竹富島屈指の人気アクティビティといえば『水牛車』。
ガイドさんの島ばなしや三線の音に耳を傾けつつ、ゆったりと時に笑いながら赤瓦の集落を巡る。まさに南国バカンス。
といっても旅行前は「集落の風景なら歩いて見れるしなぁ」と期待は小さめでした。竹富島記念くらいの気持ち。
でも想像と実際は違いました。ガイドさんのトークや水牛の動きがおもしろくて、しっかりと思い出になりました。今回は竹富島観光【水牛車編】です。
フェリー編はこちら

竹富島で水牛車に乗る!
2025年9月時点で、竹富島で水牛車を営業しているのは竹富観光センターのみ。以前は新田観光でも水牛車に乗れましたが2年以上休業しています(レンタサイクルは営業中)。
竹富港でフェリーを下りると、左手に送迎バスが何台か待機していました。手前がレンタサイクル各社の送迎バス、奥が竹富観光センターの水牛車送迎バスです。

水牛車送迎バスは2台止まっていて、予約している人と予約していない人で分かれていました。時間によっては1台だけのときもあって、その場合は予約している人が優先になるそうです。
いそぽん家はフェリーの乗船券とセットで水牛車を予約していました。

竹富港から水牛車乗り場まで徒歩なら15~20分、送迎バスなら約5分。11月中旬でもしっかり暑い竹富島。レンタサイクルで島巡りの前に体力を温存できたのは大きい。


受付をして名前が呼ばれるのを待つ
店内での流れ
- 受付(代表者1人)
予約してあっても受付は必要 - 順番がくるのを待つ
名前を呼ばれる
予約の有無に関わらず受付カウンターに行きます。乗車は予約している人が優先。
予約なしの場合はここで受付をして料金を支払います。支払いはキャッシュレス決済のみ。現金不可なので注意してくださいね。2人以上のグループで参加する場合は、行列緩和のために代表者がまとめて支払います。

バスを降りたらみんな一斉に受付カウンターへ。
若干の行列はできましたが、そんなに時間はかからなかったと思います。5分くらいだったかな。
ちなみに、送迎バスが来ていないときはこんな感じ。

受付が済んだらあとは名前が呼ばれるのを待つだけ。
これがドキドキ。
せっかくなら前方に乗りたい。

ガイドさんの島案内や三線を近くで聞きたい。水牛のプリ尻を間近で見たい。
惜しい!1番うしろになりました

これが現実。最後列。
惜しかった。1組ズレていたら次発の最前列。
水牛車は1台18名乗りです。
結果、最後列は完全にハズレというわけではなかったです。
後ろに人がいないから気が楽。みんな前に詰めているからちょっと広い。そして、うしろから来る水牛を正面から見られる。来ればだけど。

前を走っていた水牛車の最後列の人。ガッツリとこちらを見ていました。

担当水牛:ニーラン(頭がいい)
というわけで、僕たちの担当水牛はニーランくん。とても頭が良いそうです。つぶらな瞳が印象的な子でした。

水牛車の所要時間は20~30分。幅があるのは水牛のペースで進むからです。
暑ければ日陰で休み、水浴びできる場所に来たら自ら止まって水を掛けてくれるのを待つ。その姿がまたかわいい。急に止まってオシッコをする水牛もいるそうですよ。マーキングかな?

ガイドさんは竹富島の案内だけでなく、水牛の話もしてくれます
ニーランくんは能力に長けた水牛でした。まだ離れたところにいる自動車に気づいて、通り過ぎるのを待つ危機回避能力。前の牛車とちょうどいい距離感で進んだり止まったりできる空間把握能力。牛車の内輪差まで把握して細い道を曲がる運転能力。集落の中を歩くからこそ見られるおもしろさですね。

