アロ~ハ!いそぽんです。
早朝のダイヤモンドヘッドをハイキングして感じたメリット・デメリットを紹介します。
ダイヤモンドヘッド早朝ハイキング
ゲートが開くのは朝6:00。夏はすでに明るく、冬は暗い中でのスタート。標高は232m。スタートから頂上まで30~40分のハイキングです。
最初は舗装された道ですが、すぐに舗装されていない道に変わり、途中と最後に階段があります。未舗装といっても道はしっかりできていて歩きやすい。階段には手すりが設置され、歩きやすい初心者コースです。
ハイキングコースにはほとんど日陰がなく、日が昇ってからの出発は暑さと日焼けとの勝負になります。その点、早朝は空気が澄んでいて日差しが弱いので、散歩のような気持ちいい時間を過ごせます。
予約が必要
2022年5月12日から、ダイヤモンドヘッドへの入場には予約が必要になりました。キャンセル期間は3日前までです。
※ハワイ在住のIDを持っている人は予約不要
以前のように、「雨が降っていなければ行く」というスケジュールは組めなくなりました。
山頂で日の出を見られる時期
ダイヤモンドヘッド頂上から日の出を見られるのは11月中旬~3月上旬です。
日の出ハイキングが目的なら、sunrise-sunset.org(英語)でホノルルの日の出の時刻を調べてみましょう。日別で調べることができ、薄明るくなる時刻も載っています。
冬の早朝ハイキングで雨が降ると最悪
ダイヤモンドヘッド早朝ハイキングの満足度は天候次第。足元が見えにくい冬の早朝、雨が降る中のハイキングは辛かったです。
早朝にシャワーのような雨が降るのは珍しくありませんが、雨季(10月~3月)は長引いたり、本気の雨になることがあります。
11月下旬の朝5:00。ホテルの外は真っ暗。ザーッという本気の雨音が聞こえてきました。今回はツアーを手配しています。天候はツアー会社の問題ではないので、当日のキャンセルは返金されません。意を決して、ザーザー降りの中、ツアーバンに乗り込みました。
6:00にゲートが開くと、少し弱まった雨の中を歩き出します。足元は暗く、頼れるのはスマホのライト。湿気と汗と雨で服が肌にまとわりついて気持ち悪い。途中で写真を撮ろうなんて微塵も思いませんでした。
せめてもの救いは、登りの途中で雨が止んでくれたこと。それでも、想像していた清々しいハイキングとは真逆の現実。景色よりも歩くことに集中し、20分でゴールしてしまいました。
雨が降るとトレーニング要素が強い観光になるかもしれません。それも今となってはいい思い出です。
雲が厚く日の出は見られませんでしたが、朝を迎える街の景色は綺麗でした。昼のダイヤモンドヘッドにはない魅力を感じられます。
「なぜ早起きしてまでダイヤモンドヘッドに登るのか?」
天候さえ味方してくれれば、素敵な風景に飛び込めるからです。
そして帰り。雨に濡れた階段に滑り、激しく尻もちをつきました。
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ダイヤモンドヘッド早朝ハイキングの感想まとめ
ハイキングを左右するのは天気です。しかし、ダイヤモンドヘッドへの入園は予約制のため、当日の天気次第というスケジュールは組めなくなりました。(予約時に払った料金を諦められるなら別)
日の出にこだわりがなければ、冬のダイヤモンドヘッドは日の出後の午前中がおすすめ。夏は気温が高く紫外線が強いので早朝がおすすめです。
雨具を使うなら傘はNG。近くの人の目に当たったりしたら取り返しがつきません。頂上付近は風が強く、さらに危険。日傘も同じです。雨具を使うなら蒸れてでもレインコート。ほとんどの人は雨を受け入れ、濡れて歩いていました。
「No Rain, No Rainbow」ハワイで雨はポジティブに捉えます。
ブックマークしておくと便利なサイト
必須は公式の予約サイト。併せて、日の出・日の入予報と、天気予報のサイトもブックマークしておくと役に立ちます。
- 【必須】ダイヤモンドヘッド予約(英語)
gostateparks.hawaii.gov - ハワイ州政府公式Webサイト(英語)
dlnr.hawaii.gov - 日の出・日の入予測(英語)
sunrise-sunset.org - ホノルルの天気予報
weather.com
早朝のダイヤモンドヘッドへのアクセス
レンタカー
入園予約時に駐車場も予約。駐車料金は2時間で$10/台。連続で2コマ(4時間)まで予約できます。
ザ・バス
開門時間に最寄りのバス停に停まるバスはありません。登山口まで20~30分歩きます。
Google Map
biki(自転車シェアサービス)
最寄りのbikiステーションから登山口まで徒歩20分以上かかります。
biki
ワイキキから徒歩
早朝は強盗事件が発生しやすいためやめておきましょう。特にカピオラニ公園からダイアモンドヘッドまでの道は危険です。
ツアー
早朝のツアーは割高な上、1人あたりの料金なので費用が高くなります。また、時間制限があるため、のんびりできません。一方、入園予約もアクセスもお任せなので最も楽な手段です。僕たちもツアーを利用しました。
ダイヤモンドヘッドハイキングの準備と心構え
ダイヤモンドヘッドのハイキングルートは、最初アスファルトで舗装された道から始まりますが、途中未舗装の箇所もあります。雨さえ降らなければ、悪路というほどではありません。
持ち物
- 靴
つま先を保護できる運動靴やスニーカーがおすすめ。 - タオル
- 飲み物
スタート地点に自動販売機ありますが、故障していたことがあります。 - 日焼け止め
紫外線が強烈です。汗でも落ちないウォータープルーフタイプを推奨。 - 汗拭きシート
ハイキングの後にどこか出かけるなら。 - 着替え(汗が多いなら)
- レインコート(濡れたくない人)
- 帽子は注意
ダイヤモンドヘッドは帽子飛ばされスポットで有名。
サンスクリーン法について
ハワイのサンスクリーン法について
2021年からサンスクリーン法が施行されました。サンゴ礁の白化と死滅を防ぐため、紫外線吸収剤「オキシベンゾン」と「オクチノキサート(メトキシケイヒ酸エチルヘキシル)」を含む日焼け止めの販売・流通は禁止されています。持ち込みは規制の対象外ですが、観光客も現地の取り組みに協力することが望まれます。
※マウイ島・ハワイ島では使用も禁止です
トイレ
トイレは1か所だけ。スタート地点の右側にあります。早朝ハイキングはトイレも混み合うので、できる限りホテルで済ませておきましょう。
ハイキングの時間
休憩なしで歩いて20分くらいでした。人が多くて進めないこともあるので、30~40分が目安です。
階段あり
頂上に近づくと長い階段があります。手すりを持つとすごく鉄臭くなります。
2つめの階段は急勾配のため、疲れていたら迂回路を利用しましょう。迂回路も82段ありますが、勾配は緩やかです。
最後に頂上への短い階段があります。
いそぽん(@isopon11)でした。
マハロ♪