マカプウ岬ハイキングへ オアフ島屈指の景勝地を歩く

当サイトはプロモーションを掲載しています
マカプウトレイルの入口でジャンプするいそぽん

アロ~ハ!いそぽんです。

ワイキキから東海岸沿いに車で30分。ハワイ・カイの街を越えて、ハナウマ湾をさらに進むと、オアフ島最東端マカプウ展望台に到着。島内観光でも人気の景勝地です。

マカプウ展望台を少し南に戻ると、マカプウ・ポイント・ライトハウス・トレイル<Makapu‘u Point Lighthouse Trail>というハイキングコースがあります。略してマカプウ岬ハイキング
マカプウ展望台より高い丘を歩き、マカプウ灯台<Makapu‘u Lighthouse>が見える展望台がゴール。オアフ島屈指の景観を求めてハイキングに出かけました。

マカプウ岬の場所を示す地図

日陰がまったくないので、紫外線対策をしていないと大変なことになります

目次

景色を楽しみながら。歩きやすいハイキングルート

マカプウトレイルの道 アスファルトで舗装されている

ハイキングコースは往復3.2km、高低差152m。舗装された歩きやすい道で、往復で1時間程度の初級者コース。景色を見ながらのんびり歩けます。
ダイヤモンドヘッドよりも歩きやすく、犬の散歩、産前産後の運動のために来る人もいるほどです。

ペレの椅子とマカプウハイキングのスタート地点

ハイキングコース入口の看板を越えて真っすぐ進むのが今回のコースです。

マカプウトレイルの地図

他のスポット

マカプウ岬展望台ハイキングコース以外は舗装されていません。

ハイキングルートのスタート地点を右に逸れると、『アラン・デイビス・ビーチ』<Alan Davis Beach>と『ペレの椅子』があります。
(カイヴィ・ショアライン・トレイル<Kaiwi Shoreline Trail>)
ビーチまでは歩きやすい道ですが、ペレの椅子に行くためには岩場を登らないといけません。(傾斜は緩く、手をつかなくても登れるレベルです。)

ペレの椅子

所要時間は、マカプウ岬ハイキングだけなら往復60分、ペレの椅子だけなら往復30分、ペレの椅子とハイキングの両方なら往復120分が目安です。

マカプウ灯台を目指してハイキング

スタート地点から緩やかな上り坂を南に向かって10分歩くと、U字状に折り返して北向きに変わります。折り返して少し歩いたところにビュースポットがありました。

マカプウ・トレイルの途中で見える海の景色 遮るものがない

水平線まで見渡せるハワイの青い海。絶景です。
この先は崖。現在は柵が設けられています。

マカプウ岬ハイキングの最初のビュースポットでかっこつけるいそぽん

すれ違った上半身裸の欧米人ハイカーがかっこよくて、僕もTシャツを脱ぎました。そのおかげで、ひどい日焼けをすることになります。

ザトウクジラが戻る海

さらに5分ほど進むと、クジラのイラストが描かれた看板がありました。

冬はマカプウ・トレイルからクジラの親子が見られると案内する看板

毎年11月~4月の期間、ザトウクジラはハワイの海に戻ってきて、出産や子育てをするそうです。運が良ければ、ここからもザトウクジラの親子を見ることができるそう。現在は双眼鏡も設置されています。

もしかしたら、看板の横から崖を降りていく人に出会うかもしれません。崖を降りて行き着く先は、マカプウ・タイドプール<Makapauu’s Tide Pools>。タイドプールとは、干潮時に岩場に残った海水でできる潮だまりのこと。海に戻れなかった魚が泳いでいることもあります。

マカプウ・タイドプールへの道は、足場が崩れたり、滑落したりすることもあるため、旅行者向きではありません。

ゴールを目指してハイキングコースを進みます。ゴールまではあと10分ほど。

マカプウ・トレイル クジラの看板からゴールを見上げる
植物に覆われたトレイル横の斜面
マカプウ・トレイルの舗装された道をゴールを目指して歩くつまぽん

歩きやすく、坂は緩やかです。なのに足が重いのは、9月の暑さ、日陰のない道、アスファルトにこもった熱と照り返し。道の難易度は低くても甘く見てはいけないコース。日本より湿気が少ないのは救いですが、水を忘れるとつらいハイキングになります。

