アロ~ハ!いそぽんです。
今回は国宝・イオラニ宮殿(イオラニパレス)の内部を紹介します。そこには一般的なハワイ観光からは想像できない異質な文化を垣間見ることができました。

イオラニ宮殿
Iolani Palace

ハワイ州には宮殿が3つあります。その中の一つイオラニ宮殿は、ハワイ王朝の最後を見届けた貴重な歴史的建造物です。宮殿内には、王朝の栄枯盛衰を後世に残す貴重な遺産の数々が展示されています。
ハワイ州3つの宮殿(上から古い順)
- フリヘエ宮殿/ハワイ島コナ
- エマ女王の夏の離宮(ハーナイアカマラマ)
オアフ島ヌウアヌ渓谷 - イオラニ宮殿/オアフ島ホノルル
詳細はハワイ州観光局が運営するアロハプログラムで紹介されています。
カメハメハ3世の公邸(1845年築)を1882年に建て替えたのが現在のイオラニ宮殿です。王政を圧迫するほどの費用をかけて建て替えられたこの宮殿は、ハワイ王朝7代目にあたるカラカウア王とカピオラニ妃の住居と公務を兼ねた場となります。
新しいもの好きのカラカウア王は、当時の最先端技術を取り入れ、目を奪われる装飾品や家具を揃えました。ところが1893年、カラカウア王の妹リリウオカラニ女王の代でハワイ王朝は終焉を迎えます。豪華絢爛なイオラニ宮殿ですが、ハワイ王朝時代に使われたのはたったの11年でした。
ちなみに、ハワイ王朝の歴史は約100年。その間に8人の王が即位しています。
豪華すぎたイオラニ宮殿
イオラニ宮殿は、当時のハワイでは異例な豪華さと最新設備を備えています。高価なインテリアや装飾品に彩られ、当時は珍しかった電気設備、ハワイ初の水洗トイレ、シャワーなど時代の先端を行く王宮でした。
しかし、莫大な費用をかけたため財政は悪化。白人勢力のクーデターによってハワイ王朝が倒れると、イオラニ宮殿は臨時政府の庁舎となり、中の調度品は売り払われてしまいます。
ハワイは、1900年にアメリカの準州に、1959年にアメリカ50番目の州となりました。
世界中に散らばった調度品の回収が始まり、戻ってきたのは約6割。それが現在のイオラニ宮殿の内部に展示されています。
現在のイオラニ宮殿は、当時の状態を忠実に再現したリフォーム後の姿で、ハワイ王朝の華やかさと贅沢さを十分すぎるほどに感じることができます。
イオラニ宮殿基本情報
営業時間 | 開門時間 08:30-16:30/火~土曜 宮殿内部ツアー 09:00-16:00/火~土曜 |
定休日 | 日曜・月曜・祝祭日 祝祭日の詳細 |
住所 | 364 S King St, Honolulu, HI 96813 アメリカ合衆国 Google Map |
電話番号 | 管理オフィス 808-522-0822 チケットオフィス 808-522-0832 |
駐車場 | あり・有料 1時間2ドル 1時間単位で最長4時間 ※注意あり |
公式HP | iolanipalace.org |
※駐車場について
駐車料金の支払方法が、パーキングメーターから支払機に変わりました。イオラニ宮殿敷地内の駐車スペースに「PAY AT STATION」と書かれた案内板が立っているので、矢印の方に歩いて行くと支払機があります。
利用できるのは、クレジットカード、ドル紙幣、25セントコイン。発券された駐車券を車のダッシュボードに見えるように置いておきます。
宮殿の外は予約不要、無料で見学できる
宮殿内部の見学以外は予約不要。敷地内には無料で入場できます。


大通りのサウス・キング・ストリート(カメハメハ大王像がある道路)側にある正面玄関。記念撮影の定番スポットです。門に掛けられているのはハワイ王家の紋章。売店では紋章のレプリカを販売しています。





コロネーション パビリオン<The Coronation Pavilion>は、カラカウア王とカピオラニ女王の戴冠式のために建設されたもの。ハワイ州知事の就任式もここで行われたそうです。

宮殿の左隣にあるイオラニ・バラックス<Iolani Barracks>は、かつて王室衛兵の住居だった建物。ハワイ語ではハレコアと呼ぶそうです。現在は、チケットオフィス、売店、ビデオシアター、トイレがあり、無料で見学できます。
バニヤンツリー(ベンガル菩提樹)や巨木も記念に。



