
アロ~ハ!いそぽんです。
ダイヤモンドヘッドを早朝ハイキングしてから、カフェ・カイラで朝食のパンケーキ。ダイヤモンドヘッドもカフェ・カイラも、ローカルと観光客に人気のスポットです。
ダイヤモンドヘッドに個人で行くには予約が必要ですが、ツアーだと催行会社が手配してくれます。カフェ・カイラはいつも行列ができる人気店ですが、ツアーだと並ぶ必要はありません。
私たちがすることは、運動して朝食を食べること。観光を兼ねた健康的なツアーです。
カフェ・カイラ
ハワイのパンケーキランキングでTOP3に入る店。ローカルにも人気で行列ができる。「ハワイで一番おいしい朝食を出すお店」(2021年ハレアイナ賞ベスト朝食部門・金賞)受賞。
\ツアーのポイント/
- 運転はツアーガイドにおまかせ
- 早朝のダイヤモンドヘッドをハイキング
- 行列の店カフェ・カイラでも待ち時間なし
- 1日を有効に使える早朝ツアー
- 前日から晴れることを祈る
ツアーからホテルに戻るのは朝9:00頃。1日は始まったばかりです。

スケジュール
05:00~05:30 | ホテル出発 |
06:00前後 | ハイキングスタート |
07:30前後 | ダイヤモンドヘッド出発 |
07:45前後 | カフェ・カイラでパンケーキ |
08:30前後 | カフェ・カイラ出発 |
09:00前後 | ホテル帰着 |
陽が昇る前の涼しさが残る中、朝6時から232mのダイヤモンドヘッド山頂を目指します。
ハイキングは片道30~40分が目安。開園時間と片道の時間を考えると、山頂から日の出を見られるのは11月中旬から3月上旬です。真っ暗な中を歩く冬は、想像以上に疲れます。
check!ホノルルの日の出&日の入りを調べる
ダイヤモンドヘッド早朝ハイキングツアーのメリットとデメリット
ハワイを楽しむプロは朝を大事にします。気温が低く空気が澄んでいる早朝は、散歩するだけでも気持ちいいものです。
メリットは「楽できること」
- 送迎ツアーはアクセスのことを考えなくていい
- ダイヤモンドヘッドの入園予約をツアー会社がしてくれる
- 行列ができるカフェ・カイラに並ばず入れる
開園時間にダイヤモンドヘッドに着けるアクセス手段がありません。早朝のザ・バスはダイヤモンドヘッドから離れた停留所に止まります。個人で早朝ハイキングをするなら、レンタカーかタクシーが必要です。送迎つきのツアーならアクセスを考える手間を省けます。
デメリットは「雨」
- 雨の中のハイキングはつらい
- 個人で行くよりコストが高い
- スケジュールに余裕はあるものの、気持ち的にのんびりできない
雨とツアー料金はかなりのデメリットです。僕たちが参加した日は雨でした。雨と汗が混ざった服、ぬかるんだ道。簡単に当日キャンセルできないツアー料金。
個人で行った場合の費用は、タクシーでダイヤモンドヘッドまで行ったとして往復$30(帰りをザ・バスにすればもっと安い)。カフェカイラはザ・バスでアクセスして、パンケーキとドリンクを注文。チップも入れて$35くらいです。ツアーはこの倍の料金になります。
天気予報を見ながら現地で直前に予約できればいいですが、3日前には申込みできなかったり、空きがなくなったりします。
check!ホノルルの天気予報
雨のダイヤモンドヘッドを早朝ハイキング