マカプウ・トレイルの途中で自生していたサボテン

大量のウチワサボテン。固有種を駆逐してしまうため、ハワイでは外来の有害植物となっています。

マカプウ岬展望台

マカプウポイント展望台

クジラの看板から10分くらい、スタートからは約30分で、マカプウハイキングのゴール『マカプウ・ポイント・ルックアウト』(マカプウ岬展望台)に到着です。

マカプウ・ポイント展望台 1つめの展望台 少し低い場所にある

階段の頂上に行く前に、手前の展望台へ。ここからでも十分美しい風景を望めます。

1つめの展望台から見えるラビットアイランドとタートルアイランド
1つめの展望台から見える景色

コオラウ山脈の断崖絶壁と海。ハワイを象徴する大好きな光景の一つです。下のマカプウ展望台の景色も絶景ですが、上から見る景色は迫力が増します。

1つめの展望台から崖下を覗き込んだところ

透きとおった海と打ち寄せる白波。自然が作り出す色は美しい。

シー・ライフ・パークとマカプウヘイアウが見える

シーライフパークとマカプウ・ヘイアウも見えました。

マカプウ・ポイント展望台の手前は舗装されていない斜面

以前は頂上手前だけ舗装されていませんでしたが、現在は階段が設置されていて、スタートからゴールまで歩きやすいコースになっています。

マカプウ・ポイント展望台手前の斜面で遠くを眺めるいそぽん

ここも現在は舗装され、柵は新調されました。大きな石は今も残っています。

マカプウ・ポイント展望台手前の斜面から見える景色
マカプウ・ポイント展望台手前から下をのぞきこむ
マカプウ・ポイント展望台手前の斜面から見るラビットアイランドとタートルアイランド
マカプウ・ポイント展望台 1つめの展望台

マカプウ岬展望台の頂上へ

マカプウ・ポイント展望台に上がる階段

ゴールのマカプウ岬展望台へ。ここら辺一帯がすでに展望台になっています。

マカプウ・ポイント展望台 狭い

再整備される前の展望台です。フェンスに貼られた金網に鍵がたくさん掛かっていました。縁結びの願掛けだったらしいです。多くなると役所の人が来て切り取っていたそう。

マカプウ・ポイント展望台 フェンスに無数の鍵がくくられている

現在は金網はなく、鍵もなし。綺麗な展望台に生まれ変わっています。

マカプウ・ポイント展望台から見えるマカプウ灯台

頂上の展望台からはマカプウ灯台を見ることができます。赤い屋根をした可愛げのある灯台。

マカプウ灯台 屋根が赤く見た目はかわいい

ハイキングルートの途中に灯台に向かう道もあります。道は細く崖沿い。灯台まで延びていますが、直前で封鎖されています。行く人はほとんどいないし、頑張って行くほどではありません。

ハイキングルートから逸れる場所

マカプウ展望台に続くもう1つのハイキングルート
マカプウ灯台のアップ

マカプウ岬展望台からの景色に戻ります。

マカプウ・ポイント展望台からマカプウヘイアウの方角の景色
マカプウ岬展望台から見えたモロカイ島

晴れた日に東の海を眺めると、モロカイ島が見えます。

マカプウ岬の悲しい歴史

マカプウ岬展望台の慰霊碑

展望台から戻ると、慰霊碑があるのに気づきました。マカプウ岬の悲しい歴史が綴られています。

『カタリナという飛行艇が12.5時間の海上パトロールの任務を終え帰還しようとしていた。辺りは既に日没で暗くなり更に悪天候の為視界も悪くなっていた。
パイロットはこのマカプウ岬の灯台をバーバースの灯台と間違え、降下を始め着陸のため旋回を行ったところで、マカプウ岬の崖に激突してしまった。』

余力があればピルボックスへ

展望台よりさらに高い場所

マカプウ岬展望台の反対側は、さらに高いところまで登れる道があります。舗装はされていません。
頂上には、戦時中に使われていたピルボックス(見張りや敵の攻撃に対処する施設)があります。頂上は360°パノラマビュー。ココヘッドまで見渡せる景色がご褒美です。どんな場所かはGoogleマップで確認できます。

光景が目と心に焼き付いたら、歩いてきた道を戻って下山。行きとは逆の方角だからこそ見える景色も見落とさず、下り道を歩きます。

マカプウハイキングの帰りに見えるココヘッド
マカプウトレイルの入口でジャンプするいそぽん

帰りは20分くらいでした。

暑さと紫外線は難敵ですが、ベビーカーを押しながらでも歩ける優しいハイキングコースでした。上まで登らないと見えない景色。日焼け止めと水分を準備して出かけましょう。

持ち物と注意点

  • 汚れてもいい歩きやすい靴
  • スマホまたはカメラ
  • 飲料(自販機・売店なし)
  • タオル
  • サングラス(あれば)
  • 日焼け止めはマメに塗り直す
  • トイレを済ませておく(トイレなし)

