シェラトンワイキキからカラカウア通りを歩きつつ、カピオラニ公園までワイキキ散歩。ダイヤモンドヘッドが綺麗に見えるベンチを目指して歩きます。
なんといっても、散歩は無料。パワースポットやハワイらしいオブジェがあって、暑さに負けなければかなり楽しめてお得です。
砂浜を歩くのは疲れるので、遊歩道を利用します。歩くだけなら片道30分強、のんびり観光しながらで片道1時間30分くらいを目安に。
今回は、カラカウア通りワイキキ散歩の見どころを紹介していきます。
ちなみに、散歩のことをハワイ語ではホロホロと言います。ハワイにいる間は、「ホロホロしよっか」がいそぽん家の口癖です。沖縄でもブラブラすることを「ほろほろする」と言います。ハワイと沖縄は共通するところが多くておもしろいです。
ワイキキ散歩のルート&見どころ
- (スタート)ホノルル警察ワイキキ交番
- カパエマフのヒーラーストーン
- デューク・カハナモク像
- プリンス・クヒオ像
- マクア&キラ像
- ワイキキ・ウォール
- (寄り道)カヒ・ハリア・アロハ・メモリアル
- 波に乗るサーファー像
- クイーンズ・ビーチとウォークウェイ
- (寄り道)クイーン・カピオラニ像
- ダイヤモンドヘッドが見えるあのベンチ
- ウォー・メモリアル・ナタトリウム
- (ゴール)カイマナビーチ
レンタルWi-Fiもお忘れなく!
カピオラニ公園のベンチまで
ホロホロ散策
Waikiki holoholo
ワイキキの交番
ハイアットリージェンシーホテルの向かいにあるホノルル警察のワイキキ交番からスタート。
ここから先は、ビーチ、ヤシの木、海といった『ザ・ハワイ』な景色が続きます。
ヒーラーストーン
-マナが宿る4つの石-
ホノルル交番のすぐ隣りにあるワイキキの聖地、パワースポットです。鉄の柵で囲われた4つの大きな玄武岩。700年前、ハワイに渡来した4人のヒーラーによって、癒やしの力が宿された岩です。素通りしやすいので、見逃さないように。
ヒーラーストーンは、ストーリーを知っていると、さらに有難みが増します。
デューク・カハナモク像
-ワイキキビーチのシンボル-
近代サーファーの父として知られるデューク・カハナモクの銅像。スポーツとしてのサーフィンの認知度を高めた人物です。また偉大なスイマーでもあり、3度のオリンピックで3つの金メダルと2つの銀メダルを獲得。社会奉仕にも尽力し、転覆した船の人命救助や、ホノルルの保安官として30年間勤めました。
デューク・カハナモク像は、夕陽を背景にしたシルエットも美しいですよ。
プリンス・クヒオ像
-王族の末裔-
デューク・カハナモク像からそのまま遊歩道を歩いた先にあるのがクヒオ像。クヒオはハワイ王国第7代国王カラカウアの妻カピオラニの甥で、幼年時代に王妃の養子となり、王族の末裔にあたります。フルネームはジョナ・クヒオ・カラニアナオレ・ピイコイ。
銅像の他に、クヒオビーチ、クヒオ通り、カラニアナオレハイウェイにもクヒオ王子の名が付けられています。
マクア&キラ像
サーフィン好きの8歳の少年「マクア」と、ハワイアンモンクアザラシ「キラ」との友情を描いた物語『Makua Lives on the Beach』(フレッド・ヴァン・ダイク著)からインスピレーションを得て製作された銅像。見つめ合う姿に愛おしさを感じます。
ワイキキ・ウォール
-夕陽スポットで有名-
マクア&キラ像のあと、遊歩道を外れてビーチに出ると、海に向かって真っすぐ伸びる防波堤ワイキキ・ウォールが見えます。先端から見るワイキキのホテル群もなかなかの景色です。
防波堤の右側はクヒオビーチ。防波堤でできた海のプールがあり、静かで穏やかな海水浴を楽しみたい方におすすめ。左側はクイーンズビーチという名に変わります。
また、ワイキキ・ウォールはロマンチックな夕陽スポットとしても人気があります。
(寄り道)
カヒ ハリア アロハ メモリアル
-ハワイアンの先祖が眠る記念碑-
※観光向きではありません
カラカウア通りを横断し、ホノルル動物園側にある記念碑で、ワイキキの工事や建設で発掘された古代ハワイアンの遺骨が納められています。集団墓地がなかった時代、ワイキキの海岸や砂丘に埋葬されたご先祖たちの遺骨で、「大好きだったワイキキで安息の地を」と、子孫たちの提案で造られました。
波に乗るサーファー像
ワイキキウォールから遊歩道に戻り、再びダイヤモンドヘッド方面に向かって歩くと、波に乗るサーファー像があります。モデルが誰かは書かれていません。僕はデューク・カハナモクだと思っています。
クイーンズ・ビーチ沿いを歩き
クイーンズ・ウォークウェイへ
