アロ~ハ!いそぽんです。
今回はルックJTB「2階建てバスで行く!歴史探訪」の感想と体験記を紹介します。
でも実は、このツアーは終了してしまい、現在は催行されていません。
「2階建てバスで行く!歴史探訪」は、ハワイ王国8人の王にゆかりのあるスポットを、2階建てバスから見学するツアーです。
1時間弱で手軽にワイキキ周辺の雰囲気を感じられるおもしろい内容でしたが、リピーターが多いハワイだと需要は多くなかったかもしれません。歴史探訪というのもちょっと堅い気もしますし。
終了になった本当の理由は分かりませんが、思い出として記事は残してあります。
「2階建てバスで行く!歴史探訪」はハワイ初心者におすすめ
「2階建てバスで行く!歴史探訪」は、バスから降りずに有名どころを車窓観光します。
初ハワイの人や、ワイキキ周辺の街並みを見たことがない人向きですが、いそぽん家のように5回目のハワイでも2階から見える景色は新鮮で、座席でボーっとハワイの風を感じるだけでも楽しめました。
「2階建てバスで行く!歴史探訪」の体験記
バスはオリオリステーション・アラモアナから出発。当時の出発時間は10:00、11:00、12:00、13:00、14:00、15:00。後に12:00から16:00まで5本に変更。
日本からハワイ行きの22:00くらいの便に乗って、入国審査やらなんやらしてアラモアナに着くと11:00過ぎです。12:00からに変更になったのは、ハワイ初日に利用する人が多いからかなと思います。
2階建てバスの醍醐味は2階。このときはみんな2階に乗っていました。
走行中に肌にあたる風がなんとも気持ちいい。
日本語を話すガイドさんが各ポイントで歴史の話をしてくれたり、ちょっとした豆知識やジョークで車内を盛り上げてくれました。
走行コース
オリオリステーション・アラモアナを出発後の主要な見どころ
終着はスタート地点と同じアラモアナセンターです。この1時間弱は、1度もバスを降りることはありません。
ハワイにお城?「マキキ教会」
ピイコイ・ストリートというかわいい名前の道路を走っていると、変わった屋根をした家が見えてきました。
実は奥にある建物が重なっていただけ。ただのお城でした。
いやいや。ハワイの街にお城?
実はこのお城、マキキ教会という教会でした。
高知県出身の日本人牧師の奥村多喜衛(おくむらたきえ)さんが1904年に建てたそうです。ハワイに住む日本人にキリスト教を布教するため、故郷の高知城を参考にしたのだとか。
テレビ番組の「モヤモヤさまぁ~ず2狩野アナ卒業SPinハワイ2016」で、狩野アナがさまぁ~ずと番組に向けて「センキュー」を披露したのがこのマキキ教会です。
続けてピイコイ・ストリートを抜けてサウス・べレターニアストリートを走ります。
ハワイ州庁舎
ホノルルミュージアムの横を通り過ぎたあたりで、ガイドさんから突然のクイズ。
「ハワイで無料で宿泊できる施設はどこでしょう?」
もうツアーが終了しているのでネタバレしてしまうと、このあとホノルル警察を通り過ぎました。
ハワイ州庁舎の前を通過。
ここは建物のつくりがとてもおもしろい。日本では目にしないオープンな様式。ずっと気になっているものの、いそぽん家はまだ行ったことがありません。
ハワイ州庁舎は自由に出入りでき、建物内の造りも大変興味深いそうです。屋上に上がって景色を見ることもできるのだとか。
参考サイト
HAPPY ALOHA「ハワイ州庁舎の観光ガイド」
ハワイ州庁舎の裏には観光名所のイオラニ宮殿、リリウオカラニ女王像があります。セットで観光したいですね。
ワシントン・プレイス
ハワイ州庁舎のすぐ近くにあるワシントン・プレイスという建物。
建てられたのは1847年。ハワイ王朝最後の女王「リリウオカラニ」がクーデターで失脚した後、この邸宅で余生を過ごしました。
一時期はハワイ州知事公舎として使われていましたが、現在はリリウオカラニ女王の博物館になっています。
