【旅行記】IOG TOURオアフ島1日周遊ツアーの魅力

アロ～ハ！いそぽんです。

今回紹介するIOG TOUR オアフ島1日周遊ツアーは、数あるオアフ観光ツアーの中でも人気が高く、予約が埋まることも多いツアーです。

僕がツアーの予約をするとき、必ずチェックすることが2つあります。

• ツアーで訪れる場所
• ガイドさんのタイプ

好奇心をそそるスポットがあるか。
IOG TOURで訪れる場所は、いい意味でベタなスポット。日本人に人気があるオアフで押さえておきたいスポットが中心です。

ガイドさんのタイプはめちゃくちゃ重要。貴重なハワイの時間を預けることになるので。
IOG TOURのガイドさんは、優しいし気はきくし、ガイドが丁寧。ハワイの知識が豊富な日本人でガイドが上手い。日本人より日本の歴史に詳しい外国人タレントのような人。ハワイの歴史や文化に詳しいガイドさんのお話は、実に興味深くておもしろいです。

IOG TOURはハワイリピーターも楽しめますが、特に初ハワイの人におすすめします。

オアフ島1日周遊ツアーで訪れるスポット

IOG TOUR ─ ガイドの人柄と豊富な知識で満足度が高い ─

ツアーの催行会社はIOG TOUR。代表は日本人の坂井 勉さん（通称Ben）。仕事で日本からアメリカ本土に転勤し、後にハワイに移住して起ち上げた会社です。そのため、日本人が喜ぶようなサービスを熟知しています。

もともとはBenさんガイド確定のツアーでしたが、現在は京子さん（奥さま？）もガイドに加わりました。VELTRAの口コミによると、Benさんに負けず劣らずの高評価。どちらになってもハズレない安心感。

別のツアー会社で、過去に1度だけまあまあハズレなガイドさんに当たったことがあります。行った場所は楽しかったのに満足度は半減。それくらいガイドさんの質は重要。

そして、このツアーは早めに予約しないと参加できないかもしれません。2023年にリピートで予約しようとしたら満席でした。正確には1人分なら空きがあったので、1人での参加なら予約は取りやすいと思います。2人以上なら1か月前には予約しておくとベスト。ハイシーズンは1か月前でも予約できないかも。

IOG TOUR オアフ島1日周遊観光レビュー

この日のツアー参加者は総勢5名。手配してくれたのは14名まで乗れるベンツのバン。Benさんのベンツのバンです。贅沢なドライブでした。

天井が高くて窮屈感なし。揺れが少なく快適な乗り心地。座席はゆったりしていて長時間の車移動でも疲れません。冷房が効くのも早く、汗だくで戻ってきてもスッと落ち着きます。

このツアーバンは映像モニター搭載車。ハワイの島内観光ツアーでは珍しいタイプです。モニターには、昔のワイキキの風景や文化、ハワイに生息する鳥、グルメが映し出され、Benさんがお話をしてくれました。

映像以外にも、ドライブ中に見える歴史のある建物や植物の紹介もしてくれます。車中も車外も楽しめるように工夫されていて、ハワイリピーターのいそぽん家でも楽しめました。

タンタラスの丘展望台

─ Tantalus ─

細くクネクネとした山道を走り、天空の丘とも呼ばれるタンタラス＜Tantalus＞の丘へ。頂上にあるプウ・ウアラカア州立公園の展望台が最初の下車スポットです。ワイキキ、ダイヤモンドヘッド、真珠湾、ダウンタウンまで一望できる人気の観光スポット。ここから見るダイヤモンドヘッドは格別。火山の噴火口だったことがよく分かります。

ガイドさんが「写真を撮りましょうか」と声を掛けてくれます。それでも参加者が多いときは、こちらから積極的にお願いしていきましょう。快く引き受けてくれますよ。映えスポットやポーズのアイデアも教えてくれました。

モアナルア・ガーデン

─ Moanalua Gardens ─

タンタラスの丘展望台から車で約30分。ダニエル・K・イノウエ国際空港の近くにあるモアナルア・ガーデンに到着。ローカルにとっては憩いの場。日本人にとっては日立の樹がある観光スポットです。

「この～木なんの木、気になる木～♪」
気になる木の正体はモンキーポッド（アメリカネムノキ）です。

広いモアナルア・ガーデンをツアーの滞在時間で制覇することはできません。ここで押さえておきたいのは、「日立の樹で記念撮影」「カメハメハ5世の別荘跡」「おみやげチェック」の3つ。場合によっては、4つめにトイレ。