ツアーに参加したのは11月26日。ハワイは雨季(10月~3月)です。6時前のワイキキはまだ暗く、強い雨の音が起床直後から聞こえていました。
ハワイの雨は短時間でバーッと降って、カラッと晴れることも多いです。そんな雨だと信じてツアーバンに乗り込みます。
別のホテルに宿泊している参加者も合流。挨拶のあと全員静かだったのは、眠さのせいではなかったと思います。バンバンと車に当たる雨の音は目を覚ますには十分な音量でした。
ダイヤモンドヘッドに着くと、雨は若干弱まり、私たちの表情にようやく笑顔が出始めます。
とはいえ、暗くて雨が降るダイヤモンドヘッドハイキング。途中で写真を撮る余裕はありませんでした。
早朝の暗いダイヤモンドヘッドをハイキング
夏の6時なら薄明るくなっていますが、11月下旬は真っ暗。小雨が降る真っ暗な道を、ガイドさんが貸してくれた懐中電灯を片手に登っていきます。
雨が湿気をもたらし、雨と汗が混ざったTシャツが肌にまとわりつき気持ち悪い。せめて景色くらい見られれば、気もまぎれたかもしれませんが、ダイヤモンドヘッドのハイキングルートに照明はありません。懐中電灯が照らす足元が唯一の景色。気分は修行。
幸いなことに途中で雨はやみました。こんな天候だったので自然と足は速く動き、通常は30~40分かけて歩く道を20分で頂上に到着。日の出前の薄っすら明るい時間です。
どんな道かは、明るいダイヤモンドヘッド・ハイキングの記事をご覧ください。
雲が多く日の出は断念。達成感が救い
頂上に着いたばかりの景色。

夏ならすでに明るくなっているところですが、11月下旬はまだ真っ暗。夜景とは違う早朝の景色も綺麗です。

服は汗と雨まみれ。晴れだったら、つくり笑顔ではない爽やかな笑顔を振りまけたはず。
でも、途中が悪路になったおかげで達成感はありました。

薄っすら明るくなって、初めて人の多さに気づきます。ダイヤモンドヘッドの高さは232m。高さとしては低いですが、周りに遮るものがないので、日の出ハイキングが人気です。
雨はやんだものの、空は依然として厚い雲に覆われたまま。日の出らしいものを見ることなく、いつの間にか明るくなってしまいました。
もしコンディションが良ければ、こんな風景が待っています。



最高の条件じゃなくても、これくらい↓の日の出は見られると思います。

日の出まで見られれば最高ですが、少しずつ明るくなっていく景色の中で朝日を浴びるだけでも1日のテンションが上がります。「今日も思いっきり遊ぶぞ!」
そのあとすぐ、階段で滑って尻もちをつきました。ここの階段は塗れていると滑ります。
ダイヤモンドヘッド登山証明書をもらう
下山したらすっかり明るくなっていました。
ツアーの会社「BWT(ブルー・ウェーブ・ツアー)」は、独自のダイヤモンドヘッド登山証明書を作り、記念に授与してくれます。

駐車場の近くにある売店では、オリジナルの登山証明書を購入できます。

2.50ドル。当時はオリジナルの存在を知らなかったので買いそびれました。
頂上や駐車場で登山証明書やメダルを販売している人は、非公認の業者なのでご注意ください。
早朝ハイキングのあとは、「カフェ・カイラ」に車で移動します。
カフェ・カイラのフルーツ盛り盛りパンケーキ

開店前から行列ができているパンケーキ店「カフェ・カイラ」。ハワイのグルメ情報誌に必ず紹介されているカフェです。

順番を待つのも楽しみの1つかもしれませんが、ツアー参加者の待ち時間は、準備が整うまでの少しの間だけです。行列の先頭に並ぶ人より先に入店してしまいました。
店内はアットホームな雰囲気に満ち溢れています。ワイキキから離れていることもあり、客層はローカルが多かったです。

私たちは店の奥にあるスペースに案内されました。
ツアーは食べるパンケーキが決まっています。店員さんにはコーヒーか紅茶を尋ねられただけ。英語ができなくても問題ありません。
少し待って登場したのがこちら。

バターミルクパンケーキ+フルーツ盛り盛りトッピング。雑誌やブログでよく紹介されているパンケーキ。軽くてふわふわのパンケーキ3枚にクリームとバターとシロップ。バナナとベリーをトッピングして、粉砂糖をサッとまぶしています。
個人で注文する場合は、ベースのパンケーキが9.25ドル。トッピングはバナナ2.50ドル、キャラメリゼしたリンゴ2.50ドル、ブルーベリー3ドル、イチゴ3ドルです。
僕たちのパンケーキには、キャラメリゼしたリンゴ以外すべてトッピングされていました。