イオラニ宮殿見学ツアー
宮殿内部の見学はツアーの申し込みが必要です。公式サイトによると、現時点では当日予約やウォークイン(予約なし)での参加は不可と書かれています。
予約方法:オンラインまたは電話
電話 808-522-0832 火~土 08:30~16:00
ツアーには地下ギャラリーへの入場も含まれています。地下ギャラリーの所要時間は30分くらいを予定しましょう。
日本語のツアー
日本人に人気があるツアーは次の3つ。15分ごとに予約枠のあるオーディオツアーに参加する人が多いようです。
- オーディオツアー(日本語)
- 日本語ガイド付きツアー
- ハワイと日本のロイヤル・コネクション
※10名以上のグループの場合は、4週間以上前に予約しないといけません。
オーディオツアー
Audio Tours
録音時間60分
スマホ大の端末を借り、事前に録音された音声ガイドを聞きながら、自分のペースで宮殿内を散策できます。
1階と2階が平面図で表示され、見学する順番も案内。該当箇所で詳細ボタンをタッチすると、その部屋の画像とともに解説が流れます。日本語を含む9か国語あり。
18歳~ $26.95 | 13~17歳 $21.95 | 5~12歳 $11.95 | 0~4歳 無料 |
日本語ガイド付きツアー
Japanese Language Docent-Led Tour
約1時間 最大20名
イオラニ宮殿のドーセント(ガイド)資格をもつボランティアが案内。宮殿の完成からハワイ王政の最後まで歴史を詳しく学べます。
宮殿内では大きな声を出せないため、なるべくドーセントの近くに立つのがポイント。当日中止になることもあり、その際はオーディオツアーになります。
18歳~ $32.95 | 13~17歳 $29.95 | 5~12歳 $14.95 | 0~4歳 無料 |
ハワイと日本のロイヤルコネクション
Hawaii’s Royal Connection To Japan
45分 最大6名
英語ツアーの人気を受けて、2023年7月から日本語版が始まりました。
ハワイ王国が日本と関係を築こうとした理由、カラカウア王の日本訪問など興味深い話を聞けるツアー。宮殿内の立ち入り禁止エリアへの入場を許され、貴重な品物を間近に見ることができます。
18歳以上 $77.95 | 17歳以下 $51.95 |
他のツアー(英語ツアー)
- Docent-Led Tours
水・木 09:00-12:30 30分ごと
一部の土曜日で15:00からあり
60分 各時間最大15名
ガイド付きツアーの英語版。 - Fashion Fit For Royalty Tour
水・木 15:00
19世紀の王家ファッションに焦点を当てたツアー。貴重な品を間近で見ることができます。記念品つき。 - Chamberlain’s Tour
水・木 15:00
60分 最大6名
王と女王に仕えたチェンバレン(侍従)と宮殿スタッフ目線のツアー。チェンバレンの部屋への入室が許可され、執務や王室の逸話を聞けます。記念品つき。 - Hawaii’s Royal Connection To Japan
水 13:00
45分 最大6名
ハワイと日本のロイヤルコネクションツアーの英語版。 - White Glove Tour
木 14:30
150分 最大4名
一般のツアーでは近づけない貴重品を間近で見られるツアー。一般公開されていない貴重品を解説付きで鑑賞できます。屋根裏の倉庫へもご招待。 - Kalakaua Legacy Tour
水 15:45
90分 最大6名
メリー・モナーク(陽気な君主)と呼ばれたカラカウア王の生涯と遺産にスポットをあてたツアー。キリスト教の宣教師によって封じられていたフラを復活させたり。外国の国家元首として日本に初めて訪れたり、日本との絆が残る偉大な王を知ることができます。 - Royal Legacy Tour
電話予約のみ 日程は相談
90分 最大4名
$650の最高級プライベートツアー。通常は入れないエリアに入り、貴重な工芸品などを見ることができる。宮殿のおみやげが入ったギフトバッグ、その他特典つき。
地下ギャラリーでは、勲章や王冠、王室コレクション、執事室、宮殿料理を作っていたキッチンとエレベーター、宮殿修復の資料などを見学できます。
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『カアマイナ』はハワイ在住者、『ミリタリー』は軍人のこと。安いと思って選ばないようにしましょう。
オンラインの支払方法はクレジットカードのみです。JCBカードで支払うならJCB優待で割引を受けられます。
イオラニ宮殿の中へ
イオラニ宮殿に到着したら、最初に宮殿横にあるイオラニ・バラックスへ。この中にチェックインカウンターがあります。ツアー開始の30分前にチェックインしないといけません。

