アロ~ハ!
いそぽんです。
ハワイでは、ショッピングやマリンアクティビティに目が向きがちですが、今回はハワイの歴史が垣間見えるイオラニ宮殿(イオラニパレス)のご紹介です。
イオラニ宮殿は、営業時間内なら個人でも敷地に自由に出入りでき、イオラニ宮殿をバックに記念撮影をする島内観光ツアーもよく見かけます。
ですが、宮殿内部の見学にはツアーの申し込みが必要です。
そこで、この記事では
・ツアーの比較や特徴
・ツアー別の開催日時
・ウェブサイトからの予約方法
・宮殿内部の様子と画像
をご紹介します。
イオラニ宮殿はアメリカで唯一の宮殿であり、ハワイ王朝の最後を見届けた場所。王朝の栄枯盛衰を後世に残す貴重な遺産も数々あります。ワイキキとは違う空気を体験されてみてはいかがでしょうか。

タップできるもくじ
スポンサーリンク
イオラニ宮殿ツアーの種類と比較
イオラニ宮殿の内部を見学できるツアーには、
- 日本語ガイドツアー
催行:イオラニ宮殿 - 日本語オーディオツアー
催行:イオラニ宮殿 - オアフ島観光とセットのツアー
催行:民間のツアー(IOG TOUR)
の合計3種類があります。
ツアーではありませんが、地下ギャラリーの見学だけ(有料)もあります。

私が調べた限り、民間のツアー会社でイオラニ宮殿の内部までガイドできるのは、IOG TOURという会社が企画している『オアフ島の名所巡りツアー 全米唯一の宮殿 イオラニ宮殿ツアー』 だけです。
イオラニ宮殿のような歴史遺産は、どこの会社でもツアーを組めるわけではないですからね。

ツアーの違いや特徴を比較
3つのツアーの特徴、強みや弱み等をまとめました。ツアー比較の参考にご覧ください。
料金は2020年6月18日時点、公式ホームページを参照しています。
日曜と祝日は定休日です。
新型コロナの影響で、開催日・時間が変更になっていることがあります。
日本語ガイドツアー(ドーセント)
予約推奨
いろいろ質問したい人向き
※イオラニ宮殿ではガイドさんをドーセントと呼びます
ツアー日時 | 月~金/11:30- 1日1回 定員20人 |
所要時間目安 | 60~90分 ※地下ギャラリー含む |
ツアー料金 | 大人/27ドル 5~12歳/6ドル 4歳以下/無料 |
※10名以上の場合は4週間以上前に電話予約(808-522-0832)
・質問できる
・コミュニケーションがとれる
・当日に中止になることがよくある
・ガイドさんのペースで進行
・オーディオツアーより料金が高い
・予約がほぼ必須
・ガイドさんの近くにいないと説明が聞こえない
※宮殿内では大声を出せないため
このツアーのポイント
ハワイ在住の日本語を話せるボランティアガイドが宮殿内を案内してくれます。当日申し込みでも空きがあれば参加することができますが、事前にホームページか電話で予約してください。
ただ、ほぼ予約必須のツアーにも関わらず、当日になって中止になることがよくあります。中止になった場合は、オーディオツアーに振り替えられます。