近くには売店どころかトイレもありません。
最寄りはマカプウ・ビーチ・パークかハワイ・カイ・ゴルフコース。いずれも徒歩で行くには遠く、車の往来が激しい道を歩かなければいけません。

マカプウ・ビーチ・パークのトイレは、汚いを超えた惨状でした。それ以上に問題なのは、ハワイの公衆トイレは事件が発生しやすい場所ということ。公衆トイレはおすすめできません。
ハワイ・カイ・ゴルフコースは、トイレだけ借りるのはマナー違反です。中のレストランを利用したついでに借りましょう。ここのロコモコは美味しかったです。

マカプウ・ポイント・ライトハウス・トレイルへの行き方

ザ・バスの停留所が近くにないため、レンタカーを利用する人が多いです。

レンタカー

ワイキキから車で30分程度。駐車料金は無料。景色がいい海岸線のドライブです。駐車場と手前に縦列駐車できるスペースがあります。
マカプウ周辺は車上荒らしが多発し、特にレンタカーは狙われやすいです。車内には一切の物を残さないようにしましょう。

頻繁に満車になるらしいので、午前7時の開園時間直後が狙い目。休日は混むので平日にスケジュールを組みましょう。
日の出を見るために午前7時以前に来ている人も多いですが、レンタカーは保証の問題(開園前の駐車)があるので確認が必要です。

ザ・バス

バス停は2つあります。どちらも徒歩で約20分。スピードを出す車が多いハイウェイの路肩を歩きます。怖いです。特に子ども連れは避けた方がいいと思います。

  • ハワイ・カイ・ゴルフコース
    傾斜が緩い
  • シーライフ・パーク・ハワイ
    上り坂・途中で路肩が狭くなる

ワイキキのクヒオ通りから23番のバスに乗って1時間ちょっと。シーライフ・パーク・ハワイでの下車を紹介しているウェブサイトが多いですが、次回はハワイ・カイ・ゴルフコースから行ってみたいです。

マカプウ岬 バス停からの歩行ルート

ハワイ・カイ・ゴルフコース下車

アクセスは2通りあります。

  1. ハイウェイをそのまま歩き、途中で脇道に逸れる
  2. 南側に戻って、カイヴィ・ショアライン・トレイルを歩く
    (ペレの椅子からのアプローチになる)

1.のルート

1.は車両の出入口まで歩いても構いませんが、少しだけショートカットできます。車道のガードレールの奥にもう1つガードレールが見えたら、ショートカットの入口です。
入口 Google Map

2.のルート

距離も時間も長くなりますが、ハイウェイを歩く距離は短くて済み、一般の旅行客が見ない景色が広がるルートです。ペレの椅子からハイキングルートに合流します。
人が少なく未舗装の道で、入口が塞がっているかもしれません。
入口 Google Map

たっぷり歩いて景色を見るルートもある

歩くことが苦にならないなら、サンディービーチの近くでバスを降りて、海岸線を歩くルートもいいかもしれません。途中でカイヴィ・ショアライン・トレイルに合流します。
ツアーガイド犬になりたいハウのお散歩動画がかわいいのでご紹介。道の雰囲気も分かります。

関連記事ザ・バスのHOLOカード

基本情報

住所Makapuu Lighthouse Rd, Honolulu, HI 96825
Googleマップで見る
電話番号なし
開園時間夏期 07:00-19:45
冬期 07:00-18:45
定休日なし
入場料金無料
トイレなし
駐車場あり
公式HPdlnr.hawaii.gov
滞在時間90分~

9月に日焼け止めなしで行くとこうなる

9月の晴れた日。途中から上半身裸でハイキングした結果。

ハワイで日焼け(マカプウハイキングの後)
ハワイで日焼け(マカプウハイキングの後)ストラップの跡がくっきり付いている

サングラスを掛けていたストラップの跡がクッキリ。Tシャツを脱いでいたのは1時間未満。これがハワイの紫外線です。

関連記事 -Related Articles-

いそぽん

ハイキングは日焼け対策を万全に!

いそぽん(@isopon11)でした。
マハロ♪

ルックJTBで行く
ハワイ旅行・ツアー

JTBのパッケージツアーなら
ホテル・航空券・送迎の手配も安心!
航空券+ホテル、航空券だけの予約もできます

ブログ村応援用バナー
タップすると順位アップするようです
にほんブログ村 旅行ブログ ハワイ旅行
にほんブログ村
目次