オアフ島の中央部にあるドール・プランテーションは、パイナップルにまつわる様々な体験ができるテーマパークです。
ノースショアへのドライブや島内観光ツアーの休憩スポットとして人気があり、いつも多くの人で賑わっています。
ドール・プランテーションは幾度となく訪れてきましたが、未体験だったのが世界一の巨大迷路とパイナップル列車。この2つのアトラクションには時間が必要なので、スケジュールにドールの日を作って行ってきました。
今回は、ドール・プランテーションのアトラクションの感想、おみやげコーナーなどの見どころ、行き方を紹介していきます。「休憩だけにする?迷路や列車も体験する?」と迷ったときの参考にしてください。
ドール・プランテーションの
アトラクション
迷路─世界一大きな庭園迷路
Pineapple Garden Maze
童心に返って秘密基地探し!
大人も子供も楽しめる!
2008年にギネスで世界最大の迷路として認定。12,141平方メートル(3,672坪)の中に設置された8つのチェックポイント(秘密基地)を探し出し、ゴールを目指します。迷路内の小道は全長4km。島内観光ツアーの休憩時間ではクリアできない規模です。
所要時間の平均は40分。僕たちのクリアタイムは50分でした。1時間くらいは予定しておきましょう。
Attention
島内観光ツアーの30分程度の休憩では間に合いません。たまに、迷路に参加できるような記述があるツアーを見かけるのでご注意ください。当日になって「参加できません」と言われます。
迷路があるのはビジターセンターの右側。チケット売場は迷路の入り口にあります。
迷路だけのチケットもあれば、パイナップル列車やガーデンツアーとセット(コンボ)になったチケットもあります。コンボは割引料金になるため、僕たちは迷路とパイナップル列車のコンボにしました。
支払方法は、クレジットカードまたは現金です。
チケットには迷路の全体図が載っていて、8つのチェックポイントが記されています。時間と体力に余裕があれば、あえて地図なしで迷うのもあり。地図を見ながら歩いても、意外と途中で分からなくなっておもしろいです。
ドール・プランテーションの迷路は中央に大きな広場があるのが特徴。ここを目印にすれば「迷って出られない!」ということはありません。さらに、迷路から脱出できる場所がいくつかあるので、安心してチャレンジできます。
このままスタートしてもいいですが、ちょっとした記念になるアプリがありました。
スマホにドールのアプリをインストールしてからQRコードを読み取ると、スタートとゴール、8つのポイントに到着した時間を記録できます。興味がある人はインストールしておきましょう。最初のQRコードはチケット売場を通過したあとにあります。
では、世界一の巨大迷路スタート!
最初は見晴らしがいい中央の広場。上から見るとパイナップルの実の形になっています。
迷路の道は14,000本もの木によって作られていて、身長176cmの僕がすっぽり隠れる高さ。屋外で閉じ込められる感覚は新鮮で刺激的。小さな子供は怖がるかもしれません。そこは、かっこいいところを見せるチャンスです。
視界が遮られた木々の間を右往左往。すると、不意にチェックポイント(秘密基地)が現れます。大人でも嬉しい瞬間、達成感。童心に返って「あった!」と声が出てしまいました。
チェックポイントではチケットに印を書きます。8か所とも印が違い、すべて揃えられたらクリア。
アプリをインストールしているなら、ボードに描かれたQRコードを読み取るのを忘れずに。
8つの印を集めたらゴールへ。最後にフィニッシュタイムを打刻してもらって終了。最初は、「1回くらい経験しておこうかな」程度だったのに、終わってみれば意外な達成感がありました。遊びながらいいウォーキングができるし、子供はもちろん、大人も楽しめます。
【迷路の注意点】
- 迷路に入る前に水分を用意しておく
- 虫よけ対策をしておいた方がいい
- 暑い
パイナップル列車
Pineapple Express Train Tour
景色は見応えあり!
