
アロ~ハ!いそぽんです。
ハワイにはオプショナルツアーがたくさんあります。その中でも断トツで人気があるのがカネオヘ湾沖のサンドバーです。
広い海の中にぽっかりと浮かぶ白い砂。ハワイの情報誌で見たことがある人も多いのではないでしょうか。世界中から観光客が集まるハワイの名物スポットで、天国の海とか天使の海とも呼ばれています。
サンドバーには個人で行けないので、ツアーに参加するのが唯一の手段です。というわけで、今回はいそぽん家が参加したは「天使の海ツアー」の体験談をご紹介します。
イメージしていた幻想的な風景と現実の違いはありましたが、参加して良かったと思えるツアーでしたよ。

オールハワイ・クルーズINC
キャプテン・ボブ 天使の海ツアー
「天使の海ツアー」をレビュー
ハワイのサンドバーはカネオヘ湾にあります。
下の★マーク「He’eia Kea Boat Harbor」から船が出てサンドバーに向かいます。
このツアーの大まかな流れはこんな感じです。
現地集合もできます
船上に残ることもできます
昼食にBBQハンバーガーが出るプランもあります。

この船でクルーズ。船の先方に天使が描かれています。それくらい天使の海は人気があるということでしょうか。

天使に導かれるって、なんかアレですね
この船は65名まで乗れますが、さすが人気ツアーだけあって満席でした。早めに予約しておいてよかったです。
船にはトイレもあって安心。でも、トイレの使い方が特殊なので、スタッフの説明をよく聞いておきましょう。間違えると、詰まるとか流れないとか恐ろしいことを言ってたような気がします。


港を出発するとまずはスタッフの紹介。スタッフのほとんどは英語を話す人達ですが、日本語を話せるスタッフもいましたよ。


どこの国にもお調子者はいます。この人がそう。ずっとハイテンションでした。スタッフは明るい人ばかりなので、場の空気は自然と明るくなります。英語が分からなくても雰囲気で楽しめますよ。
海の風を感じたくてデッキへ。ハワイの風はほんと気持ちいいです。


いそぽんは船酔いしやすいですが、海の風を全身で感じながら遠くを見ていたら大丈夫でした。酔い止めを持っているという安心感があったからかもしれません。船酔いが心配な人は、薬と酔い止めリストバンドの両方を持って行くことをおすすめします。
ウミガメは見れる?
サンドバーまでは、ウミガメの生息地を通っていきます。ウミガメが見つかると、船のスピードを落としてスタッフが教えてくれました。
Point!


ウミガメを見ると喜ぶ理由
ハワイではウミガメのことを「ホヌ」と呼び、海の守り神として大切にされてきました。ホヌは幸運のシンボルでもあり、会うと幸せになれると言われています。ハワイのツアーガイドさんは、ホヌを見つけるとみんな大声で教えてくれます。
視界には何頭か泳いでいたのに、撮れた写真はこれだけ。


うっすらと甲羅が写っているの見えますか?
見るほどでもない動画も載せておきます。ほんと見るまでもないです。
希少性の高さも人気の理由で、産卵されてから立派なウミガメになれるのはわずか0.1%らしいです。そもそもの個体数が少なく絶滅の恐れもあります。だからハワイの海では「ウミガメ・ファースト」。
むやみに近づいたり触ったりすると罰金を科されることもあるのでご注意を。



ウミガメファーストを守らないと面倒なことになるので覚えておいてくださいね
サンドバーの理想と現実
ウミガメ探しをしながら、ついにツアーのメイン「サンドバー」に到着。
こんな感じをイメージしていたのですが、


実際は・・・


違う。ぜんっぜん違う。イメージしていたのは白い砂浜。現実は浅瀬でした。
でも、ここは紛れもなく深い海が広がる場所。少し離れると、立つどころか底さえ見えない深い海が広がっています。
サンドバーは潮位次第!出たり出なかったりします


砂浜になっていなかった原因は潮位でした。
サンドバーはいつも砂地が出ているわけではなく、干潮の時に顔を出すスポットです。タイミングがずれると、膝上や胸くらいまで水位が上がります。また、雨が降った時にも水位は上がるので、運が良くなければテレビや雑誌で見る姿を目にすることはできません。
だから奇跡の海。条件が揃った時はこんな風景が広がります。