サンゴ礁のブロックを積み上げて建てられたそうです。

門をくぐると中庭があり、その周りがかつての衛兵の住居だったようです。現在はチケットオフィス、売店、ビデオシアター、トイレが設置されています。

チェックインすると、シールをもらいました。ツアーの参加証です。
ツアーの集合場所はイオラニ宮殿の裏。
集合時間はツアー開始の5分前で、それまでは自由行動です。(チェックインは30分前なので注意)

宮殿の裏に来ました。階段の左側がツアーの集合場所。「TOUR STARTS HERE」という看板が目印です。
階段の右側は地下ギャラリーの入り口。ツアーまでかなり時間があるなら、先に地下ギャラリーを見にいくこともできたと思います。
階段を上がった先のベンチで、スタッフからツアーの注意事項を聞きます。宮殿内は土足厳禁。スタッフからシューズカバーを渡され、靴の上から装着します。

オーディオツアーはタブレットとヘッドホンを受け取り、タブレット画面に表示される順路に沿って、自分のペースで見学します。
イオラニ宮殿1階(公務エリア)
裏口から中に入り、正面に向かいます。


目の前には、見たことのない木製の大きな階段。重厚で歴史ある階段なのに、スマートで輝いて見えます。ハワイ固有種の木「コアウッド」で造られた宮殿のシンボルです。
コアウッドは神聖な木とされ、かつては王族だけが手にできる木だったそうです。現在は一般の人でも手にできますが、絶滅の危機のため伐採は制限され、高価な素材となっています。
階段の両側の壁には、イギリスやインド、日本、フランスなど世界各国から贈られた美しい調度品の数々。見上げると、歴代のハワイの王と王妃の肖像画も飾られていました。
1階は客人のもてなしや公務、2階は王と王妃のプライベートエリア。コアウッドの階段によって公私の空間が区切られていたようです。
王座の間(スローン・ルーム)


階段の右にある扉を入ると、映画のセットのような広い部屋になっていました。イオラニ宮殿で最も華やかな部屋で、カラカウア王や王族の人々は、ゲストを招いて生演奏やダンスパーティーを夜中まで楽しんだそうです。
壁には世界各国から贈られた勲章が飾られ、天井からは豪華な6つのシャンデリア(当時の物)が優しい光を灯しています。

カラカウア王とカピオラニ王妃のために作られた王座。ゲストの前で座ることはなく、多くの人と交流をもつことに専念したそうです。

繁栄の象徴にも見える王座の間は、実は王家にとって暗い歴史の場でもあります。カラカウア王の後を継いだ妹のリリウオカラニ女王が裁判で有罪を宣告されたのもこの部屋です。
1893年ハワイ王国崩壊後、カラカウア王朝も滅びました。さらに2年後、王政支持派のクーデターが起き、その首謀者と疑われたリリウオカラニ女王は逮捕されてしまいました。事実は女王本人の謀反ではありませんでしたが、血を流す戦いを避ける為、女王は自ら逮捕され、かつて栄華を極めた王座の間で裁判を受け、反乱に加担した罪で5年間の重労働と5000ドルの罰金が課せられ、宮殿内2階に幽閉されました。
アロハプログラムより
青の間(ブルー ルーム)

王座の間を出た向かい側、大階段の左側は青の間(ブルー ルーム)。小規模なレセプション、王との謁見、食事前のティータイムに使われた部屋です。入った瞬間に目に飛び込んでくる鮮烈な青が超クール。
金色に輝く額に飾られたカラカウア王とリリウオカラニ女王の肖像画、リリウオカラニ女王が愛用したローズウッドのピアノが見どころ。歴史を知っていると、少し寂しい気持ちになるかもしれません。
正餐の間(ステート・ダイニング・ルーム)

青の間のとなりにあるのは正餐(せいさん)の間。世界から招待したゲストと食事を共にした部屋で、青の間と繋がっています。
クールな青の間とは対照的で、カーテンやローズウッドの調度品は赤や茶色。7つの大きな窓から入る光と調和して、温もりを感じる部屋です。
ここで出される食事は地下の厨房で調理され、エレベーターで運ばれていました。

客人を大切にしていたのが分かる食器の数々。コミュニケーション能力に長けていた王だからこそ、ホワイトハウスよりも早く電球を完備できたのかもしれません。
イオラニ宮殿2階(プライベートエリア)
2階にはエレベーターで移動します。コアウッド製の大きな階段は、特別な日しか利用できません。
女王の寝室(クイーンズ・ベッドルーム)

