバーがいないと悲惨です。

個人で行くなら、海外旅行保険とレンタカーの保険を確認、携帯型の酸素吸入器を用意、マウナケア管理局のガイドライン(英語)を読んでおく必要があります。

マウナケア頂上ツアーで用意していくもの

防寒具

標高が100m上がると気温は約6℃下がるので、4,000mと平地との気温差は約24℃。ホテルの気温が30℃だったら、マウナケア山頂は6℃です。12月~3月は氷点下になることも。
ツアー会社によっては厚手の防寒具を貸してくれますが、中に着込む服も用意を。カイロも役に立ちます。

日焼け止め

標高が高くなるほど紫外線を多く浴びます。地上よりも強いので紫外線対策は必須。

サングラス

紫外線の影響を強く受けるので、あれば用意しておきましょう。サングラスは色ではなく、紫外線カット率で選んでください。

山頂の空気は非常に乾燥しているため、1時間に約500mlの水分補給が推奨されています。ツアー会社によっては用意してくれていることもあります。

眼鏡(コンタクトレンズ使用時)

乾燥でコンタクトレンズが辛くなったときのために。

雪が積もったマウナケア山頂

最後に。
マウナケア(Mauna Kea)はハワイ語で「白い山」という意味。マウナ=山、ケア=白いです。冬の雪化粧も見てみたい。

Nature School

マサシのネイチャースクール

星空観測ツアーは、サンセット(夕陽)とサンライズ(日の出)の2種類。サンセットは英語ガイド、サンライズツアーは日本語ガイドです。

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いそぽん

マウナケアは山頂に行くだけでも価値がありますよ

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いそぽん(@isopon11)でした。
マハロ♪

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