アロ~ハ!いそぽんです。
マカプウ・ヘイアウを訪問したあと、海に向かってゴツゴツした岩場を歩きます。海辺に近づくと、黒い溶岩に囲まれたタイド・プール(潮だまり)が点在していました。マカプウ・ヘイアウにあるタイド・プールは癒しの作用があるといわれ、マカプウ・ヒーリングプールと呼ばれます。
スピリチュアルな感性がない僕は何を感じるのか。ヒーリングプールに行ってみました。
マカプウ・ヒーリングプール
自然にできた溶岩の囲いやくぼみに、潮の満ち引きで海水が残ったものがタイド・プールです。小魚が泳いでいることもあります。自然が作り出すプールは大小さまざま。数もいくつあるか正確には分かりません。
古代ハワイアンは、体や心が病気になるとタイド・プールに浸かり、神官のお清めで浄化(ヒーリング)したそうです。当時は病気によって使うプールが決まっていたようですが、現代には受け継がれていません。自分が心地よく感じるプールで体と心をリフレッシュするのが現代風の利用方法です。
ヘイアウから海岸に出て、南(駐車場側)に向かって歩きます。北側にもタイド・プールはありますが、ホームレスのテントがあり、旅行者は近づかない方がいいそうです。
目の前に広がる青い海と空。潮風に乗った波しぶきがミストシャワーのように降り注ぎます。ここから見える景色・音・香り・感覚は、この地がヒーリングプールと呼ばれる理由を理解するのに十分。スピリチュアル的な感性は必要ありません。
この日はたまっている水が少なめ。海に近づけば露天風呂のようなプールもありますが、急に押し寄せる強い波にさらわれそうで怖い。
ヒーリングプールで怪我なんて洒落にならないので、波打ち際から少し離れた場所で心静かに過ごしました。
黒く染まった溶岩の地盤が、より神秘性を高めます。
そんな感覚だけではなく、地理的にもマカプウ・ヒーリングプールは体に良さそうです。
マイナスイオン
波が岩にぶつかるとマイナスイオンが発生します。マカプウ・ヒーリングプールはゴツゴツした岩が無数にあるため、マイナスイオンも多く発生。これでもかというくらい深い深呼吸を何度もしました。
塩分とミネラル
海水に含まれる塩分はクレンジング効果があるそうです。マグネシウムも含まれていて、保湿や肌荒れにも良さそう。
空気と音
目の前は広い海。潮風というよりも、空気の流れそのものが心地いい。波の音は「1/fゆらぎ」といわれる音波を出し、リラックス効果があると言われています。
昔のネイティブハワイアンは感覚的にこれらの効果を捉えて、この場所を神聖な場所にしたのかもしれません。
他の人も心地よく感じるプールを探していました。
海水だからしょっぱい。
空気もマイナスイオンも全身で浴びる。
感性が豊かな人によると、ヒーリングプールに足を浸ければ、負の感情が海に開放されるのだとか。
難しいことは分かりませんが、海に向かって座り、何も考えずに足をチャプチャプさせていれば、それだけで幸せな気分になれるのは確かです。1時間くらいボーっとしていれば、頭の中が空っぽになります。
マカプウ・ヒーリングプールで注意すること
- 波が強いときは海に近づかない
- テントや怪しい人には近づかない
- 公衆トイレ(駐車場近く)の汚さが異次元レベル
- 公衆トイレは1人で入らない、危なそうな人がいないか注意する
- 明るい時間に行く
- 石を持ち帰らない
マカプウ・ヒーリングプール | |
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電話番号 | なし |
営業時間 | 24時間 |
定休日 | なし |
入場料金 | 無料 |
トイレ | あり(危険&汚い) |
駐車場 | あり |
公式HP | なし |
滞在時間 | 目安:約15分 |
アクセスはこちら(マカプウ・ヘイアウ)
マカプウ岬でトレッキング
目の前を走るカラニアナオレ・ハイウェイ<Kalaniana’ole Hwy>を車で3分ほど南へ。そこは、島内観光ツアーで人気のスポット『マカプウ展望台』。
さらに少し南下すると、オアフ島屈指の景勝地『マカプウ岬展望台』やパワースポット『ペレの椅子』に行けるハイキングコースがあります。
歩いたり景色を見たりするのが好きな人なら、きっと楽しめるはず!
マカプウ岬・ペレの椅子を目指して
マカプウ岬ハイキングへ
オアフ島屈指の景勝地を歩く
いそぽん(@isopon11)でした。
マハロ♪