モアナルア・ガーデンに行く前に歴代のCMを見ていたら、昔を思い出して胸が熱くなりました。

ヌウアヌ・パリ展望台（モアナルア・ガーデン休園日）

─ Nuʻuanu Pali Lookout ─

モアナルア・ガーデンが休園のときは、代わりにヌウアヌ・パリ展望台に行きます。個人的にはレギュラーコースに入れてほしい魅力的な場所。ここはハワイの歴史で重要な「絶壁」です。

ヌウアヌ・パリは、カメハメハ大王がハワイ全島を制覇した最後の決戦地でした。その戦いでは、カメハメハ大王軍の敵であるオアフ島軍の兵士が何百人もこの絶壁から落ちていったそうです。そんな歴史からか、感受性の強い人にとっては心霊スポットにもなっています。
詳しい歴史はALOHA PROGRAMをご覧ください。

ヌウアヌ・パリ展望台には歴史以外にも魅力があります。それはオアフ島随一といわれる絶景。目前には森林が広がり、遠くにはカネオヘ湾。このあたりは厚い雲がかかることが多く、明るさと物悲しさが入り混じった不思議な感覚に陥ります。それが何とも表現しにくい良さなんです。

そして強烈に突き上げる強風もヌウアヌ・パリ展望台の名物。帽子が飛ぶのなんて序の口で、サングラスを飛ばされた人もいるそう。のどかな景色と自然環境のギャップがおもしろい。すごく印象に残ります。

もしモアナルア・ガーデンがお休みでも悔しがることはありません。ヌウアヌ・パリに行くツアーはかなり減っていて、日本人向けだと無いに等しいくらい。いい記念になるはずです。

ドール・プランテーション

─ Dole Plantation ─

モアナルア・ガーデンから北に向かって約30分。オアフ島中央部から少し北に位置するドール・プランテーション。日本でもおなじみのパイナップル農園です。
滞在時間は40～50分。この時間だとパイナップル列車や巨大迷路には参加できません。でも、広いおみやげコーナーや庭園、スイーツ、グルメなど見どころ満載です。

ビジターセンターの手前には、植物で描かれた「DOLE」の文字。気づかずに建物に入ってしまう人が多い写真スポットです。ガイドさんにカメラを渡して記念撮影を。

ドール・プランテーションの名物スイーツはドールホイップというソフトクリーム。これはぜひ食べてほしい。パイナップルのほのかな酸味と甘みがきいていて美味しい！
ドールホイップには、カットパイナップルのトッピング付きもありますが、あれはパイナップルの酸味が強かった。トッピングなしの方が好きです。

ドールホイップはツアーに含まれていません。現金の手持ちがあれば、食べたい人の分だけガイドさんがまとめて買ってきてくれます。よく行列ができるのでお任せしましょう。

ちなみに、ドールで毎回行くのはトイレ。広くて綺麗ですよ。

ハレイワタウンで自由行動

─ Haleiwa ─

オールドハワイの雰囲気を残すハレイワタウン。グルメ、ファッション、雑貨の店がたくさん。ブラブラするだけでもおもしろい街です。

特に有名なのは、マツモトシェイブアイス、クアアイナ1号店、ハッピーハレイワ本店、スヌーピーサーフショップ。土日なら、フリフリチキンで有名なレイズ・キアウェ・ブロイルド・チキンもおすすめ。
（飲食はほどほどに。このあとガーリックシュリンプを食べます）

滞在時間は約1時間。ハレイワでは一瞬に等しい時間。ハレイワタウンマップをもらえますが、当日迷っていては時間がもったいない！あらかじめ行きたい場所を決めておきましょう。

有名店の場所

昼食はビッグウェーブシュリンプのガーリックシュリンプ

─ Big Wave Shrimp ─

ランチはハワイのB級グルメ代表ガーリックシュリンプ。ツアー料金に含まれています。エビ以外のメニューに変更することも可能です。

IOG TOURが選んだ店は、ハレイワタウン南端にある『ビッグウェーブシュリンプ』＜Big Wave Shrimp＞。知名度でいえばジョバンニが圧倒的。でも、現地在住の日本人はこちらの方が好きという人が多い。知名度よりも思い出を選ぶのがBenさんです。