日本語オーディオツアー
当日の申し込み可
自分のペースで周りたい人向き
ツアー日時 | 月/9:00-16:00 火・水・木・金/10:30-16:00 金・土/12:00-16:00 10分間隔で催行 |
所要時間目安 | 60~90分 ※地下ギャラリー含む |
ツアー料金 | 大人/20ドル 5~12歳/4.95ドル 4歳以下/無料 |
※10名以上の場合は4週間以上前に電話予約(808-522-0832)
・スケジュールが未定でも当日申し込みでOK
・自分のペースで見学できる
・解説を聞き取りやすい
・ガイドツアーより安い
・質問ができない
・端末を持っていないといけない
(写真撮影したい時に荷物になる)
・受付の人は日本語が分からない
このツアーのポイント
ガイドは同行せず、端末を片手に解説を聴きながら見学するスタイルです。
端末はスマホくらいの大きさで、タッチパネルになっています。1階と2階が平面図で表示され、見学する順番まで表示。
該当箇所で詳細ボタンをタッチすると、その部屋の画像とともに解説が流れます。
オーディオに録音されている時間は45分。地下ギャラリーも含めて60~90分が目安になります。
予約しておく方が確実ですが、10分間隔でツアーが始まるので当日の申し込みでも大丈夫。ただ1グループの人数が限られているため、待ち時間が30分以上になることもあります。
待ち時間が長くても、敷地内で記念撮影をしたり、地下ギャラリーを先に見に行ったりすれば、30分や40分はあっという間。すぐ近くのカメハメハ大王像を見に行くのもいいでしょう。
IOG TOUR社 島内観光セットツアー
事前予約必須
島内観光もしたい人向き
ツアー日時 | 月~土/6:45-13:30(ワイキキ帰着) カイルアにも行くなら18:00帰着 1日1回 |
所要時間目安 | 60分 ※地下ギャラリー含む |
ツアー料金 | 大人/96ドル 2~11歳/72ドル 1歳以下/無料 |
※4歳以下のお子様連れの場合は抱っこ紐が必要
・オアフの島内観光もできる
・博識なガイドさん(社長)に質問し放題
・送迎つきで至れり尽くせり
・ガイドさんがとてもいい人
・費用が高くなる
・ガイドさんの近くにいないと説明が聞こえない
※宮殿内では大声を出せないため
このツアーのポイント
イオラニ宮殿内部までガイドできる唯一の民間会社のツアー。タンタラスの丘、モアナルアガーデン(日立の樹)ほか、オアフの絶景スポットがセットになった島内観光ツアーです。
温和で優しいガイドさんは、知識量が多く質問し放題。初ハワイの方も満足できるでしょう。
ヌウアヌ・ルックアウトという神秘的な絶景スポットにも連れて行ってくれる数少ないツアーです。

関連記事
オアフ島名所めぐり+イオラニ宮殿ツアー(IOG TOUR)レビュー 素敵な日本人ガイドがご案内
地下ギャラリーの見学のみ
予約不要
宮殿内の見学不可
日時 | 月~土/9:30-16:00 ※チケット販売は15:30まで チケット購入後各自で見学 |
所要時間目安 | 30分以内 |
料金 | 大人/7ドル 5~12歳/3ドル 4歳以下/無料 |
地下ギャラリーでは、勲章や王冠、王室コレクション、執事室、宮殿料理を作っていたキッチンとエレベーター、宮殿修復の資料などを見学できます。
地下ギャラリーだけの見学はこのチケットを購入してください。
ツアーはすべて地下ギャラリーもセットになっています。
人気とおすすめは
イオラニ宮殿ツアーで最も人気がるのは、オーディオツアーです。当日の都合や気分で動けるし料金も安い。案内は日本語だから言語の心配もありません。
もちろん満足度はガイドツアーの方が高いですが、スケジュールを固定させたくないならオーディオツアーの方が融通がききます。
渡ハ回数が少なく、島内観光にも興味があるならIOG TOURがおすすめです。
30回近くハワイの様々なオプショナルツアーに参加してきましたが、IOG TOURの”Benさん”はトップ3に入る好感度が高い人ガイドさん。宮殿内の解説も素晴らしかったですよ。

Benさんのハードルを上げてしまいましたが、オアフ観光もされるなら、IOG TOUR を検討してください。
地下ギャラリーだけの見学については、せっかくのアメリカ唯一の宮殿なので、宮殿内部を見学できるツアーをおすすめします。
ツアーの予約・申し込み方法
イオラニ宮殿が催行するツアーの場合、予約は電話(英語:808-522-0832)かウェブサイトで、参加当日の申し込みは現地のチケットオフィスに直接行きます。
IOG TOUR は当日参加はできません。民間のツアー会社なので、まっぷるアクティビティというツアー予約サイトで予約しておきます。