空からの景色はさらに神秘的
運がいいとホヌが寄ってくることも
想像していたサンドバーのイメージと違いすぎて気絶しそうになりましたが、360度深い海が広がる中で立っていたのは面白い経験でした。
サンドバーに来て思ったのは、普通に写真を撮っても不思議感が伝わらないこと。たぶん、完全なサンドバーだったとしても浅瀬にいるような写真になります。長い自撮り棒で上から撮るとか360度カメラで撮るとかすれば、おもしろい写真を撮ることができそうです。
サンドバーは自然の条件次第なので予測するのは難しいですが、潮位はある程度予測できます。潮位が低い時を狙ってツアーを予約すれば、神秘的な光景に当たる確率がアップします。
事前に潮位を調べる方法は、下の記事で紹介しているので、ツアー予約前の参考にご覧ください。
天使の海でシュノーケル


天使の海ツアーではサンドバーを見るだけでなく、シュノーケルを楽しむこともできます。
ライフジャケットと浮き具は無料で貸してくれますよ。
- ライフベスト
- 浮き具
- ゴーグル
- シュノーケルセット
※足ひれはありません



船に残っていてもOK
初シュノーケルなら事前にイメージトレーニングしておいた方がいいです。いそぽんは「マウスピースを奥歯で噛む」ということを知らなかったために大量の海水を飲んでしまいました。天使の海で地獄を見ました。
ちゃんと呼吸さえできれば、シュノーケルは楽しめたと思います。魚の群れもいっぱい見れましたよ。
ただ、天使の海ツアーはシュノーケルがメインではないので、上級者には物足りないかも。
シュノーケリングの後はBBQランチ
天使の海ツアーは、軽食がつく午前プランとBBQハンバーガーランチ付きのプランがあります。今回参加したのは、ランチ付きのプランです。シュノーケルのあとは美味しいと評判のBBQランチが待っていました。


初シュノーケルで海水を大量に飲んでしまったために、少ししか食べられなかったのが悔やまれますが、アメリカっぽい雰囲気が楽しかった。海の上で食べる肉は格別です!
ハワイのハンバーガーは肉の味が濃くて、日本とは違った味を楽しめます。


海の上で肉を焼く煙と香り。そしてハンバーガー。心の底からバカンスです!
「天使の海ツアー」感想まとめ
サンドバーは潮位や天候に左右されますが、非日常的でとても楽しかったです。大量の海水を飲んで見た地獄も、今となってはいい思い出ですよ。
- 潮位を調べてから予約する
- 天候の影響はあきらめる
- ウミガメ遭遇率は高確率
- シュノーケルは使い方を知らないと悲惨
- スタッフの南国感でテンション上がる
早朝がいいか、昼食付きがいいかは潮位の予測で決めるといいと思います。それか、1日たっぷり遊びたいなら午前中にホテルに戻れる早朝のツアーの方がいいかもしれませんね。
天使の海ツアーの注意点と持ち物
注意
- 水着を着ていく
- 貴重品は持って行かない
※鍵付きの保管BOXがありません - 濡れたら困るものには防水対策を
- 指輪は外しておく
※シュノーケル中に外れることも - ビーチサンダルかマリンシューズ推奨
- 羽織れるものを1枚持って行く
- チップも忘れずに
ツアー料金にはチップが含まれていません。当日忘れずに持っていきましょう。目安はツアー料金の15%程度です。
船の上やサンドバーで濡れるので、シュノーケルをしない人も濡れてもいい服装を準備してください。マリンシューズは天使の海だけでなくハワイで何かと便利です。
船を降りた後は着替えずに帰るものと思っておきましょう。トイレはありますが参加人数の割に狭いので送迎バスの出発時間に間に合わないかもしれません。水着の上から履けるボトムス、上着と羽織るものを持って行きましょう。
船の上もバスの中も寒いので、羽織れるものが重宝します。特に帰りのバスは寒いです。



ラッシュパーカーが便利♪
持ち物まとめ
- 体を拭くタオル
- 羽織るもの
- カメラやスマホ
※防水対策も忘れずに - チップ
- お金を入れる防水ケース
- 日焼け止め
※スプレーは迷惑 - 予備のコンタクトレンズ
- パスポートのコピーまたは画像
※アルコールを飲む人のみ



素敵なサンドバーを見れますように!
ツアーの予約はお早めに!


オールハワイ・クルーズINC
キャプテン・ボブ 天使の海ツアー
マハロ♪
体験日:2014年9月8日
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