サーファー像の後ろにあるバニヤンツリーに向かって歩き、クイーンズビーチ沿いの遊歩道に入ります。手前のクヒオビーチより人が少なくていい雰囲気。ハワイらしい写真が撮れます。
海に突き出た道はクイーンズ・ウォークウェイ。ワイキキ・ウォールと比べると道幅が狭く、波しぶきは強め。写真を撮るためだけなら、ワイキキ・ウォールをおすすめします。
(寄り道)クイーン・カピオラニ像
-慈愛に満ちた女王の姿-
カラカウア通りに出て道路を横断すると、ハワイ王国第7代カラカウア王の妻、カピオラニ女王を称えた像があります。彼女は慈善活動や社会福祉に貢献し、特に産婦人科・小児科の病院設立に尽力しました。碑文には彼女の信条だった「Kulia I Ka Nuu(最善を尽くす)」が刻まれています。ハワイアンの伝統的な衣装をまとった優雅で威厳ある立ち姿。その表情は穏やかで、人々への深い愛情が伝わってきます。
ダイヤモンドヘッドが見える
あのベンチ
クイーンズ・ビーチの遊歩道からカラカウア通りの遊歩道に戻り、ワイキキ水族館まで歩いたら、道路を横断します。さらに少し歩くと、ダイヤモンドヘッドが見えるベンチに到着。ここでは、ベンチとダイヤモンドヘッドを写真に収めるのが流行りです。いろいろな角度で撮影を楽しみましょう。
ウォー メモリアル ナタトリウム
War Memorial Natatorium
あと少しだけ足を延ばします。特等席のベンチから再びカラカウア通りを横断すると、正面にヨーロッパ風の建築物があります。
この建物は、第一次世界大戦で従軍したハワイの1万人の兵士と、命を落とした101人を称えるために1927年に建設された記念碑です。
立派な門の奥には、海水を引き込んだプールと観客席があります。しかし、現在は老朽化と荒廃のため閉鎖されていて入れません。
それでも、この風景はなかなかのインパクトなので、ぜひ足を運んでみてください。
カイマナビーチ
カイマナビーチはウォー・メモリアル・ナタトリウムと隣接しています。ここはアザラシ(ハワイアン・モンクシール)の上陸情報が多いビーチです。ふらっと立ち寄ってみましょう。ただし、アザラシがいても近づいてはいけません。遠くから見守りましょう。
ワイキキ散歩はここで終了。歩いて戻るのもいいですが、いそぽん家はHiBusのダイヤモンドヘッドルート(OLIOLIハワイ)に乗って、ダイヤモンドヘッドの外周とモンサラット通りを通って帰るのが好きです。
HiBus ワイキキ周辺巡回トロリーバス by JTBハワイ
HiBusに乗車するには、事前にチケットの購入が必要です
タイミングがあえばフラショーへ
火曜日と土曜日の18:30~19:30(冬季は18:00~19:00)に、デューク・カハナモク像近くで無料のフラショーが開催されます。多くの人が訪れるので、ステージ前方で観るなら早めに場所取りをしましょう。
ショーが進むにつれて夕焼けになり、雲がオレンジ色に染まるのも綺麗です。夕方に散歩から戻るなら寄り道してみてはいかがでしょうか。
※イベント時や雨天は中止になることがあります
ヨガで優雅な朝散歩
散歩の途中に朝ヨガを挟む人もいます。ハワイの海を目の前に、カピオラニ公園で朝ヨガ。体がカチカチの僕は遠慮していますが、優雅な朝の過ごし方には憧れます。マットを用意してくれるツアーがおすすめです。
所要時間:約90分
ローカルと一緒にヨガ。インストラクターは、英語と日本語でレッスンします。レンタルマットつき。集合場所はクイーンズ・ウォークウェイ(MAP )近くなので、散歩の途中で参加できます。
ワイキキ散歩で注意すること
- 夜間&早朝は危険:暗い時間帯の散歩は危険。早朝も人が少ない5時台はおすすめしません
- ホームレスに関わらない:薬物中毒者もいるため関わってはいけません
- 公衆トイレは利用しない:公衆トイレで事件に巻き込まれることもあります。なるべく店のトイレを借りてください
- 飲み物持参:冬でも暑いのがハワイ
- 日焼け対策:冬でも日本の夏くらい紫外線が強い
散歩画像その他
Image collection
カヒ・ハリア・アロハ・メモリアル
ホノルル動物園とカピオラニ公園の間にある
波に乗るサーファー像
すごくリアルです
サーファー像の後ろにあるバニヤンツリー
バニヤンツリーはここが1番好き
カピオラニ公園のクイーンズ・ビーチ周辺
木の下でピクニックしたり、ゴロゴロしたり。ウェディングフォトの人気スポットです
クイーンズ・ウォークウェイ
あえてホテル群を撮るのがおすすめ
海を見ながらちょっと休憩
ワイキキ水族館に寄るのもあり
碑文とダイヤモンドヘッド
いそぽん(@isopon11)でした。
マハロ♪
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