【マイタイ・カタマラン号】ハワイのサンセットクルーズ体験記 海を走るオープンバー

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ハワイのマイタイ・カタマラン号

アロ~ハ!いそぽんです。

シェラトン・ワイキキからビーチに出ると、双胴船が停泊しているのをよく見かけます。船体に『MAITA’I』と書かれているのがマイタイ・カタマラン号〈MAITA’I CATAMARAN〉。
マイタイとはタヒチの方言で「最高」や「優秀」を表す言葉、カタマランは「双胴船」の意味です。まさにハワイで最高の思い出を作る船。

今回は、マイタイ・カタマラン号でサンセットを見るツアーに参加しました。

ハワイの夕陽

マイタイ・カタマランから見た夕陽。雲が多く幻想的な風景になっている

日本で見る夕陽も綺麗ですが、ハワイで見る夕陽はまた格別。朝方に雨が降ることが多いハワイでは、空気中の塵が少ないとか、空気中の水分が多いとか科学的な理由もありますが、ハワイの気候、雰囲気、ヤシの木やビーチの風景が夕陽を引き立てている気がします。

海の上は視界を遮るものがなく、空気は澄み、遠くの方にヨットが見えます。安定性が高い双胴船とはいえ、海の上というドキドキ感もスパイスになっているのかもしれません。

マイタイ・カタマラン号サンセットクルーズ体験記

今回参加したのはサンセットクルーズですが、マイタイ・カタマラン号は午前出発、午後出発の便もあります。明るい時間のクルーズでは、ウミガメ、トビウオ、イルカ、そして季節と運が良ければクジラに出会うこともあるそうです。

私たちが参加したサンセットクルーズは、空が青いときに出発し、夕焼けを眺めながら夜へ移り変わる時間を海の上で過ごします。所要時間は約120分で乗船時間は約90分。アルコールやソフトドリンクは追加料金なしで飲み放題。まるで海を走るオープンバー。ワイキキの夜景を見ながらビーチに戻るクルーズです。

ビーチに停泊しているマイタイ・カタマラン号

まずは受付でバウチャーを提示します。マイタイ・カタマランのクルーズは基本的に予約制ですが、空きがあれば当日予約もできます。ただし、サンセットクルーズは数日前から満席になっていることも多いので、1週間前には予約しておく方がいいかもしれません。

マイタイ・カタマラン号の受付
マイタイ・カタマラン受付。シャカサインを出しながら素敵な笑顔で迎えてくれる女性スタッフ

アロハフライデー(金曜日)は、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジから上がる花火を船上で見ることもできます。

サンセット・マイタイ・セイル
営業時間金曜以外の出発時間
17:00(10月~2月)
17:30(3月~9月)
営業時間金曜日の出発時間
19:00(1月~2月)
19:30(3月~12月)
定休日なし
住所Googleマップ
入場料$80(13歳~)
$41(4~12歳)
$1(3歳以下)
トイレあり
滞在時間乗船時間90分
URL https://www.maitaicatamaran.net/
備考集合時間:出発時間の30分前
※営業時間や定休日等は、訪問前に公式ホームページで最新情報をチェックしてください

受付を済ませて16:30に集合場所に到着すると、すでに10組くらい並んでいました。席は決まっていないので、先着順に好きなところに座ります。

ちょうどその頃、15時に出発したマイタイ・カタマラン号が多くの観光客を乗せて戻ってきました。

大勢の客を乗せているマイタイ・カタマラン号

いまから乗りこむカタマランをじっと眺める。

出航間近のマイタイ・カタマラン号。客はまだ乗っていない

船への乗降は短いハシゴを使います。ひざ下まで波に浸かるので、濡れてもいい靴と服装で行きましょう。ビーチサンダルと水着着用がおすすめです。
たまに大きめの波が来ることもあり、お尻まで濡れることもあります。出航前からズボンを濡らしていた人もいました。

