アロ~ハ!いそぽんです。
ハワイの数あるオプショナルツアーで特に人気なのが、カネオヘ湾沖のサンドバーツアー。オアフ島東部、カネオヘ湾から2kmほど沖に出たところにある砂洲に行くツアーです。
広い海の中、干潮のときだけ白い砂で覆われた幻のビーチが出現。その幻想的な光景についた愛称は「天使の海」と「天国の海」。ハワイの情報誌でほぼ毎回紹介され、世界中から観光客が集まるハワイの名物スポット。
サンドバーはかつて神にフラを捧げた聖地であり、州政府が管理しています。個人では行けず、唯一の渡航手段は、認可されたツアーに参加すること。
その代表的なツアーの1つが、「天使の海ツアー(ピクニックセイル)」。日本人にとても人気があるツアーです。今回は天使の海ツアーの体験談を紹介していきます。
イメージしていた風景と実物の違いはあったものの、貴重な体験ができる楽しいツアーでした!
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「天使の海ピクニックセイルツアー」をレビュー
サンドバーはカネオヘ湾にあり、「ヘエイア・ケア・ボートハーバー<He’eia Kea Boat Harbor>」からサンドバーまで船で15分程度です。
ツアーの流れ
現地集合もできます
途中でウミガメウォッチング
歩いたり、記念撮影したり、バレーボールしたり…
船上で焼きたての絶品バーガーランチ
船上に残ってもOK
今回乗船した「メラヒ・マナ号1」。定員65名は満席。改めて「早く予約しておいてよかった」と思いました。
参加人数が少ないと「メラヒ・マナ号」(乗船人数49名)が使われます。大きさが違う程度で、どちらも揺れが少ないカタマラン(双胴船)です。
船のツアーはトイレが心配ですが、気にしなくて大丈夫。どちらの船にもトイレは2つあります。ただ、使い方が特殊(クルーが説明してくれます)なので、なるべく乗船前にボートハーバーで済ませておきましょう。
港を出発するとまずはスタッフの紹介。
日本語が分からないスタッフがほとんどですが、日本語を話せるスタッフも乗船していてホッとしました。基本的には日本語スタッフも乗船するそうです。(乗船できないこともあるそう)
クルーの性格もそれぞれで、シャカポーズを決めている人が今回のお調子者。最初から最後までハイテンションでハンバーガーを焼いてくれました。明るい人ばかりで、船のムードはずっと和やか。英語が分からなくても大丈夫。もう雰囲気だけで楽しいです。
航行中の船内は自由に移動できます。せっかくなのでハワイの海風を浴びにデッキへ。
風がほんと気持ちいい。
海の風を全身で感じながら遠くの景色を見ていたら、自分が船酔いしやすいことをすっかり忘れていました。お守り代わりに持っていった酔い止めのおかげもあるかもしれません。船酔いが心配なら、薬と酔い止めリストバンドの両方を持って行きましょう。
ウミガメは見れる?
サンドバーへのルートはウミガメ生息地の近く。ウミガメが見つかると、船のスピードを落としてスタッフが大声で教えてくれました。毎日のように見ているはずなのに、まるで初めて発見したかのような叫び声。観光客をわくわくさせるのが上手い!
Point!
ウミガメを見ると喜ぶ理由
ハワイではウミガメのことを「ホヌ」と呼び、海の守り神として大切にされてきました。ホヌは幸運のシンボルでもあり、会うと幸せになれると言われています。ハワイのツアーガイドさんは、ホヌを見つけるとみんな大声で教えてくれます。
視界には何頭か泳いでいたのに、撮れた写真はこれだけ。うっすらと甲羅が写っています…
見るほどでもない動画も載せておきます。ほんと見るまでもないです。
ウミガメは希少生物で、立派に成長できるのはわずか0.1%。個体数が少なく絶滅の恐れすらあります。だから見れなくて当たり前。出遭えたなら特別なラッキーデーです。
ハワイは『ウミガメ・ファースト』なので、むやみに近づいたり触ったりすると罰金を科されるので注意しましょう。
風景を撮っていたら、たまたまウミガメが写っていました。狙ったときは撮らしてくれなかったのに。
写真右にあるのは『チャイナマンズ・ハット』と呼ばれる島。中国人農夫がかぶる帽子の形に似ていることからついた愛称で、正式名称は『モコリイ島』<Mokoli’i island>です。
サンドバーの理想と現実
ハワイの風を浴びたり、ウミガメを探したり、海岸線の景色を見たり。あっという間にサンドバーに到着しました。
こんな光景をイメージしていたけれど、
実際は・・・
全然違いました。
でも、ここは紛れもなく深い海が広がる場所。少し離れると、立つどころか底さえ見えない深い海が広がっています。
サンドバーは潮位で姿を変える
幻想的な白砂ビーチを見れなかった原因は潮位でした。
サンドバーは干潮の時に顔を出すスポットで、タイミングがずれると、膝上や胸くらいまで水位が上がります。雨が降った後も水位は上がるので、運が良くなければテレビや雑誌で見る姿を目にすることはできません。
だから奇跡の海。条件が揃った時はこんな風景が広がります。
空からの景色はさらに神秘的
運がいいとホヌが寄ってくることも
想像していたサンドバーのイメージと違いすぎて気絶しそうになりましたが、360度深い海が広がる中で立っていたのは面白い経験でした。
もし、水位が高いときは、船の上から写真を撮ってみてください。サンドバーが広がる箇所だけ海の色が違います。「一生の思い出」に。
サンドバーは自然条件次第。どんな姿を見られるかは実際に行くまで分かりません。でも潮位はある程度予測できるので、潮位が低い時を狙ってツアーを予約すれば、神秘的な光景を見られる確率は上がります。
事前に潮位を調べる方法はこちらで紹介しています。
サンドバーで何をする?