セントアンドリュース大聖堂
ワシントン・プレイスの隣りには、セントアンドリュース大聖堂。
ハワイ挙式で人気の教会です。
降りて中に入れないのがこのツアーのもどかしいところ。行ってみたい場所がどんどん増えて、先の楽しみが膨らんで仕方ありません。
歴史的な建造物が並ぶサウス・べレターニアストリートを右折して、パンチボウルに続くクイーン・エマ・ストリートに入ります。
セントラル・ミドル・スクール
デザインがおもしろかったので撮っただけ。現在は「プリンセス・ルース・ケエエリコラニ・ミドル・スクール」に改名されています。
プオワイナ・ドライブから見えるダイヤモンドヘッド
プオワイナ・ドライブという道に入ると、遠くにダイヤモンドヘッドが見えました。
パンチボウルは火山のクレーターの跡地にあり、クレーター沿いを走る道路に繋がる道がプオワイナ・ドライブです。
パンチボウル国立太平洋記念墓地
パンチボウル国立太平洋記念墓地。
大きな式典の準備中でした。
パンチボウル国立太平洋記念墓地は、パンチボウルという死火山のクレーターにある国立の墓地。第二次世界大戦や朝鮮戦争、ベトナム戦争などで戦死したアメリカ人兵士約5万人が眠る地です。1949年に創設されました。
日本人が想像するお墓とはかなり様子が違います。
墓石は埋まっています。広くて緑が鮮やかな公園のよう。神聖な地でもあり、憩いの場でもあり、怖さを感じない静かな場所。鳥たりもたくさん集まっていました。
今でこそ戦没者を祀る美しい場所ですが、生贄を捧げる場所として使われていた時代もあるそうです。プオワイナは古来のハワイ語で「いけにえの丘」という意味なのだとか…。現代に感謝。
パンチボウル国立太平洋記念墓地には、ハワイ出身の日系人初の宇宙飛行士エリソン・ショージ・オニヅカ大佐のお墓もあります。
悲しいことに、1986年のスペースシャトル「チャレンジャー」号の事故で亡くなられました。オニヅカ氏のお墓にはいつも花が供えられています。
ハワイ島のマウナケアの麓にはオニヅカ・ビジター・センターもあります。
イオラニ宮殿
パンチボウルを出て向かった先はダウンタウン。ダウンタウンの有名な観光名所といえばイオラニ宮殿。
宮殿内に入るには予約がいりますが、敷地は開園時間内なら自由に入れます。オリオリダウンタウンルートで目の前まで来れますよ。
カメハメハ大王像
イオラニ宮殿と道路を挟んで向かい側にあるカメハメハ大王像。
今まで何回訪れたか分からない場所。
ハワイの重要文化財「カワイアハオ教会」
カワイアハオ教会は1842年創建。ハワイ挙式で人気です。
ハワイ王朝の戴冠式や結婚式が行われた教会で、伝統も格式も高い由緒正しい教会です。
街の景色も楽しい
街を走っている時、セグウェイツアーの団体に遭遇しました。
日本ではツアーでも公道をセグウェイで走ることは禁止されていますが、ハワイではツアーに参加すれば公道を走ることができます。海岸線を走るツアーもあって楽しいですよ。
少し高い場所から見る街の景色も格別。ハワイの雰囲気を普通とは別の角度で感じることができました。
ルックJTB「2階建てバスで行く!歴史探訪」のまとめ
何回も参加するツアーではないですが、一般的なツアーやレンタカーでは感じられないハワイの風を感じられたのは良かったです。
車窓見学だけということもあり、参加する前の期待値はそれほど高くなかったです。でも、参加してみたら、思ったより楽しかった。夫婦2人とも同じ意見でした。
歴史的に重要なスポットを外観だけでも見れたのは良かったし、風が気持ち良かったです。また別の場所で復活したら、風を感じに乗りたいと思います。
いそぽん(@isopon11)でした。
マハロ♪
ツアー体験日:2016年11月4日
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