僕です

ビーチからマイタイ・カタマラン号に乗るハシゴ。足は波に浸かっている。

ハンモックがある方が船の先頭。波しぶきを浴びながら楽しみたいならぜひ先頭へ。

マイタイ・カタマラン号の先頭のハンモックで記念写真を撮っているカップル

床には滑り止め加工が施されていて、乗船後は裸足になります。ビーチサンダルを入れる袋があると便利かも。
座席の背もたれは収納になっています。便利ですが、貴重品は絶対に入れてはいけません。

マイタイ・カタマラン号の座席は荷物を入れられるようになっている

船の長さは約15メートル。定員は49人。
サンセットセイルは特に人気があり、すべての座席が埋まっていました。日本人は2割くらいでしょうか。アウェー感はあるものの、いろいろな国の人が乗っているのがこのアクティビティのおもしろいところです。

満員のマイタイ・カタマラン号

船を操縦する人。厳しそうな表情をしていますが、マイタイ・カタマラン号のクルーは愉快で優しい人ばかり。乗船時間は90分。限られた空間で目一杯楽しめるよう盛り上げてくれます。

マイタイ・カタマラン号を操縦する人

イメージしていたのは雲一つない空と海を黄金色に染める夕陽。でも当日は雲が多く、イメージとはかけ離れた空模様。サンセットへの期待は薄れ、クルージングだけ楽しもうと気持ちを切り替えたのですが、悲観することはありませんでした。雲の隙間から漏れる琥珀色の光が海面を一筋に照らし、きれいな光の道ができました。夕陽に照らされた黒い雲はミステリアスな雰囲気で、何となくいい感じです。

マイタイ・カタマラン号出航直後

出航後も船内は自由に移動できます。進行方向の左側に場所を移してダイヤモンドヘッドを見てみると、夜の訪れを微塵も感じさせない明るさのままでした。ワイキキからは見ることができないダイヤモンドヘッドの横顔は記念の1枚です。

マイタイ・カタマラン号から見るダイヤモンドヘッド
マイタイ・カタマラン号から見えるワイキキの景色。まだ明るく昼のよう。

沖に出ると波が強くなり、船が上下に揺れ始めました。すぐさま船酔いの兆候を感じ着席。船の先頭は酔いやすいです。大人しく遠くを眺めていたら、すでに1時間経っていました。

18:06の夕陽。
厚い雲のおかげで絵画のような夕焼けを見ることができました。境界まで分かる明暗と雲のグラデーションがいい感じ。雲が多いのはアンラッキーではありません。

マイタイ・カタマラン号から見える18時06分の夕焼け。

ワイキキに目を向けると、ようやく夜の支度が始まりました。ぽつりぽつりと明かりが増えていきます。

船の上でみんな何をしているのでしょうか。ただ景色を眺めている人、あちこち動き回って写真を撮っている人、会話に夢中な人、サンセットよりマイタイカクテルを楽しむ人…いろいろでした。みんな思い思いの時間を過ごしています。

マイタイ・カタマラン号から見える18時10分のワイキキ。

夕陽の中を進むヨットが絵になる。

夕陽の中を進むヨット

写真はぼやけていますが、実物のワイキキの夜景はとても綺麗でした。夜に海の上からワイキキを眺めるという非日常が刺激的。

18:21のワイキキの様子
18:24のワイキキ。夜の暗さの中にビルの明かりが輝いている

90分のクルージングが終わりに近づくと、マイタイ・カタマラン号がライトアップされました。

バーのようにライトアップされたマイタイ・カタマラン号

こうなると一気に活気づくのが欧米勢。「あなたドラキュラですか?」と疑いたくなるくらいテンションが上がっている人もいました。若さってそういうものなのかもしれません。
そして、サンセットセイルは終了です。

バーのようにライトアップされたマイタイ・カタマラン号

ハワイのアクティビティといえば、シュノーケルのようなマリンスポーツが真っ先に浮かんできますが、船に乗って夕陽とワイキキをのんびり眺める、そんな贅沢な時間を過ごすアクティビティもいいなぁと実感しました。