カピオラニ女王の寝室。情熱的な赤がまぶしい。
1つ1つの調度品は丸みがあり、激しい赤とかわいさのバランスが絶妙です。

ベッドと枕のカバーにハワイ語で「KULIA I KA NU’U」と描かれています。日本語に直訳すると「頂上に立つまで努力する」。
「継続は力なり」「初志貫徹」といったカピオラニ女王の志が刻まれています。
当時のハイセンスな家具や装飾品で彩られたクイーンズ・ベッドルームですが、ハワイ王朝崩壊後、カラカウア王の寝室とともに多くの品がオークションに出されました。今も回収中で、世界中に散らばっているそうです。
カラカウア王の寝室(キングス・ベッドルーム)

カラカウア王の寝室。カピオラニ女王の赤と対照的に落ち着いた青。
世界を周ったカラカウア王の寝室には、アメリカやハワイはもちろん、アジアやヨーロッパで集めた家具が置かれています。
多国籍な部屋にも関わらず調和が取れているのは、カラカウア王の磨かれたセンスのたまもの。

ベッドに掛かったキルトはレプリカ。オリジナルは経年劣化してしまい、ほぼ完璧に再現されたものが展示されています。
王の執務室(キングス・ライブラリー)

カラカウア王は、この執務室で多くの時間を過ごしたそう。世界に強い興味を持っていた王は、ハワイ語はもちろん、英語やフランス語も堪能だったとか。
壁には、交流のあったイギリス首相の肖像画や、世界を周った時の写真が飾られていました。外交で訪日した時の写真も残っています。

当時は大変珍しかった電話。展示されているのはレプリカですが、ホノルル最古の電話の形を見ることができます。
スマホを片手にこの電話を見ると、たった140年で人間ってすごいものを発明するんだなぁと感心させられます。カラカウア王は「世界の新しいもの」に強い関心を持っていたことが見て分かりました。

\シャワーもありましたよ/
シャワーもありました。当時、お湯と水が出るシャワーは珍しかったそうです。さらに、宮殿内にはハワイで初となる水洗トイレも設置されました。
黄金の音楽室(ミュージック・ルーム)

黄金の間と呼ばれる音楽室。王室の人達が作曲や演奏を楽しんだ部屋です。
ハワイで真っ先に思い浮かぶあの曲はここで生まれました。

アロハ・オエ(ALOHA OE)
ハワイの代表曲「アロハ・オエ」を作ったのはリリウオカラニ女王。音楽室の中央にあるソファーには、アロハ・オエの楽譜が飾られています。のんびりと穏やかな曲調ですが、実は愛する人との切ない別れの歌です。
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幽閉の部屋(インプリズンメント・ルーム)

リリウオカラニ女王が8か月間幽閉されていた部屋。大きな窓がありますが、すべて下半分がくもりガラスになっていて、外を眺めることはできません。
外から宮殿の正面を見ると、窓の下半分が隠されているのがよく分かります。

2階の一画だけ窓の下半分が白い。
イオラニ宮殿の外観を正面から見る時は、目隠しされた窓にも注目してみてください。
リリウオカラニは、女性の同伴者1人を除いて、訪問者と会うことを許されませんでした。外部との接触によって、また反乱が勃発するのを警戒していたのでしょう。
幽閉されている時に、リリウオカラニ女王が作ったキルト。

自身のドレスやアクセサリーもこのキルトの一部になっています。
キルトの見どころは中央のブロック。
女王が生まれた日、王位を継承した日、幽閉された日が刺繍されています。
華やかさばかりが目に入るイオラニ宮殿で、この部屋だけは物悲しい雰囲気が残っていました。
霊感のある人がこの部屋で何かを感じるのは有名な話。悪いものではないそうです。
イオラニ宮殿の1階と2階の見学は以上です。ハワイ王朝末期の栄光と崩壊を見守ってきたイオラニ宮殿。ここでは紹介していないものがまだまだたくさんあります。
続いて地下ギャラリーへ。
地下ギャラリー
地下ギャラリーは、当時のキッチンや食器類、勲章や宝物、宮殿の修復資料、執事室などを見ることができます。一部のツアーを除いて、ガイドはギャラリーには同行しません。
裏口から宮殿を出て階段を下りると、地下ギャラリーに続く小さな階段があります。

ギャラリーの入口に立つ厳格な警備員は、胸に貼ったシールを見るなり、即座に扉を開けてくれました。

中にはハワイ王朝時代の勲章や宝石の数々が展示されていました。

当時使われていた食器や家具も展示されていて、イメージを膨らますのが楽しい。宮殿修復の様子やハワイの歴史を眺めるのもおもしろかったです。
地下ギャラリーには小さな売店があり、おみやげを購入することができます。
イオラニ宮殿の禁止行為