車内アナウンスは英語です
ドールに来るたびに乗ってみたいと思っていたパイナップル列車。念願の初乗車です。一面赤土の広大な大地とパイナップル畑、カントリーチックな雰囲気がいい感じでした。
ただ、車内アナウンスが英語なので、英語を理解できないと100%は楽しめません。また、タイミングによっては列車に乗るまでの待ち時間が長くなるのもネックです。
ホームで最初に目にしたのは、列車を待つ人の行列。列車が到着するのは30分間隔なので、結構な列になります。1度で多くの人が乗車できるとはいえ、乗車までに30分ほど待ちました。タイミングが悪いと1時間待ちになることもあるそう。列車に乗るなら平日、行けるなら朝イチがおすすめです。
乗車の順番になると、スタッフが1組ずつ記念写真を撮影します。できた写真は降車後に買うパターン。欲しかったけど我慢しました。(高かった)
席は先着順で、僕たちは進行方向の左側の席に座りました。
約20分の列車の旅に出発進行!
赤土の大地を突っ切て走る列車。少し古めかしい列車の音と警笛が心地いい。
走行中は英語で車内アナウンスが流れますが、近くに座った人がずっと喋り続けていたのでほとんど聞こえませんでした。聞こえたとしても英語が分からないので結果は同じですけど。
念願だったパイナップル列車の感想ですが、「英語を理解できる人」か「列車好きな子供へのプレゼント」なら存分に楽しめると思います。僕の正直な感想は「料金の割には…」でした。それもいい思い出です。
【パイナップル列車の注意点】
- 待ち時間が長い
- アナウンスは英語
- 乗車中の飲食禁止
- 暑い&足が日焼けする
ビジターセンター
ドール・プランテーションは、ビジターセンターだけでも楽しめます。カフェ、広いおみやげコーナー、きれいなトイレ(2か所)があり、外にはちょっとした庭園もあります。
ドール・プランテーションで最も有名なスイーツはドール・ホイップ<Dole Whip>。パイナップルの爽やかな風味がするソフトクリームです。好きか嫌いかは別にして、これは記念に食べておいてほしい。
ドール・ホイップ
Dole Whip
建物の奥に進むと、プランテーション・グリルというコーナーがあります。開店直後と閉店間際以外は、ドール・ホイップ待ちの行列ができています。メニューは8種類ありました。
3番のカップ・ウィズ・トッピング<Cup with topping>は、8種類のトッピングの中から選びます。以前クラッシュド・パイナップルを選んだら、パイナップルがかなり酸っぱかったので、今回はトッピングなしのレギュラーカップにしました。
追加料金を払ってチョコレートでカバーすることもできます。
3番Cup with toppingで選べるトッピング
・クラッシュド・パイナップル
・ココナッツ・フレーク
・リーヒン・パウダー
・レインボー・スプリンクル
・ストロベリーシロップ
・ラズベリーシロップ
・チョコレートシロップ
・キャラメルシロップ
リーヒン・パウダー…乾燥梅干しに塩、砂糖、リコリス(甘草)などをまぶして粉末にしたもの。ハワイの定番品のひとつ
レインボー・スプリンクル…小さな色とりどりのデコレーション用キャンディー
スイーツだけでなく、ドール・プランテーションは食事やドリンク、コーヒーも揃っているので、1日まったりと過ごすこともできます。
1時間ごとに行われるパイナップルデモンストレーションで、パイナップルの切り方や盛り付け方を学ぶのもドールらしい過ごし方です。
おみやげコーナー
ビジターセンターは入り口からギフトコーナーが始まり、奥の方まで続いています。
食品、アパレル、雑貨、アクセサリーなど、ドール・プランテーションのオリジナルアイテムがモリモリ盛りです。
食品
山積みされていてドキドキ。特に目立つのは、飴、グミ、ガム、キャラメル、チョコレート。
飴やグミはばら撒き土産にぴったり。
他にも、チップス、ドライフルーツ、マシュマロ、容器に入った綿菓子、ジャムもありました。綿菓子なんて10年以上前からあるロングセラー商品です。
ビーフジャーキーが美味しいのですが、残念ながら日本に持ち込むことはできません。(ビーフチップスも不可)
ワイアルアコーヒーなどのハワイアンコーヒーもずらっと並んでいます。どれを買うか悩む。
石鹸やリップクリーム
ドール・プランテーションならではの、石けん、スキンケア、リップクリームもおみやげにしたい!