そういえば、ハンモックの上で男性が女性にプロポーズしていました。見ず知らずの多国籍客から祝福を受けた2人が、今も幸せに過ごしていることを祈っています。

マイタイ・カタマランセイルの料金にはチップが含まれていません。楽しいひとときを過ごせたら、ハシゴの近くにあるチップ入れへ。

マイタイ・カタマランのチップ入れ

参加して気づいたマイタイ・カタマラン号の注意点

夕陽と人の影
  • 夕方からの風が寒い
    夕方から吹く風が冷たいので羽織るものを。ラッシュパーカーのように濡れてもいいものがおすすめ
  • ビーチサンダルと濡れてもいい服で
    船の乗降で足は100%濡れます。出航後は波しぶきがかかることもあります
  • 酔うかもしれない
    穏やかな波の日もありますが、酔いやすい人は酔い止めを
  • 静かな時間ではないです
    欧米人のノリとテンションがすごいです。なぜかハイタッチしまくりました

どれくらい揺れるかというと

船の揺れでひどく手ブレした画像

これくらい揺れました。

トイレはあります。船の中なので快適ではありませんが心強いです。

クルーはすべて英語。会話が必要になることはないので、不便とも感じませんでした。会話したのは一言だけ。「パイナップルジュース、プリーズ」

マイタイ・カタマラン号サンセットクルーズまとめ

マイタイ・カタマラン号の帆とアメリカ国旗

乗船前は不安もありましたが、想像していた以上の楽しさに満足です。美しい夕陽、気さくなクルーに感謝。いちばん驚いたのは、人見知りで英語も話せない僕が、筋肉ムキムキの欧米の人とジェスチャーで会話したりハイタッチしたりと変なテンションになったことでした。

このアクティビティで心配なのは船酔いくらい。そのたった一つの問題さえクリアできれば、マイタイ・カタマラン号を楽しめます。

スター・オブ・ホノルルとマイタイ・カタマランの違い

ハワイで有名なクルーズといえば、『スターオブホノルル』のディナークルーズ。同じくサンセットに合わせて出航するアクティビティで、日本人観光客にとても人気があります。

ディナーやフラショーなどのエンターテインメント性が高いのがスターオブホノルル、船上のホームパーティのようなノリがマイタイ・カタマランです。

スター・オブ ホノルルマイタイ・ カタマラン
費用$109~$227$80
内容豪華客船でのディナーショー。 ポリネシアンダンスなど海の風を全身に浴びる開放感。 ドリンク飲み放題!
日本人多い少ない
乗船時間約2時間約1時間半
ハワイの風デッキに出れば感じる常に全身で感じる
船の揺れほとんどない沖に行くと揺れる
雰囲気大人の会食
ロマンチック
元気・パワー
パーティー

寒くてもハワイの風は気持ちよかった~

いそぽん(@isopon11)でした。
マハロ♪

コメント

コメント一覧 (2件)

  • いそぽんさん!
    はじめまして♡

    突然コメント失礼致します。
    私先月初めて家族でハワイへ行ったのですが、その際、いそぽんさんのブログを熟読させていただきました( *´艸`)
    お蔭様でとても勉強になり、いそぽんさん情報がとっても役に立ちました!
    いつか御礼を…と思っていたので、コメント欄にて末筆ながら、ありがとうございました♡

    私もブログを書いているのですが、そこでいそぽんさんのブログを紹介させていただきました。
    勝手にURL添付させていただいちゃいました…!
    万が一差支えがあればおっしゃって下さい。

    ありがとうございました(^^♪
    これからもハワイのお話、楽しみにしています♬

    • Keikoさん
      初めまして、アロ~ハ♪

      温かいコメント有難うございます!
      いそぽんハワイブログがkeikoさんのハワイ旅行のお役に立てたようで、
      すごく嬉しいです♪
      2回目、3回目と行けるといいですね☆
      行く度にいろいろな発見や経験ができて楽しいですよ~♪

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