カフェ・カイラは、オーガニックな材料を使ったヘルシーな朝食が人気です。ボリュームは見た目以上にずっしり。
特に気に入ったのはフルーツ。新鮮でジューシー。フルーツの甘味と酸味がたっぷり詰まっています。これなら、フルーツボウルも食べてみたいと思いました。元気が出る朝食とは、栄養、味、見た目が揃ってこそなのかもしれません。
周りの人はペロリと完食したこのパンケーキ。いそぽん家2人は食べきれませんでした。
店員さんに「to go プリーズ」(テイクアウトのこと)といえば、持ち帰れるようにしてくれます。
ツアーはこれで終了。ホテルまで送ってもらって解散です。
カフェ・カイラ店舗情報 | |
---|---|
営業時間 | 月曜~金曜/7:00-18:00 土曜・日曜/7:00-15:00 |
定休日 | なし |
住所 | Market City Shopping Center, 2919 Kapiolani Blvd., Honolulu, Oahu, HI 96826 (Googleマップ) |
電話番号 | 808-732-3330 |
公式HP | cafe-kaila-hawaii.com |
ダイヤモンドヘッドハイキングの疑問。誰でも登れる?持ち物は?
ダイヤモンドヘッドのハイキングルートは、最初アスファルトで舗装された道から始まりますが、途中未舗装の箇所もあります。雨さえ降らなければ、悪路というほどではありません。
持ち物と服装
- 靴
-
靴は運動靴やスニーカーがおすすめ。サンダルでも登れますが、暗い時間に始まる早朝ハイキングはつま先が隠れる方が安全です。ヒールでハイキングしている人もいましたが、さすがに浮いていました。
- タオル
-
汗かきます。
- 飲み物
-
ペットボトルも必需品。自動販売機があるのはスタート地点だけです。たまに故障していることがあるので、ホテルから持って行く方が安心。
- 日焼け止め
-
ハワイは陽が昇るとすぐ日焼けします。汗で落ちないウォータープルーフを。
- 汗拭きシート
-
ツアーバンに乗る前に。
- 着替え(汗かきの人)
-
汗をよくかくなら、持っていると安心。
- レインコート
-
雨が降ったときになるべく濡れたく人のみ。傘をさせる道ではありません。
- 帽子は要注意
-
頂上付近は風が強く、ダイヤモンドヘッドは『帽子飛ばされスポット』としても有名です。
ハワイのサンスクリーン法について
2021年からサンスクリーン法が施行されました。サンゴ礁の白化と死滅を防ぐため、紫外線吸収剤「オキシベンゾン」と「オクチノキサート(メトキシケイヒ酸エチルヘキシル)」を含む日焼け止めの販売・流通は禁止されています。持ち込みは規制の対象外ですが、観光客も現地の取り組みに協力することが望まれます。
※マウイ島・ハワイ島では使用も禁止です


トイレ
トイレは登山口の右手にある1か所だけ。その先にはありません。早朝ハイキングはトイレも混み合うので、できる限りホテルで済ませておくのがベストです。
ハイキングの時間
頂上まで休憩なしで歩いて20分くらいでした。人が多くて進めないこともあるので、30~40分を目安に。
階段あり
頂上に近づくと長い階段があります。階段を登れないと頂上に行けません。
1つめ。

76段。手すりを持つとすごく鉄臭くなります。
2つめ。

急勾配で99段ある難所。暗い時間は少し怖いです。鉄臭くなってでも手すりを使って安全を優先。勾配がきつそうなら、迂回路もあります。

迂回路も82段ありますが、勾配は緩やか。普通の階段を登れる人なら大丈夫です。ここの手すりも鉄臭い。
3つめ(最後)。

段数は数えていないですが、ここまで来れた人なら登れるでしょう。最後のひと踏ん張り。手すりはもちろん安定の鉄臭さです。
ダイヤモンドヘッド早朝ハイキングツアーの感想をまとめます。
晴れていれば気分は最高、雨が降っていたら修行。

今となってはいい思い出です
いそぽん(@isopon11)でした。
マハロ♪