チケットオフィス「ハレコア(イオラニバラックス)」
当日に申し込みする場合は、イオラニ宮殿の敷地内にあるハレコア(イオラニバラックス)という場所でチケットを購入することができます。

チケット売り場にしては変わった建物。ここは、兵舎(バラックス)として使われていた施設です。日本では見ることのない建築物なので、写真を撮っておきましょう。

ハレコアの内部。チケット売り場、トイレ、ビデオシアター(英語)などがあります。
ここのトイレの扉は重厚な作りになっていて、イオラニ宮殿の品位を垣間見ることができました。

イオラニ宮殿
イオラニ宮殿が建てられたのは1882年。カラカウア王(ハワイ王朝7代目の王様)とカピオラニ妃の住居と公務を兼ねた建物です。
ハワイ王朝は、カラカウア王の妹リリウオカラニの代で1893年に終焉を迎えます。イオラニ宮殿がハワイ王朝時代に使われたのは11年だけという短さ。

そんなイオラニ宮殿ですが、当時のハワイとしては超豪華な建物でした。高価なインテリアや装飾品に彩られ、さらに当時としては珍しい電気設備、ハワイ初の水洗トイレ、シャワーなど最新設備をもつ王宮だったのです。
しかし、莫大な費用をかけたため財政は悪化。ハワイ王朝が倒れ、アメリカの1つの州となってから、高価な家具などが売りに出されました。ミュージアムとなった現在、売りに出された品々の回収を行っているものの、まだまだ世界中に散らばったままのようです。
それでも、ハワイ王朝の華やかさと贅沢さを至るところに見ることができます。

イオラニ宮殿体験記
大通りのサウス・キング・ストリート(カメハメハ大王像がある道路)側にある正面玄関。
門にはハワイ王家の紋章がついています。この紋章を記念に写真を撮っておきましょう。
チケットオフィスの売店で紋章のエンブレムを購入できるそうです。気に入ったら記念に1ついかがでしょうか。

そのまま中に入ります。
チケットオフィスは、宮殿の左側にあるハレコア(イオラニバラックス)で。
IOG TOURはガイドさんが手配してくれます。
チケットの手配が済んだら宮殿の裏側へ
階段の左側がツアーの集合場所。「TOUR STARTS HERE」という看板が立っています。予約時間の5分前には集まるようにしてください。
階段の右側は地下ギャラリーへの入り口です。
このあと階段の上にあるベンチでオーディオを受け取り、宮殿内での注意事項を聞き、シューズカバーを装着します。
宮殿内は土足厳禁です。
オーディオツアーで待ち時間が長い時は、先に地下ギャラリーを見に行っても構いません。
行かれる際は、地下ギャラリーの入口には警備員がいるので、チケットオフィスで受け取った参加証のシールを提示してください。
または、カラカウア王の妻であるカピオラニ女王が植えたバニヤンツリー(ベンガル菩提樹)で記念撮影するのもgood。
太く伸びた枝から気根という根が地面に垂れ、そこで栄養を吸収し新しい幹になります。バニヤンツリーはエネルギーがあふれる樹。陽射しよけにもなり、ハワイの随所に見ることができます。
イオラニ宮殿1階(公務エリア)の見どころ
入り口を抜けると、グランドホールと呼ばれる場所。
まず目に入るのが、宮殿のシンボル的存在の大きな階段があります。
ハワイ固有種の木「コアウッド」で出来ています。
神聖な木として昔は王族しか使うことが許されていませんでした。
現在は一般の人でも手にすることができますが、絶滅の危機になっている希少な木です。

両側の壁には、イギリスやインド、日本、フランスなど世界各国から贈られた美しい調度品の数々。上を見上げると、歴代のハワイの王と王妃の肖像画も飾られています。
宮殿の1階は客人をもてなしたり、公式行事など公務に使われていました。2階は王と王妃のプライベートエリアに使われていたそうです。コアウッドの階段が公私の境界になっていたんですね。
王座の間(スローン・ルーム)
映画のセットのような部屋。壁には世界各国から贈られた勲章、天井からは豪華な6つのシャンデリア(当時の物)。イオラニ宮殿で最も華やかな部屋です。
カラカウア王や王族の人々は、ゲストを招いて生演奏やダンスパーティーを夜中まで楽しんだと言われています。
カラカウア王とカピオラニ王妃のために作られた王座。ですが、ゲストの前では王座に座ったりせず、多くの人と交流をもつことに専念されていたそうです。