Tシャツとぬいぐるみ
オリジナルTシャツも人気のおみやげの1つ。
クール系、かわいい系、パロディ系、いろいろあります。Tシャツコーナーは前回よりも拡大していたので、よく売れているっぽい。僕が大好きなブランド「ハイライフ」もありました。
マスコットのぬいぐるみも行くたびに新しいものが登場しています。
オリジナル雑貨
じっくり見始めると、おみやげコーナーだけでも30分以上かかります。
外にも店
ビジターセンターの外にも少し露店があります。ぶらぶらしながらチラ見したり食べ歩きしたり。
きれいなレインボー・ユーカリ
ビジターセンターの外、駐車場の前にある大きなレインボーユーカリも名物の1つ。樹皮の色がとても特徴的。
露店で何か買って、ベンチでのんびりするのも好きです。
ドールプランテーションの行き方
レンタカーと駐車場
ワイキキから、H1フリーウェイとH2フリーウェイを経由して約1時間。
駐車場は広いです。入口を入って右側をキープしながら少し進むと、右(南側駐車場)と左(北側駐車場)に分かれます。
個人だと右側駐車場に進む車が多いようです。左の駐車場は少し奥に進むとバス専用エリアになります。バス専用エリアをさらに進み、突き当たりを左、少し進んでさらに左に曲がれば、個人の駐車場があります。
ザ・バス
ワイキキから直通のバスは出ていないので、1度アラモアナセンターに出ます。アラモアナセンターから1時間20分ほどのバス旅。ミリラニとワヒアワという街を経由するので時間はかかりますが、ローカルの景色を眺めながらのバス旅も悪くありません。たまに、変な乗客と一緒になってドキドキしますが…。
■乗車/バス停ID
Kona St #847
■下車/バス停ID
Dole&Helemano Plantations/#2188
■ルート
52番 WAHIAWA・HALEIWA行き
アラモアナセンターから52番のバスに乗れば、ドール・プランテーションまで乗り換えなしで行けます。始発だから座れるのも嬉しい。
帰りも52番のバスで、HONOLULU・ALA MOANA CENTER行きに乗ります。ドールの周辺はバス停が1つ(両車線に1つずつ)しかないので迷いません。ハレイワ行きのバスに乗ってしまわないようにだけ注意してください。
オプショナルツアー
ドール・プランテーションに長時間滞在するツアーはありません。迷路かパイナップル列車のどちらかに参加できるツアーなら1件ありました。
参加人数が多いか予算に余裕があるなら、プライベートツアーを利用する手もあります。
ドールプランテーション&ノースショア観光ツアー <パイナップルガーデン迷路・パイナップル列車>
ツアー催行会社:Island Makana
迷路またはパイナップル列車に参加可能。ハレイワタウンでは約2時間のフリータイムを楽しめます。
ドール・プランテーション(迷路または列車)→ハレイワタウン散策2時間
掲載サイト:楽天トラベル観光体験
楽天市場のIDで予約OK。楽天ポイント使える!
掲載サイト:Hello Activity
施設情報・料金
ビジターセンターは入場無料。迷路や列車などのアトラクションは有料です。
営業時間 | 09:30-17:30/毎日 ※アトラクション最終受付17:00 |
定休日 | 12月25日 |
住所 | 64-1550 Kamehameha Hwy. Wahiawa, Hawaii 96786 Google Maps |
電話番号 | 808-621-8408 |
駐車場 | あり・無料 |
入場料 | ■入場料無料 ■迷路 大人$9.25/子供$7.25/4歳未満無料 ■パイナップル列車 大人$13.75/子供$11.75/4歳未満無料 ■ガーテンツアー 大人$8.00/子供$7.25/4歳未満無料 コンボツアーはセット割引あり 詳細はこちら |
トイレ | あり 施設内 |
公式HP | doleplantation.com |
備考 | 年齢について 大人…13歳以上 子供…4歳~12歳 |
アトラクションのコンボ(セット割引)
- 迷路+列車
大人$23.00$19.75 子供$19.00$15.25 - 列車+ガーデンツアー
大人$21.75$18.75 子供$19.00$15.25 - 迷路+ガーデンツアー
大人$17.25$14.00 子供$14.50$11.00 - 迷路+列車+ガーデンツアー
大人$31.00$27.00 子供$26.25$23.00
トイレ
トイレはビジターセンターを正面から入って左奥の方です。いつも綺麗でハレイワに行く前は必ず利用しています。
楽しんできてください!
いそぽん(@isopon11)でした。
マハロ♪
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