サンドバーでは、みんなが思い思いの時間を過ごします。シュノーケリング、クルーが張ってくれたネットでバレーボール、端から端まで歩く、写真や動画の撮影会、船の上からサンドバーと水平線のグラデーションを鑑賞…
滅多に来れない貴重な場所をたっぷり楽しみます。
サンドバーに立って思ったのは、普通に写真を撮っても不思議感が伝わらないこと。完全なサンドバーだったとしても、浅瀬にいるような写真になるかもしれません。
長い自撮り棒で上から撮るとか360度カメラで撮るとかすれば、おもしろい写真になりそう!
美味さ格別のBBQハンバーガー
サンドバーを満喫したあとは、船に戻ってBBQハンバーガー。船の上で焼いた秘密の味つけパテは、アメリカらしい肉々しさに野性と優しさを沁み込ませた絶品バーガー。
海の香りと肉を焼く香りでバカンス感アップ。海の上で牛というアンマッチがまたいい。
シュノーケル道具は無料
BBQハンバーガーのあとは、少し場所を変えて、サンゴ礁エリアでシュノーケル。シュノーケルセット以外にも、ライフジャケット、浮き具を全部無料で借りられます。
泳ぎたくない人は船に残っていてもOK。ハワイにいると、人が泳いでいる姿を眺めているだけなのに楽しく感じるのが不思議です。
無料でレンタルできるもの
- ライフジャケット
- シュノーケル
- ゴーグル
- フィン(足ひれ)
- 浮き具
初めてのシュノーケルなら事前にイメージトレーニングしておきましょう。事前に簡単な説明はしてくれますが、説明の声が聞こえないこともあります。それに、シュノーケル専門のツアーではないので、道具はそろっていますが説明は最低限です。
僕は泳げない上に初シュノーケルで、しかも説明を聞いていませんでした。「マウスピースを奥歯で噛む」ことを知らなかったために大量の海水を飲む羽目に。天使の海で地獄を見ました。
イメージトレーニングは、下記のサイトが参考になると思います。
サンゴ礁のあたりは魚の遊び場でもあり、住処でもあります。たくさん泳いでいるので、呼吸さえできれば、シュノーケルを楽しめるでしょう。ライフジャケットも借りられるし、救急処置の有資格クルーが常に安全をチェックしてくれています。
「天使の海ツアー」感想まとめ
サンドバーは潮位や天候に左右されるものの、非日常的な空間がとても楽しいツアーでした。大量の海水を飲んで見た地獄も、今となってはいい思い出です。この経験があったからこそ、ハナウマ湾のシュノーケルを楽しめたんだと思います(波酔いしたけど)。
天使の海ツアーの思い出まとめ
- 潮位を調べてから予約するとベター
- ウミガメを高確率で見れる
- シュノーケルは使い方さえ知っていれば楽しい
- クルーの南国テンションで気分上がる
- BBQハンバーガーが美味
- 非日常感が最高!
天使の海ツアーの注意点と持ち物
注意
- 水着を着ていく
- 貴重品は持って行かない
ツアー中のアルコール購入は、パスポートのコピーか原本をスマホで撮影。クレジットカード払い可 - 濡れたら困るものには防水対策を
- 指輪は外しておく
※シュノーケル中に外れることも - ビーチサンダルかマリンシューズ推奨
- 羽織れるものを1枚持って行く
- チップも忘れずに
ツアー料金にはチップが含まれていないので、現金で持っていきましょう。目安はツアー料金の10~15%です。
船の上やサンドバーで濡れるので、シュノーケルをしない人も濡れてもいい服装を準備してください。マリンシューズは天使の海だけでなくハワイで何かと便利です。
ツアー終了後に着替えの時間はありましたが、着替えずに帰る人も多かったです。トイレで着替えるのですが、参加人数の割に狭く、送迎バスの出発時間に間に合わないかもしれません。水着の上から履けるボトムス、上着と羽織るものを持って行くと便利です。
船の上もバスの中も寒いので、羽織れるものが重宝します。特に帰りのバスは冷房で寒いです。
ラッシュパーカーが便利♪
持ち物まとめ
- 体を拭くタオル
- 羽織るもの
- カメラやスマホ
※防水対策も忘れずに - チップ
- お金を入れる防水ケース
- 日焼け止め
※スプレータイプは× - 予備のコンタクトレンズ
- パスポートのコピーまたは画像
※アルコールを飲む人のみ
ツアーの予約はお早めに!
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素敵なサンドバーを見れますように!
いそぽん(@isopon11)でした。
マハロ♪
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