王冠と王剣。
とても豪華で明るい王座の間ですが、カラカウア王の後を継いだ妹のリリウオカラニ女王が裁判で有罪を宣告されたのもこの部屋です。
※実際に反乱に関与したかは定かではありません
王座の間は、ハワイ王朝の栄華と没落、栄枯盛衰の時が流れた特別な部屋。そんな情景を思い浮かべながら部屋を見ると、また一味違った景色が見えてくると思います。
リリウオカラニ女王の詳細は、AROHA PROGRAMのページでご覧になれます。
青の間(ブルー ルーム)
王座の間の向かい側にある青の間(ブルー ルーム)は、小規模なレセプション、王との謁見、食事前のティータイムに使われた部屋です。
入った瞬間に目に飛び込んでくる鮮烈な青が超クール。
この部屋の見どころは、カラカウア王とリリウオカラニ女王の肖像画、部屋の右側に置かれたリリウオカラニ女王のローズウッドのピアノです。

正餐の間(ステート・ダイニング・ルーム)
青の間の隣にあるのは正餐の間。世界から招待したゲストと食事を共にした部屋で、青の間と繋がっています。
青の間とは対照的に、カーテンやローズウッドの調度品は赤・茶色がテーマ。7つの大きな窓から入る光と調和して、緊張感の中にも温もりを感じられる部屋です。
エレガントな食器がまぶしい。
食事は地下の厨房からエレベーターで運ばれていました。
この部屋で面白いのは、カラカウア王が座っていた席の位置。
上座には座っていなかったのです。
ゲストの間、顔を合わせやすい場所に座り、世界の情報を入手していました。
まだホワイトハウスに電球が無かった時代、イオラニ宮殿は既に電球を完備。カラカウア王の情報収集が活かされています。

