コンドイビーチのすぐ南にあるカイジ浜。『星砂浜』と別名があるほど星砂で有名なビーチです。
星砂と言われると一般的な砂を想像しますよね。ですが、調べてみたら星砂の正体は有孔虫の殻でした。
有孔虫は世界中の海に見られますが、星砂のもととなる有孔虫は温暖な海域にしかおらず、さらに見られる場所も限定されます。星砂にはホシズナとタイヨウノスナがあり、一般的にどちらも星砂と呼ぶそうです。

カイジ浜は西桟橋やコンドイビーチと並ぶ竹富島西海岸の人気スポット。星砂探しにレンタサイクルで行ってきました。

関連記事


駐輪場にあった蔵元跡
カイジ浜の駐輪場に、蔵元跡《くらもとあと》という看板がありました。蔵元とは現代でいうと役所のような場所ですが、当時は支配的な意味合いが強かったかもしれません。
機能していたのは1524年から20年弱の間。現在は石垣が残っているだけで、見ごたえはまったくなかったです。

カイジ浜(皆治浜)

沖縄でおなじみの木の間から見える海。何度見てもワクワクします。
ビーチの手前に売店がありました。瓶入りの星砂を売っていて、おみやげにしたい人に便利。あと、常温のポカリと水も売っていました。

カイジ浜は潮の流れが速いため遊泳には向いていません。その代わり、星砂を探しに来た人で賑わっています。
木陰が多いので、海を眺めながらのんびり島時間を過ごすのもいいですね。



さっそく久高島以来となる星砂探し。
星砂は海からの贈り物なので、波打ち際に近く、海に戻らない岩場が狙いめ。ここに溜まっている砂に指か手のひらを当てます。あとは手についた砂をチョイチョイチョイと選別するだけ。1回で見つからなくても、2、3回やれば見つかることが多いです。
ただ、
老眼にはキツイ。
老眼鏡なりルーペなりで見える化しておかないと、全く選別できないです。



老眼泣かせの星砂

これもかわいい
ところで、星砂って持ち帰ってもいいのでしょうか。
砂やサンゴ、貝殻は禁止ですが、星砂はよく分かりません。ネットで調べても意見が分かれています。ただ、砂と一緒に持ち帰るのは違反。
実際のところ、思い出程度に数個持ち帰るくらいなら問題になることはないと思います。
星砂の保管用として、100均で売っているジッパー付きの小さな袋に、見えやすくなるよう黒紙を入れて持っていく人もいるそうです。頭いいなぁ。
僕たちは見つけるだけで満足なので浜に返す派です。
大人も子供も短時間で楽しめるのでカイジ浜にもぜひ行ってみてください。
施設情報

営業時間 | 24時間 |
定休日 | なし |
住所 | 沖縄県八重山郡竹富町竹富 Google Map ![]() |
入場料 | 無料 |
滞在時間 | 15分~ |
公式HP | 竹富町観光協会 |
備考 | トイレ 〇│シャワー×│売店 〇 トイレはビーチにはなく、駐輪場から少し東(集落方面)に行ったところにあります |
ACCESS
竹富東港:徒歩40分、自転車15分
コンドイ浜:徒歩10分、自転車3分
カイジ浜でした。
【PR】人気の3島めぐりツアー

西表・由布・竹富3島めぐり
Article author いそぽん
Photo & Experience 2024.11
コメント