沖縄らしい赤瓦の家並みやガイドさんのトークを楽しむだけじゃもったいない。
水牛のしぐさや頭の良さにも意識を向けると何倍も楽しくなります。


ガイドさんが乗る前に歩き出す
町並みは後でいい。ガイドさんの島案内や三線を聴く
初めての竹富島ということもあって、水牛車に乗っている間もキョロキョロ、キョロキョロしていました。でも、いま思えば水牛車でしか経験できないことに集中すべきだったかもしれません。ガイドさんの島案内、三線の音色と唄、水牛の動き、これらこそが特別な体験。町並みや風景は後でゆっくり散策すればいい。



キョロキョロしていたせいで肝心の2階部分が撮れていない…

意外とハマる!水牛の写真

09:00に竹富観光センターを出発して、戻ってきたのは09:25。所要時間は水牛の体調や気分次第ですが、およそ20~30分です。
そのあとは、ニーランくんと1組ずつ記念撮影。小サイズの写真は無料、大サイズは有料です。あとで紹介しますね。

自分のスマホでもニーランくんを撮影。10枚くらい撮ったと思っていたら20枚オーバー。びっくりしました。




記念写真を買う
写真を撮り終えたらとなりにある小屋へ向かいます。

ここではグループで1枚『水牛車乗車記念証』をもらえます。
記念証には名刺サイズの記念写真も付いていました。

追加料金なしで貰えます
これだけでも十分な思い出になりますが、もっと大きい写真が欲しければ、L判の写真を買うこともできます。L判は1,800円とちょっと高いけれど、離島という環境と水牛たちの食事代の足しになると思えば。

エサ代の足しにしてくれ!
写真代に含まれるもの
- 現像したL判写真
- 記念写真と竹富島の風景写真のダウンロード用QRコード(30日間)
ダウンロードはL判写真の左下にあるQRコードから実行できます。




年賀状の素材にも使える
最後にトイレを借りて、港までのバスの時間を確認。水牛車に参加していれば無料で乗れます。これがすごい楽でした。徒歩でも15~20分で港まで行けますが、暑い日はしんどいです。ほんとに。


港へのアクセス方法
- 竹富観光センターの無料バス
※利用者のみ - 一部レンタサイクルの送迎バス
※利用者のみ(友利レンタサイクル ほか) - 竹富島交通の路線バス
※有料、要予約(当日予約可) - 徒歩 15~20分
というわけで、竹富島の水牛車レビューでした。
竹富観光センターの水牛車:
基本情報
竹富観光センター 水牛車 | |
---|---|
営業時間 | 09:00-17:00 |
定休日 | なし |
住所 | 沖縄県八重山郡竹富町竹富441 Google Map ![]() ![]() |
電話番号 | 0980-85-2998 |
水牛車 料金 | 大人(中学生〜)3,300円 小人(小学生)2,200円 幼児(3歳〜未就学児)1,600円 0歳~2歳:大人1人につき1人無料。大人の人数以上は幼児料金 ※繁忙期は特別料金 |
トイレ | あり |
滞在時間 | 40分 水牛は20~30分 |
公式HP | https://suigyu.net/![]() ![]() |
備考 | キャッシュレス決済のみ(現金不可) レインコート、雨傘、日焼け止め販売中 レンタサイクル、グラスボートあり |
※繁忙期:3月、7月、8月、GW、年末年始
※繁忙期料金:大人3,900円、小人2,900円、幼児1,900円
水牛車の予約サイト
水牛車は予約なしでも参加できます。ただし、予約している人優先なので、待ち時間が発生する場合もあれば、すんなり乗車できることもあります。つまり運。
水牛車の予約をする場合、フェリー会社などの観光ツアーで乗船券とセットで申し込みます。個人での予約は受け付けていないそうです。
八重山観光フェリーのツアーは
石垣島ドリーム観光のツアーは楽天トラベル観光体験でもいくつか取り扱っています。楽天ポイントを使ってツアー料金を支払いたいときに便利です。
八重山観光フェリーと安栄観光はフェリー乗船券のみの購入も可能です。
次回は竹富島でレンタサイクルで島巡り編です。
楽しい旅行になりますように!
Article author いそぽん
Photo & Experience 2024.11
コメント