イオラニ宮殿2階(プライベートエリア)の見どころ
2階にはエレベーターで移動します。コアウッド製の大きな階段は、特別な日しか利用できません。
女王の寝室(クイーンズ・ベッドルーム)
カピオラニ女王の寝室です。情熱的な赤が基調。
1つ1つの調度品は、女性らしく丸みがあり、激しい赤とかわいさのバランスが絶妙です。
ベッドと枕のカバーにハワイ語で「KULIA I KA NU'U」と描かれています。日本語に直訳すると「頂上に立つまで努力する」。
「継続は力なり」とか「初志貫徹」といったカピオラニ女王の志が刻まれています。
当時のハイセンスな家具や装飾品で彩られたクイーンズ・ベッドルームですが、ハワイ王朝崩壊後、カラカウア王の寝室とともに多くの品がオークションに出されました。イオラニ宮殿建設で負った多額の負債を返済するために。
今も回収中で、世界中に散らばっているそうです。
カラカウア王の寝室(キングス・ベッドルーム)
カラカウア王の寝室です。カピオラニ女王の赤と対照的でこちらは落ち着いた青が基調。
世界を周ったカラカウア王の寝室には、アメリカやハワイはもちろん、アジアやヨーロッパで集めた家具が置かれています。
それでも調和が取れているところに、カラカウア王のセンスが垣間見えました。
ベッドに掛かったキルトが綺麗なのは、レプリカだからです。オリジナルは経年劣化してしまい、ほぼ完璧に再現されたものが展示されています。
王の執務室(キングス・ライブラリー)
カラカウア王は、この執務室で多くの時間を過ごしたそうです。
世界に強い興味を持っていた王は、ハワイ語はもちろん、英語やフランス語も堪能だったとか。
壁には、交流のあったイギリス首相の肖像画や、世界を周った時の写真が飾られています。私は気づけませんでしたが、外交で訪日した時の写真もあるそうです。壁に掛かった写真にも注目してみてください。
それと、執務室でもう1つ有名なのがこちら。
当時は大変珍しかった電話です。展示されているのはレプリカですが、ホノルル最古の電話を見ることができます。
スマホを片手にこの電話を見ると、たった140年で人間ってすごいものを発明するんだなぁと感心します。カラカウア王はこういった進化をハワイに取り入れたくて、「世界の新しいもの」に興味を持ち続けたのかもしれません。
当時は、お湯と水が出るシャワーは珍しかったそうです。さらに、ハワイで初となる水洗トイレも設置されました。
黄金の音楽室(ミュージック・ルーム)
黄金の間とも呼ばれる音楽室。王室の人達がここで作曲したり演奏したりして楽しんでいたそうです。
黄金よりはクリーム色に近く、カーテン、クッション、カーペットが統一されています。部屋に入ると心が軽くなりました。
そしてハワイで真っ先に思い浮かぶあの曲。
アロハ・オエ
ハワイの代表曲「アロハ・オエ」を作ったのはリリウオカラニ女王。音楽室の中央にあるソファーには、アロハ・オエの楽譜が飾られています。
のんびりと穏やかな曲調ですが、実は愛する人との切ない別れの歌なのです。
幽閉の部屋(インプリズンメント・ルーム)
リリウオカラニ女王が8か月間幽閉されていた部屋です。
この部屋には大きな窓がありますが、すべて下半分がくもりガラスになっていて、外を眺めることができなくなっています。
外から見ると
2階の一画だけ窓の下半分が白くなっています。
イオラニ宮殿の外観を正面から見る時、目隠しされた窓にも注目してみてください。
女性の同伴者1人を除いて、訪問者と会うことを許されませんでした。外部との接触によって、また反乱が勃発するのを警戒していたのでしょう。
幽閉されている時に、リリウオカラニ女王が作ったキルト。
自身のドレスやアクセサリーもこのキルトの一部になっています。
キルトの見どころは中央のブロック。
女王が生まれた日、王位を継承した日、幽閉された日が刺繍されています。
華やかさが目立つイオラニ宮殿の中で、この部屋だけは物悲しさが漂っていました。
詳しくは書きませんが、霊感がある方はこの部屋で何かを感じるかもしれません。結構有名な話で、悪いものではなさそうです。
イオラニ宮殿の1階と2階の見学は以上です。ハワイ王朝末期の栄光と崩壊を見守ってきたイオラニ宮殿。現地でもお楽しみください。続いて地下ギャラリーを見に行きます。
自宅でもイオラニ宮殿を見学できる!
スケジュールの都合でどうしてもツアーに参加することができない、そんな方にご紹介するのがこちら
実物を見るほどの迫力と感動はありませんが、観光客が近づけない場所を間近で見ることができます。
ツアー参加前の予習として見たり、ツアー参加後に思い出しながら見たりしても楽しいです。
私はツアー参加後にこのサイトを知り、思い出しながらバーチャルのイオラニ宮殿を歩き回りました。
イオラニ宮殿内地下ギャラリー
地下ギャラリーは、当時のキッチンや食器類、勲章や宝物、宮殿の修復資料、執事室などを見ることができます。
ですが!
勲章とか宝石とか高く売れそうなものしか写真を撮っていませんでした。なので、適当に読み流してください。
地下ギャラリーへは、宮殿からいったん外に出て、すぐ横にある階段から入ります。
王朝時代の勲章や宝石

他にも、当時使われていた食器や家具なども展示されています。
宮殿修復の様子やハワイの歴史を眺めるのも面白いです。

イオラニ宮殿の禁止事項
宮殿保護のためいくつか禁止事項があります。難しいものではないので、先に確認しておきましょう。
イオラニ宮殿の禁止事項
- 展示品には触らない
- 展示品に荷物を当てない
※荷物は体の前で持つようにします - ビデオ撮影・拡大レンズの使用
- フラッシュ撮影
- 三脚・一脚・自撮り棒の使用
- 大きなカバンや荷物の持ち込み
- 水着・ビーチウェアでの入場
- 差別的な表現がプリントされた衣類の着用
5歳未満のお子様連れの場合、抱っこ紐を使って大人が体の前で抱っこします。またはイオラニ宮殿の無料ベビーカー(台数制限あり)を使用すること。自分のベビーカーは持ち込めません。