宮殿保護のため、下記の行為は禁止されています。
- 展示品には触る
- 展示品に荷物を当てる
※荷物は体の前で持つ - ビデオ撮影・拡大レンズの使用
- フラッシュ撮影
- 三脚・一脚・自撮り棒の使用
- 大きなカバンや荷物の持ち込み
- 水着・ビーチウェアでの入場
- 差別的な表現がプリントされた衣類の着用
5歳未満のお子様連れの場合、抱っこ紐を使って大人が体の前で抱っこするか、イオラニ宮殿が用意する無料のベビーカー(台数制限あり)を使用します。自分のベビーカーは持ち込めません。
ドレスコード
特にドレスコードは設定されていませんが、神聖な場所を尊重した服装でなければいけません。
- シャツと靴を着用(水着や裸足は禁止)
- シューズカバーの着用(カバーは宮殿が提供)
- 冒涜的、反道徳的な言葉がプリントされた服装は禁止
アクセス
ザ・バス
ワイキキからは、2番(10~15分おき)か13番(約15分おき)のバスが便利。2番は運行本数も多いです。ワイキキのクヒオ通りのバス停から乗車すれば、乗り換えなしで行けます。
所要時間:約30分
ザ・バスは専用アプリの Da Bus と Google Map でチェックするのが簡単で確実。ザ・バスでの移動が多いなら、HOLOカードも作っておきましょう。
レンタカー
駐車料金:1時間2ドル 最大4時間
ツアーに参加するなら、2時間以上にしておきましょう。時間超過のまま駐車していると、レッカーの対象になります。
駐車場(有料)は敷地内にありますが、正面からは入れません、横を走るリケリケ・ストリート<Likelike St>にある門から入ります。
※駐車場について
駐車料金の支払方法が、パーキングメーターから支払機に変わりました。イオラニ宮殿敷地内の駐車スペースに「PAY AT STATION」と書かれた案内板が立っているので、矢印の方に歩いて行くと支払機があります。
利用できるのは、クレジットカード、ドル紙幣、25セントコイン。発券された駐車券を車のダッシュボードに見えるように置いておきます。
トロリー
- JTB HiBus(ハイバス)
ダウンタウンルート(約60分間隔)
カメハメハ大王像またはハワイ州庁舎下車
ベルトラで購入可 - HIS LeaLeaトロリー
マラマライン(約130分間隔)
カメハメハ大王像またはハワイ州庁舎下車 - ワイキキトロリー
レッドライン (60分間隔)
カメハメハ大王像/イオラニ宮殿下車
楽天トラベル観光体験でも購入可
その他
- Uber
目安:ワイキキから片道$20前後
Uber ホノルル - タクシー
目安:ワイキキから片道$20~$25
カメハメハ大王像
イオラニ宮殿見学のあとは、すぐ目の前にあるカメハメハ大王像に挨拶にいきました。場所は道路を1本挟んだ向かい側です。
イオラニ宮殿の正面玄関から大通り(サウス・キング・ストリート)に出ると、目の前にカメハメハ大王像が見えます。
大きな道路なのに、横断歩道に信号がありません。少し待っていれば渡れるタイミングが必ずくるので焦りは禁物。横断歩道以外の場所で横断すると反則金をとられます。

大王像の後ろにあるのは、「アリイオラニ・ハレ」という建物。カメハメハ5世の時代に宮殿として着工されたものの、完成前に他界してしまいます。後に、カラカウア王がイオラニ宮殿を建てたので、1度も宮殿としては使われませんでした。
1階はハワイの法律・裁判の歴史を見られる司法歴史センター、2階は最高裁判所。1階は簡単なセキュリティーチェックとボディチェックを受ければ、無料で見学することができます。
アメリカドラマの『ハワイ・ファイブ・オー』の本部に使われた場所です。
自宅からでも宮殿内は見れる
自宅でも宮殿内を見て回ることができます。
ただの宮殿画像ではなく、3Dバーチャルで実際に歩いて見学している気分。スケジュールが合わなくてツアーに参加できない人や、気になるスポットを予習しておくのにも使えます。ツアーでさえ近づけない場所に踏み込んだり、調度品に近づいてみたりするのも楽しいです。
check!イオラニ宮殿3Dバーチャル ウォークスルー
僕は、ツアーの後に思い出しながら見て楽しんでいます。

オアフ島の異質な空間を楽しんできてください!
いそぽん(@isopon11)でした。
マハロ♪
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