殻は柔らかくて剥かなくても食べられます。ガーリックが効いたパンチのある味。ハワイの思い出になるガーリックシュリンプをお楽しみに。

ハワイ出雲大社

─ Izumo Taisha Hawaii ─

オアフ島北部から一気に南下してダウンタウンへ。TV番組「モヤモヤさま～ず」で一躍有名になったハワイの出雲大社を参拝します。島根県にある出雲大社の正式な分院で、ハワイの日系移民によって建立されました。縁結びや厄除けにご利益があると言われています。

見どころは、レイをかけたハワイらしい狛犬。まるで日本にいるかのような本殿。そして、ハワイ出雲大社でしか買えないハワイアンなお守りと御朱印（御朱印帳も買える）です。

参拝方法

参拝は日本式で。出雲大社は2拍手ではなく4拍手です。

1. 鳥居の手前で1礼
2. 手水舎(てみずや/ちょうずや)で手と口を洗う
3. お賽銭を入れる（お賽銭はドルで）
4. 鈴を鳴らす
5. 2礼 4拍手 1礼
6. 鳥居を出て神様に向かって1礼

お守りや御朱印は、本殿横の駐車場沿いにある社務所にて。御札や破魔矢などもあります。ハワイらしいお守りと交通安全のステッカーを拝受しました。御朱印は時間がかかる場合があるので、お守り選びの前にお願いしておくと効率的です。

カメハメハ大王像

─ King Kamehameha Statue ─

ハワイ出雲大社から車で約5分。ハワイに行くなら1度は挨拶しておきたい『カメハメハ大王像』です。この像のいわれはガイドさんのお話で。

マカプウ展望台

─ Makapuʻu Lookout ─

オアフ島東海岸の景勝地マカプウ展望台＜Makapuʻu Lookout＞。ドライブの立ち寄りスポットとしても人気があります。

切り立った崖、青い海と白い波。ザ・ハワイを象徴する景色が広がります。

海に目を向けると、モコッとした島が見えました。そこは、『マナナ島＜Manana Island＞』、別称ラビット・アイランド。

「うさぎ島？」
そう呼ばれる理由は、ウサギが頭を出して泳いでいるみたいとか、昔この島で大量のウサギを飼育していたからとか。実際に昔は飼育されていたそうですが、現在は鳥の保護区になっています。

ラビット・アイランドの手前の平べったい島は『カオヒカイプ島＜Kaohikaipu Island＞』、別称タートルアイランド。ウミガメが甲羅干しに訪れる島です。うさぎとカメですね。

海に背を向けると、火山岩と思われる岩がゴロゴロ転がっていて、ハワイだなぁと実感します。

ハロナ潮吹き岩

─ Halona Blowhole ─

最後の下車スポットはハロナ潮吹き岩、ハロナブローホール＜Halona Blowhole＞。海岸線は溶岩でできた岩場で、自然に開いた穴がいくつもあります。穴の下に海水が勢いよく流れ込むと、まるでクジラの潮吹きのように海水が飛び出します。

でも、潮が上がるかどうかは潮位と波の高さ次第。つまり運。最高のコンディションだと、高さ10mほどまで潮が吹き上がり、大歓声が沸き起こります。

何も起こらず沈黙の時間が流れたら、遙かなる水平線や、ハナウマ湾からサンディビーチまで続く海外線を眺めています。黒い岩と砂浜のコントラストがとても綺麗なんです。晴れていると遠くにモロカイ島が見えることもありますよ。

IOG TOUR オアフ島1日周遊ツアーまとめ

1日でこれだけ周れるのは、道を熟知したツアーだからこそ。一方で、1か所の滞在時間が短くなるのは島内観光ツアーのデメリットです。

初ハワイでは、いろいろな場所でハワイを見て感じる方が思い出になると思います。いそぽん家も初ハワイでオアフ島とハワイ島でそれぞれ参加した島内観光ツアーをきっかけに、ハワイリピーターになりました。今でも島内観光ツアーに参加するくらい楽しいです。だって、観光に集中できるから！

IOG TOURは日本人向けのサービスをよく考えてくれているのが魅力です。

準備・もちもの

• 現金
  ドールホイップのまとめ買い用
  クレジットカードが使えない店用
• 日焼け対策
  ハワイは少しの時間でも日焼けする
• スマホまたはカメラ
• エコバッグ
• 車の酔い止め

※チップはツアー代金に含まれています

タンタラスの丘展望台までの道はカーブが多く、乗り物酔いしやすい人は酔い止めを用意しておくと安心。乗り物酔いしやすい僕は、酔い止めバンドと水なしで早く効く酔い止めを携帯しています。

↓これ忘れると不安↓

いそぽん(@isopon11)でした。
マハロ♪