イオラニ宮殿への行き方
ザ・バス
ワイキキからザ・バスを使うなら2番(10~15分おき)か13番(約15分おき)のバスがおすすめ。運行本数が多い2番がより便利です。
ワイキキのクヒオ通りにあるバス停から乗車すれば、乗り換えなしで行けます。
乗車時間 | 約30分 |
降車 | S Hotel St + Alakea St(ID:46) |
乗車(帰り) | S King St+Punchbowl St(ID:131) ↑カメハメハ大王像近く S Hotel St+Richards St(ID:130) |
MAP | Googleマップ |
ワイキキに戻る時はバス停の位置が異なります。せっかくなので、カメハメハ大王像を見てから近くのバス停を利用されてはいかがでしょう。
カメハメハ大王像近くのバス停「S King St + Punchbowl St」でワイキキに戻るなら、2、13、19、20、42番を利用できます。
トロリー
トロリー停留所
JTB OLIOLI | ●ダウンタウンルート 約30分に1本 「カメハメハ大王像」または「ハワイ州庁舎」下車 |
HIS LeaLea | ●ワード/カカアコ/ダウンタウンライン 約40分に1本 「カメハメハ大王像」または「ハワイ州庁舎」下車 |
JALパック | ●ダウンタウンルート 9:30/11:10/12:50/14:30 「カメハメハ大王像/イオラニ宮殿前」または「州政府前」下車 ※14:30の便はお迎え便なので、この便でイオラニ宮殿に行ってしまうと帰りのバスがありません。 |
ワイキキトロリー | ●レッドライン 1時間に1本 「State Capitol/Iolani Palace」または「King Kamehameha State」下車 大人25ドル/子供(3-11歳)15ドル |
レンタカー
イオラニ宮殿の正面からは入場できないため、横を走るリケリケ・ストリート側から敷地に入ります。
敷地内の駐車場には、一般客が駐車できないスペースがあるので、誤って停めてしまわないように注意が必要です。最悪の場合はレッカーされます。PUBLIC PARKINGの看板とパーキングメーターが設置されているのを確認してください。
駐車場は前払いで、時間を超過するとレッカーの対象になります。敷地内の駐車料金は安いので、最低2時間分は投入しておきましょう。紙幣は使えずコインのみです。クォーター(25セント)限定らしいので用意してからお出かけくださいね。
1ドル/1時間
4時間までの制限あり
イオラニ宮殿とカメハメハ大王像はセットで
せっかくイオラニ宮殿まで来たのなら、超有名な観光スポットカメハメハ大王像にもご挨拶しておきましょう。道路1本挟んだ向かい側にあります。
イオラニ宮殿の正面側から大通り(サウス・キング・ストリート)に向かって出ると、すぐ目の前にカメハメハ大王像が見えます。

ここの道路は横断歩道以外を横断すると、反則金をとられます。カメハメハ大王像を正面に見て、すぐ右側に横断歩道があるので、必ずそこを渡ってください。信号がありませんが、少し待てば渡れます。
間違って左側に歩きだすと、しばらく横断歩道がないのでご注意を。
カメハメハ大王像の後ろにあるのは、「アリイオラニ・ハレ」という建物。カメハメハ5世の時代に宮殿として着工されましたが、完成前に他界。カラカウア王がイオラニ宮殿を建てたので、1度も宮殿としては使われませんでした。
アリイオラニ・ハレの2階は最高裁判所になっています。1階はハワイの法律・裁判の歴史を見られる司法歴史センターです。1階は簡単なセキュリティーチェックとボディチェックを受ければ、無料で見学することができます。


楽しいご旅行を!
いそぽん(@isopon11)でした。
マハロ♪